【第13話】神殿:脱出編(シルビア視点)
【転猫】第13話:神殿(脱出編シルビア視点) お楽しみください!
シルビア:【痛いよぉ...】
シルビア:【ヒャッ!今私のこと触ったのだれ?!】
?:「あたし!」
シルビア:【あなたもここに落ちたの?】
?:「あなたもって...もしかして君もそうなの?」
シルビア:【グレンっていう男の人とここに来たんだけど...】
?:「君一人じゃないのか...」
?:「なら、あたしが君をそのグレンとやらの元に連れて行ってあげるよ」
シルビア:【本当?!】
?:「ほら、あたしの手を握って」
シルビア:【うん】
?:「目を瞑って」
?:「開けてごらん」
シルビア:【うわー!君すごいね!】
シルビア:【名前は?】
?:「あたしの名はガリア!」
ガリア:「口調は男っぽいけど君と同じくらいの歳なんじゃないかな?」
シルビア:【私の名前はシルビア!ガリアよろしくね!】
ガリア:「シルビアか...」
ガリア:「聞かない名だがよろしくな」
シルビア:【うん!ガリアの髪綺麗だね】
ガリア:「そうか?」
シルビア:【うん!真っ赤でカッコイイ!】
ガリア:「かっこいいだと」
ガリア:「......」
シルビア:【何か変なこと言っちゃったかな...】
ガリア:「そうだろ?!あたしの自慢の髪なんだ!」
ガリア:「それにこの真っ赤な瞳も自慢なんだ」
シルビア:【わー!羨ましいなぁ...】
ガリア:「君の髪もピンクで可愛らしい色じゃないか」
シルビア:【本当?!】
ガリア:「あたしがなぜ嘘をつくんだ?」
シルビア:【ガリア好きぃ!】
ガリア:「こら、離せ!引っ付くな!!」
シルビア:【いーやーだぁ♪】
ガリア:「もう、好きにしろ...」
シルビア:【わーい!】
ガリア:「よく、さっき出会ったばかりでどんな人かも分からないのにじゃれあえるよな」
シルビア:【だって、絶対ガリアはいい人だもん!】
ガリア:「どうして言い張れる?」
シルビア:【ガリアだってよく分からない私のことを助けてくれた!】
ガリア:「それは...違うくてな//」
シルビア:【違わないよ!ガリアはいい人】
ガリア:「......」
シルビア:【あっ、ガリア照れてる!可愛いー♪】
ガリア:「照れてない!」
シルビア:【絶対照れてる!】
ガリア:「はぁ、お前はここがどこか気にならないのか?」
シルビア:【あっ、そう言えばグレンは?】
ガリア:「ここはこの神殿の出口だ」
シルビア:【え?】
ガリア:「そのグレンとやらがここまでたどり着けたら君たちは迷路クリアということで脱出できる」
シルビア:【迷路って何のこと?】
ガリア:「何にも知らないんだな」
ガリア:「君のパートナーは今命をかけた迷路に挑戦しようとしてる所だ」
シルビア:【命?】
ガリア:「それはシルビア、君も同じことだ」
シルビア:【うーん、とりあえずここ暗いし電気付けようよ!】
ガリア:「.......」
シルビア:【とりあえずここにあるスイッチ全部ONにしてっと】
シルビア:【あれ?】
ガリア:「電気は通ってないが、代わりにこれを使ってくれ」
ガリア:〈シュッ、ボッ!〉
シルビア:【えっ!ガリア火出せるの?!】
ガリア:「びっくりするほどでもないだろ」
シルビア:【いやいや!びっくりするよ!!】
ガリア:「君は僕と同じ匂いがしたからもしやとは思ったが」
ガリア:よくよく考えると少し匂いが違う気がするな...。
ガリア:「とりあえず神殿内の気温は低いから焚き火で暖まるといい」
シルビア:【ありがと!】
ガリア:「あの青年は無事ここにたどり着けるだろうか」
シルビア:【さっきから、度々地面が揺れてるね】
ガリア:「そうだな」
ガリア:ということはあそこを突破したか...。
ガリア:意外と考える術はあるみたいだな。
ガリア:問題は最後だな...。
ガリア:ここでほとんど狂い死ぬ。
ガリア:死に方は様々だが多いのは自殺。
ガリア:その次は餓死と言ったところだろう。
ガリア:「......」
ガリア:「シルビア、君はパートナーが好きか?」
シルビア:【グレン?私は、だいだいだいだーい好きだよ!】
ガリア:君たちの相性は本物みたいだね。
ガリア:〈パチンッ!〉
ガリア:「おめでとう」
〈ギィィィ...〉
【第13話】神殿:脱出編シルビア視点(完)
【転猫】第13話:神殿(脱出編シルビア視点) いかがでしたか?
シルビアが落とし穴の中で出会った1人の少女ガリア。彼女は謎の力でシルビアを助け出し、火を出せることも分かった。かなり意味深な言葉を発していたガリアの正体とは?
【次回】第14話:ガリア お楽しみに!
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