83話 大人の男性
ボクは・・・成人した男性の裸を・・・初めて見てしまいました!
キラさんの体は、細身ですが全身の筋肉が無駄なく鍛えられ、見事な肉体美を形成しています。
そして、・・・キラさんのあそこの部分は・・・とてつもなく大きく膨れ上がっていたのです!
「実は、ルルさんの美しい姿を見て、わたしも先ほどから興奮が抑えられなくなっていのです」
ボクは、自分のあの部分の大きさが、男性としても異常なのではないかと心配していたのです。
しかし、キラさんのそれは、ボクのものよりはるかに大きいのです。
大人の男性はここまで大きくなるのかと驚いたと同時に・・・少しだけ安心しました。
「実は先ほどからこの様な状態だったため、衝動が抑えられず、ルルさんの・・・恥ずかしい部分を直接舐めるなどという、女性に対して大変不埒な行動をとってしまいました」
・・・女性・・・ではなく、男性の部分・・・だったのですが・・・
「先ほどのルルさんのそれは、男の子が子供から大人になる時に経験するものなのです。ほら、見て下さい」
キラさんは自分の体をボクの目の前にさらけ出しました。
先程から恥ずかしくて目を逸らしていたボクは・・・恐る恐るそれを見ました。
キラさんのそれは、ボクと同じ様に先端がむき出しになっていました。
とても大きくて・・・そしてとても堅そうです。
そして・・・その形を・・・ボクは美しいと思ってしまいました。
それは全体がきれいな弧を描いて、おへその近くまで力強く反り返り、先端のくさび状の部分の絶妙な段差と傾斜、そしてふくらみを構成する曲線は、芸術品といっても良い見事な形状をしているのです。
そして、ボクの様に、無理やりめくれてしまった皮が弛んでいる事もなく、全体がつるっとしたシミ一つないきれいな皮膚で覆われているのです。
「とても・・・きれいです・・・」
つい、口に出してしまいました。
「ふふっ、ありがとうございます。そんなに真剣に見つめられるとさすがに恥ずかしいです」
「ああっ!これは失礼しました!」
男性の・・・恥ずかしい部分を真剣に見つめてしまいました!
「それに、ルルさんもとてもきれいですよ」
「いえ・・・ボクのは・・・」
そう言って、自分の下半身を見ると・・・ボクもキラさんと同じ・・・つるっとしたきれいな形になっていました!
「えっ?これは?」
「さっきは子供の皮膚が膨張を妨げて痛みの原因になっていたのです。本来は男の子が大人になる時に、刃物で切るか、自然に成長するのを待つものなのですが・・・ルルさんがあまりにも痛そうでしたので・・・差し出がましい様ですが魔法で処置させて頂きました」
「それでは・・・」
「はい、ルルさんのそれは、もう大人の男性と同じ様に機能します・・・すみません、勝手な事をしてしまって」
「いえ・・・おかげで痛みは・・・無くなりましたので・・・」
・・・痛みは無くなって楽にはなったのですが・・・楽というか・・・気持ち良さがさっきよりずっと強くなって、興奮が抑えられなくなりそうなのです・・・
・・・そしてさっきからボクの脳裏をよぎっているのは・・・
レィナちゃんの裸なのです!
そう・・・ボクはさっきから、ボクの中で暴れまわっているこれをレィナちゃんのお腹の中に解き放ちたい!という衝動が抑えられなくなっているのです!
その前まで感じていたキラさんへの恋心とは別に、ボクは今・・・レィナちゃんへの恋心を強く感じているみたいなのです。
もちろんこれまでもレィナちゃんの事は大好きでしたが、あくまでも女友達としてです。
今まで何度も裸を見ていますが、性欲を感じた事など一度も無かったのです。
それが・・・今は間違いなくレイナちゃんに対して強い性欲を感じてしまっているのです。
これは・・・キラさんの魔法であの部分が大人の男性のものになってしまったので・・・ボクの中に眠っていた男性としての性欲が目覚めてしまったという事なのでしょうか?
そして、ボクの脳内にはもう一人、気になる女性がいるのです。
以前、温泉で一度だけ出会った女の子で、顔は良く見えなかったのですが、女の子らしい、しおらしいしぐさと、華奢で可憐な体を見て羨ましいと思った事が、なぜか強く印象に残っていたのです。
多分、ボクは、あの女の子にも好意を持っていたのだと思います。
その、一度しか会った事の無い女の子の事も、ボクは今、男として抱きたいと思ってしまっているのです。
男性としての強い性欲に支配されたボクは、脳内で二人の女の子を犯したいという衝動に駆られているのです。
もし、今目の前に二人が現れたら本当に我慢できなくなってしまうかもしれません!
・・・って言うか、レィナちゃんは、ほんとにそのまま受け入れそうで怖いです・・・
そして、ボクは・・・このまま、心まで男になってしまうのでしょうか?
これは・・・やはりキラさんの魔法で大人の男性の体になってしまったからなのでしょうか?
そうであれば・・・元に戻してもらえば治まるのかもしれません。
そうです!すぐに元に戻してもらいましょう!
・・・あれ?
・・・・・もしかして・・・・・
キラさんは、ボクの体を女の子の体にする事も出来るのでしょうか?
「あの・・・キラさんは、ボクを女の子の体にする事も出来るのですか?」
ボクは、つい声に出して聞いてしまいました。
「はい、出来ますよ」




