傷心?幼馴染を励まそう1
僕は、愛菜とのデートの後蒼太との一件で落ち込んでる愛菜の気持ちを明るくするためにはどうしたらいいんだろうと自室のベッドの上で考えていた。
「う〜〜ん…無難なとこで言うと…好きな物を奢るとか…
行きたい場所に連れて…行くとか…」
なんて言うか昨日と今日で僕が思いつく限りのことをやってしまっているのだ。本当にどうしようかな。
他に人を励ますには何かないかとない知恵を絞りつつ、思いついたのはストレス発散である。人は嫌なことがあるとバッティングセンターに行ったり、カラオケで馬鹿みたいに叫んだりしてストレスを発散する。
愛菜はなんて言うか自己完結して飲み込んでしまうタイプなので、こう言うのは意外と効果があるかもしれない。
ただ誘うとなると二人っきりの状態になってしまう。密室で男女二人だけ何も起きないはずは、
ダンッダンッと僕は途中で生まれた煩悩を振り払うべく壁に頭をぶつけた。くそっ、そうだカラオケで二人っきりになった奴らがあんな物を残したりするって話を耳にするからこんな発想に至るんだ。リア充許すまじ。やるならちゃんと人の迷惑にならないとこでやれ、イカ臭いんだ。
こう言う考えに至る時点で、僕は二人だけで行くと言うプランは無しとなった。うん、もうね今日の帰りの笑顔の時何て抱きしめたい欲求が爆発する寸前だった。昨日の今日でそんなことしたら本当ね自分を止められる自信がない。
とりあえず、雄紫でも誘えば来てくれるだろうが流石に男二人に女子一人はキツいだろう。なら愛菜の友人を誘うのはどうだろうか?
でもなぁ〜僕、愛菜の友人と話したことなんてほとんどないから、緊張するなぁ。そこは、僕が我慢すればいっか。
とりあえず今のところ決めることのできるのはこの程度だ。
明日に雄紫と愛菜に相談しよう。
(蒼太があんなことしなければ今頃こんなに悩むことはなかったのにな…きっかけができたのは素直に嬉しいけど、僕と蒼太との関係が気まずくなるのは嫌だな)
はぁ、と溜息をつきながら僕は余計な考えは辞めることにした。今は愛菜の方を優先すべきだ、蒼太のことは後から何とかするしかない。
両方を同時に得ようとしても、上手く行くことはないんだから。
「幼馴染みって…意外と大変だよ」
小説の主人公達はこんな風に悩んでいたのかと、今になって分かった。
次の日、今日もまた愛菜が家にやって来て一緒に登校することになった。しかも、お弁当をわざわざ僕の分まで作ってくれていた。今日のお昼がとても楽しみになった。
「ねぇ…愛菜暇な日って…今月ある?」
「急にどうしたんですか?ええと、とりあえず今月は土日ならいつでも空いてますよ」
「そっか…今度雄紫とカラオケに…行こうって話になってさ…どうせならどうかなって思って…その愛菜の友達も呼んで」
「そういうことですか、なら今日の休み時間にでも聞いてみますね」
「お願いね…」
と愛菜の方はとりあえずOKなので雄紫にはメッセージを送っておいた。
『土日空けといて』 紅
『いつの土日だよ?』 雄紫
『今月中の』 紅
『今週の土曜日以外なら行ける空いてるからそれ以外の日ならOKだ てか何すんだ? 』 雄紫
『女子とカラオケ』 紅
『マジかよ!なら絶対行くから決まったらすぐ教えてくれよな 相棒』 雄紫
『了解もう一人の僕』 紅
ヒトデのスタンプ 紅
よし、雄紫もOKと後は愛菜が誰を連れてくるかだね。初対面じゃない人がいいなぁー。てか、雄紫の彼女呼べばいいじゃん。そう思った僕は追記しておく
『彼女さんに許可とるか、誘うかしときなよ』
ちなみにこのメッセージのやり取りをしていた時、側に彼女さんがいたらしく雄紫が女子とカラオケだと喜んでいたのできっちり制裁を喰らったそうな。後、彼女さんが来ることは確定したそうだ。
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ちなみに今日は私の誕生日です祝う気持ちがある方はポイント沢山入れてください。




