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ベーシックイン神(かむ)? (再編集)

「今のやり方では世界は治まらんぞ、道理ぢゃなあ。天にはいくらでも与えるものあるぞ、地にはいくらでも、どうにでもなる、人民に与へるものあるのざぞ、おしみなく、くまなく与えて取らせよ、与へると弥栄へるぞ、弥栄になって元に戻るのざ、国は富んで来るぞ、神徳 満ち満つのぢゃ、この道理判るであらうがな。取り上げたもの何にもならんのぢゃ、ささげられたものだけがまことじゃ、乗るものも只にせよ、田からも家からも税金とるでないぞ、年貢とりたてるでないぞ、何もかも只ぢゃ、日の光見よ、と申してあらうが、黄金きんはいらんと申してあろが、暮しむきのものも只でとらせよ、只で与へる方法あるでないか、働かん者食ふべからずと申す事 理屈ぢゃ、理屈は悪ぢゃ、悪魔ぢゃ、働かん者にもドシドシ与へてとらせよ、与へる方法あるでないか、働かんでも食べさせてやれよ、何もかも与へぱなしぢゃ、其処に神の政治始まるのぢゃぞ、神の経済あるのぢゃ。やって見なされ、人民のそろばんでは木の葉一枚でも割出せないであらうが、この方の申す様にやって見なされ、お上は幸でうもれるのぢゃ、余る程与へて見なされ、お上も余るのぢゃ、此の道理判りたか。仕事させて呉れと申して、人民 喜んで働くぞ、遊ぶ者なくなるぞ、皆々神の子ぢゃ、神の魂うゑつけてあるのぢゃ、長い目で見てやれ、おしみなく与へるうちに人民 元の姿あらはれるぞ。むさぶると悪になって来るのぢゃ、今のさま見て改心結構ぞ、そろばん捨てよ、人民 神とあがめよ、神となるぞ、泥棒と見るキが泥棒つくるのぢゃ」

             『ひふみ神示 第十八巻 ヒカリの巻』第三帖より


神示を読んでいて、とても嬉しい気持ちになったのがこの帖。


帖に「取り上げたもの何にもならんのぢゃ、ささげられたものだけがまことじゃ」とありますが、そうした時代が過去の日本において実際にあったのだそうです。その時代では民はとても豊かになり、しまいには奉げものが多くなりすぎて奉げもの禁止令が出される程だったそうです。


考えまするに、税を取らないという事は治めている者が自給自足している事になります。ご皇室の方々が田植えをされたり、蚕を飼育されたりするのはそんな昔の名残を汲んでいるのかも知れません。


また帖に「暮しむきのものも只でとらせよ、只で与へる方法あるでないか」とありますが、似たような事を述べている帳を紹介します。


「自分が生んだもの、自分から湧き出るものは、いくら他に与へてもなくならんぞ。与へよ、与へよ、与へてなくなるものは自分のものでないと申してあろう。無くなると思ふのは形のみ見てゐるからぢゃ。カラのみ見るからぢゃぞ。本質は無限に拡がるぞ。与へる程よりよく、神から与へられるぞ。井戸の水のようなもんぢゃ。汲めば汲むほどよくなる仕組」

              『ひふみ神示 第二十九巻 秋の巻』第十五帖より


秋の巻で述べている「与へる」とヒカリの巻にある「与へる」ものは違う気がするのですが、秋の巻の与えるものについて私見ですが説明します。

 

因みに、「神」という文字を「ネ」+「申」

まぁ漢字分解といいましょうか、似たようなものが神示関連にもあります。


「八」は開く。

「六」は神と人が開く→ なべぶた+「八」:なべぶたの「一」がひと「一」の上にある点が神


それで私が気づいたのが、「只」という文字。よく「ロハ」と云ったりもしますが新解釈。


口が開く→「口」+「八」 からの 口が開いて(いずる)もの。それは”言葉”です。


秋の巻の帖において、与へるものを”言葉”として読み解くとなる程と合点がいきます。 ※ここでいう”言葉”は他人からの受け売りでなく、自身の体験や深く考察した結果の”己の言葉”を指すようです(以上、”言葉”の補足)


前章でも触れましたが、神示の神様が”言葉”をとても重要視されている事にも通じると思います。



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