皆々様 神の子 (再編集)
「皆々神の子ぢゃ、神の魂うゑつけてあるのぢゃ、長い目で見てやれ」
『ひふみ神示 第十八巻 ヒカリの巻』第三帖より
「これは?」
「日本古来の神道でもそうなんだろうけど『全てのものに神様が宿る』、人で言うと身体の中心、奥の奥に実は神様がいらっしゃるらしい」
「誰でも?」
「そう、それで身体の中心には神様がいて、『ひふみ神示』ではもっと大きな存在として大神様がいる」
「大神様?」
「大神様は天の大神・元津神・スの神様と呼ばれていて、全ての世界・全てのものをお生みになられたのだそうだ」
「神様もお生みに?」
「そう」
「それで、皆々神の子か。ところで、全ての世界って?」
「神示では三千世界と表され、それらを三つに大別したものが三界(神、幽、現)で、僕等は現界に属する」
「はー」
「ちょっとついていけないかも知れないけど、いきなり全てを理解しきろうなんて思わなくていいよ。理解したつもりでも、読み進めていく内に違う一面に気付いたりするから。そう、以前理解した内容が間違っていたのではなく、別の見方も出来る」
「え、正解は一つじゃないって事?」
「そう、それが七ないし八通りに読めるゆえんの一つなんだろうね」