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超進学校「双城技術総合科学高等学校」に通う一橋日向(17男)はある日目覚めると謎の洋風の城の前にいた。果たして日向は他の人と協力し脱出することができるのだろうか...

ピピピピ ピピピピ 目覚ましの音が鳴る。 


俺はもう朝かと思いつつも目蓋を開け立ち上がった。

「はぁ」 小さくはあるがため息が鳴る。俺は、双城技術総合科学高等学校に通う高校2年生、一応この学校は国内でも群を抜く進学校らしいが、正直どうでもいい。

俺は受験時、死ぬ気で勉強を続け何とか受かったもののその後は、やる気が出ず、結局テストでは毎回下から数えて10番目くらいには落ちこぼれだ。そんなことを考えつつ学校へ向かう

俺の家から学校までは電車で4駅程度、ただ通学時間がちょうど通勤ラッシュと重なるためすごく狭い…

周りのやつらは、  「うお!SSRだ!」    「くっそ!ついてねぇなぁ!」

「おい!そこのおっさん邪魔なんだよ!」


うるさい…  


まぁこんなこともありつつも何とか教室につき着席することができた。

「おっす!日向」 後ろから声が聞こえた。振り返ると俺の一番の友達と言っていい仁(石館仁)がいた。  

「ああ仁か、おはよ」 そんな他愛のない会話をしていると眼鏡を付けた確か36歳?かなんかの担任、  市田先生が 「はい席つけーホームルーム始めるぞー」という。これにクラスメイト達も席に着きようやく授業が始まろうとしていた。正直めんどくさい、そんなことを思っているとどこからともなく煙のようなものが噴き出してきた。「なんだ、火災か?」市田先生が言う。これにみんなも少し戸惑う。だが煙は、止まることなく出てきてついに前が見えないほどになった。意識が遠のいてゆく…


目が覚める。「あれ…ここはどこだ?」周りを見渡すとそこには

大きな洋風の城がそびえたっていた。周りには数えきれないほどの人が不安そうに立ったり座ったりしていた。

「どうやらここは庭のようだな」どこからか声が聞こえる…

「立てるか?」そこに立って居たのは、同い年くらいの黒髪の青年だった。

「えっと…どちらさま?」俺が聞くと「俺は新藤雄、気軽に雄って呼んでくれ。」

新藤雄…ありふれた名前だ。「あっえっと俺は、一橋日向って言います。よろしく…」

「日向君かよろしく」 

絶対モテてる。こんなフレンドリーでイケメンなやつが持てないはずがない。そんなことを思っていると

「日向あれ!」

雄が上を指さし叫ぶ。なんだなんだと俺も上に目線を向ける。するとその目線の先にはモニターのようなものが飛んでいた。そこには、お祭りでうっているような天狗の面をつけた人間が腕を組んで移っていた。するとその男がしゃべりだす。

「皆の者、急にこのようなところに連れてこられて動揺していることだろう。今君たちの身に何が起きているのかを説明する。君たちの目の前にそびえたっている城は、シュビン・アレッツ城。面積は約8キロほどの大きな城だ。」

確かにでかいことだけは伝わる。ここからでは城全体が目視できない。

「君たち16歳から25歳までの人間たちをここにちょうど1000名ほど集めた。この中で一番最後まで生き残った者ただ一人が、生きて生還することになる」

「ざわざわ」

みんながざわつく。そりゃそうだ突然こんなとこに連れてこられて一人しか生きられないなんて…

ふと雄の顔を見ると額に汗が垂れていた。

男は続けてしゃべる

「だがここにいる人間が一斉に殺し合い生還者を決めるのではない…私がいくつかのゲームを考えてきた。すべてのゲームを行い、残り一人となればそいつが生還者となる…以上だ」

「なんだよそれ…」優が不安そうにつぶやく

無論俺も全く同じ気持ちだが…

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