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女神からのサービス


翌朝


俺はいつものように起きてから、朝食を作る為にキッチンへと向かおうとすると途中で何かにぶつかってこけた。


「いってー!?なんだよもう!こんな所に物なんか置いた記憶無いんだ・・・えっ?なにこれ?」


ぶつかった物を見た俺は驚いた。なんせ、大きめの箱に「女神からのサービスでーす!」と書かれていたからだ。


俺は恐る恐るその箱を手に取ると、意外と軽かったので持ち上げる事が出来たのでそのままテーブルの上に乗せる。


「女神からだから流石に罠とかじゃないよな?うーん、凄いやな予感がするから開けたく無いけど、ここはやっぱり開けるべきだよなぁ」


俺は箱のリボンをほどき蓋を取る。すると中には黒っぽいロングコートと靴が入っていた。


「おお!カッコいいなこのコートと靴!それになんか手紙が入ってるぞ?」


俺は手紙を開く。


【おはようございます相田様。先日の食事が大変素晴らしく、私としてもぜひお礼をと思いまして、私が作った世界に一つだけのアイテムを送らせていただきますので、どうぞお使いください。 〜追伸〜次はぜひ魚介類が食べたいですね】


「女神が作ったアイテムとかヤバくね?とりあえず鑑定をかけてみるか」


俺はコートと靴に鑑定をかける。


名前 コートオブゴッティス

レア度 神話級(ゴッズ)

能力

所有者の姿を偽装する事が出来る

回避率がアップする(ほとんど当たらない)

備考

所有者固定 破壊不可 汚防 サイズ調整

説明

女神が作ったアイテムで、世界でたった一つだけのコート。

身につけている者の姿を偽装し、回避率を上げる。


名前 天空のシューズ

レア度 幻想級(ファンタズム)

能力

所有者の速度を上げる。(まるで風のように走る事が出来る。)

空を飛ぶ事が出来る。(使用中魔力を消費する)

備考

所有者固定 破壊不可 汚防 サイズ調整

説明

女神が作ったアイテムで、世界で一つだけの靴。

魔力を消費して空を飛ぶ事が出来る。


俺は鑑定の結果見て叫んだ


「女神のバカやろー!どうすんだよこのコートと靴!おかし過ぎるだろこれ?!スキル並みにチートだよ!!」


とは言ったものの、女神からのプレゼントなのでせっかくだから使う事にした俺である。


「すげー!サイズ調整されるから全く違和感が無い!それに凄く動きやすいなこの靴!」


俺は早速コートと靴の性能を試す事にした。


「まずは靴からだな!とりあえず走ってみるか?あと、空も飛べるようだし試してみるか!」


俺は全力で走る。すると約50メートルを3秒程で走れた!

「マジかよ!これを履けばオリンピックで優勝できるぞ!さーて、次は空を飛んでみるか」


俺が魔力を足に集めると、靴から風が出できて少しづつ宙に浮いていく。


「すげー!空飛んでるよ俺!これぞ人類の夢だな!」


俺はめちゃくちゃはしゃぎながら空を飛ぶ。

しばらくの間、空を飛んでから地面に降りるが、魔力を使っている割に大して倦怠感は無かった。


「意外と疲れないもんだな?もっとキツイのかと思ったけど?」


その後俺はコートの性能テストを始める。


「次はコートだな。たしか、姿を偽装できるんだったよな?」


俺はせっかくなので、自分の姿を龍に変えてみたのだが


「あれ?全然変わって無い気がするんだけど?もしかして自分の姿は見えないとかか?」


俺は検証のために『気配感知』で近くのモンスターを探すと、ちょうど昨日のカメと同じモンスターがいたのでそいつで試してみる。


「変・身!とうっ!」


カメの目の前で俺は龍の姿に変身すると、カメは尻尾を巻いて逃げ出した。


「コイツは使えるな!これで無駄な争いをせずにすみそうだ」


それから俺は森の中を散策する傍ら、未知の食材探しの探検にでる事にした。


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