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Mother on the crossroad

「Mother on the Crossroad」


夜に瞬いた炎の影が

僕の一瞬の夢でさえ連れ去る

愛さえも奪われたその先に

どうすれば、豊かな果実が実るというの? 教えて


十字路で銃を撃たれた母の面影

踏みにじられる都の遠くに消ゆ


一人孤児となった僕は鎖を切って

広がる海へと漕ぎ出す


遥かな北極星を道しるべに

僕は自由の旗を翳して駆け出す


少年達が磔にされた十字架に

マリアの血の涙が滲む

儚く 切なく


十字路を照らす太陽のあの光

流れゆく雲と雨とともにかき消えていく 


Mother on the crossroad

紫に染まる肌

僕をただ亜人へと変えて行く


信じられるものが

何一つない街に


僕の魂は枯れ果てていきそうさ


Mother on the crossroad……


「The voices of father」を思い出した方。あなたは賢いです笑 これから「瓦礫の街」を大いに想起させる展開が続くので、お楽しみあれです!

 さて母を殺された主人公の青年は……!

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