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今日はお隣さんに引っ越しの挨拶を持っていった。どこにでもある食器洗剤を二個渡すと、美人な奥さんはにこやかになり、色んな事を教えてくれた。

肉は近くの肉屋が安い、●●スーパーは水曜日が特売デーだのなんだのと有益な情報を与えてくれた。そして特に興味を引かれたのは近所の高架下に現れる占いババァの話だ。


「日曜日の午後23には決まっておばぁさんが現れるの。アスファルトにビニールシートを敷いて不思議な物を売ってたりしてるわ。そこで売ってるものを買うと、占いをしてくれるのよ。」


実は僕自身、占いババァを見たことがある。噂自体は聴いたことはないが、部屋の下見に来たときに目撃したのだ。

紫色のローブを深く被り、広い袖口から細くて骨と血管が浮き出た気味の悪い腕が延びていた。

 一目見て忘れられないインパクトのある、いかにもな人物だったのを覚えている。今度バイトの帰りにでも寄ってみるか。

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