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恒星の胎動～プロローグ～
始まりました！ 「硝子細工の都」です。
グラスバレーの「瓦礫の街」へのオマージュを多分に含むので、その点を併せてお楽しみください♪_(._.)_
「恒星の胎動～プロローグ～」
天窓から炎が燃えさかり
硝子の細片が教会に散らばる
軋む機械音が大地を踏みしめ
逃げ惑う子供たちは行くあてを知らない
７日前には恒星が赤く輝いていた
それが今は黒く濁っている
灰色の雲が空を覆い
風は紫色の衣装を纏う（まとう）
イメージと夢はスキャンされ踏みにじられていく
願うならば
この祈りと希望が
宇宙の果てに届かんことを
そしてまたいつの日か
輝く光が胸の奥で瞬くことを
そしてまた君の中で……
