【第11話】神殿(探索編)
【転猫】第11話:神殿(探索編) お楽しみください!
〈バサバサバサバサバサバサ!!〉
グレン:『な、なんだ!コウモリか?!』
シルビア:「真っ暗で何も見えない」
グレン:『そ、そうだ!ランプをつけなきゃ』
グレン:そう俺が口にした途端。
〈ボッ!〉
グレン:入口側から奥に向かってそこに設備されていたランプがついていく。
シルビア:「うわぁー♪」
グレン:『すげぇな...』
グレン:神殿内は入口側から奥に向かって通路が続いてる。
グレン:2人ぐらいなら余裕で横に並んで歩けるぐらいの幅だ。
シルビア:「はやく、お宝見つけに行こうよ!」
グレン:『罠があるかもしれないから慎重にな』
シルビア:「そんなの気にしなーい♪」
グレン:『走るなって!!』
グレン:そう言ってる矢先にシルビアの踏んだ床が凹む。
グレン:『シルビアッ!前!!』
シルビア:「ほへ?」
グレン:『こっちじゃない、後ろだ!』
グレン:そう俺が言うとシルビアの元にものすごい勢いで矢が飛んでくるのが遠くから見えた。
〈バシッ!〉
グレン:『あ、あっ、、』
シルビア:「これがどうかしたの?」
グレン:『お、お前それ分かってたのか?』
シルビア:「ううん、飛んできたから取った!」
グレン:俺はこの時確信した。
グレン:ミユさんの言う通りシルビアは只者じゃない...。
グレン:『まぁ、今回は助かったけど取れてなかったら危うく死んでたかもしれないんだぞ?』
シルビア:「分かった、グレンの言う通り走らない」
グレン:『それだけじゃない、俺のそばを歩くと誓え』
シルビア:「分かった、誓う!!」
〈コツコツコツコツ〉
グレン:『.......』
シルビア:「.......」
グレン:『そういや、お前って歳いくつだ?』
シルビア:「うーん、わかんないけど10歳ぐらいだってミユに言われた!」
グレン:『じゃあ、小4か小5ぐらいか』
シルビア:「小4?って何?」
グレン:『お前、小学校知らないのか?』
シルビア:「小学校?それって美味しい?」
グレン:『美味しくない!』
シルビア:「なーんだ...」
グレン:それにしてもよくミユさんはあんな短期間で足し算やらと色々シルビアに教えたな...。
グレン:『シルビア、16875+86472は?』
シルビア:「103347だけど、急にどうしたの?」
グレン:何が、シルビアは天然なのか?少なくも天才ではないだろう...だ!
グレン:どこからどう見ても正真正銘の天才じゃねぇか笑
シルビア:「もじもじ」
グレン:『そんなもじもじして具合でも悪いか?』
シルビア:「おしっこ!」
グレン:『ここにトイレはない、我慢しろ』
シルビア:「ここでする」
グレン:『まてまてまて、ここで脱ぎ出すな!』
グレン:俺が止めに入らなかったら、本気でしてたと思う。
シルビア:「我慢出来ない...」
グレン:『じゃあ、向こう行って済ましてこい』
シルビア:「うん!」
グレン:『出来るだけ端の方でするんだぞ?』
シルビア:「分かった、グレン?」
グレン:『なんだ?』
シルビア:「終わるまでこっち見ないでよ?」
グレン:「あぁ、見ないから漏らす前に済ましてこい」
シルビア:「分かった!」
グレン:なんで、俺がこんなこと言わなくちゃいけないんだ...。
シルビア:ここでいいのかな...。
シルビア:『グレン終わった!』
グレン:そう言いながら清々しい顔で走ってくる。
〈ポチッ!〉
グレン:『え?』
シルビア:「うわぁー!!」
〈ビューンバタン!〉
グレン:『嘘だろ?!』
グレン:変な音が響いたと思ったら、途端にシルビアの叫び声だ
グレン:『シルビア!!』
グレン:クソっ、何があったんだ...。
グレン:とりあえず先に進むしかないよな。
グレン:頼むから無事でいてくれよ...
【第11話】神殿:探索編(完)
【転猫】第11話:神殿(探索編) いかがでしたか?
小学校も知らない、恐らく勉強をしたことないシルビアに色々教えたミユさん...本当にもう神でいいんじゃないですか笑
それにしてもシルビアの運動神経、頭の良さは常人じゃ真似出来ないですね...
【次回】第12話:神殿(脱出編グレン視点) お楽しみに!
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