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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

短編 魔王様の音とお話し

作者: Flower



人は音を出す。

他の生き物だって、自然だってもちろん音を出す。


けれど僕は様々な音の中でも人の出す音が一等好きだ。


生まれた時のオギャアという声。

楽しそうなキャワキャワとした笑い声。

悲しい時に詰まる息のなる音。


痛みが走るときの絶叫だって、全部全部大好きだ。

だから僕は人の傍を離れられない。


今もそう。

僕の足元に座り込み、ガタガタと体を震わせてカチカチと歯の触れ合う音を発している。

これは恐怖するときの音だ。人が出す音の中では一番よく聞く音。


「怖がらないでいいよ」

「ひっ!」

「僕のお願いを聞いてほしいだけなんだ」

「殺さないで下さい!死にたくない!死にたくない!!助けて!!!」


まだ僕は少ししか話していないのに目の前の彼は助けを求めて絶叫する。

話を聞いてほしいなって、できればお願いを聞いてほしいなって思うけど、恐慌状態の彼には無理だろうな。


そう思って彼が落ち着くまで僕は観察することにした。


「いやだあああ!死にたくない!死にたくないよぉ!!!母さん!!!父さあああん!!!!!」

「うんうん。いい声だね」


彼は将来有望な舞台俳優の卵だったかな。

よく通る声と動くたびに活発に響く音にすごく惹かれたのを思い出す。

人々の間では耳障りだと言ってあまり人気がないみたいだった。勿体ない。


それでも構わない。人気者を連れてくるのはたくさんの人に悪いから、彼には申し訳ないけど人気がないほうが僕には都合がいいから丁度良かったんだ。


こんなに声量も体力もある彼ならば、きっと僕の望みをかなえてくれるだろう。



「ねぇ。君」

「ひいいっ!!」

「僕と一生一緒に暮らしてくれない?」


出来る限りの優しい表情を浮かべて、出来る限りの柔らかい声を使って、そう彼に告げる。

と、目の前で赤い花が咲いた。


「あっああ~……」


彼はブチリと音を立てて舌を嚙み切ってしまった。

盛大に音を立てて血が噴き出して、命の終わりの音が大合奏を始めてしまう。


残念だ。彼もまた駄目だった。


僕は彼ら人間の命が尽きるまで傍で一緒に生きてほしいだけなのに。

どうしてか人間たちは僕を目の前にすると命を終わらせて音を止めてしまう。


「残念だなぁ」


ビクリビクリと噴き出す地に合わせて泡を吐いて痙攣する彼へと耳を寄せる。最後の音を聞き逃してしまわないように。

僕が近づくとドクリと心臓が強く跳ねる音がして、次第にとくりとくとくとゆっくりになって消えていった。


音が消えて、静寂が訪れる。

するといつも執拗にまとわりつく寂しさが溢れ出てきた。


僕が動くたびに発する衣擦れの音。歩く音。

自然が発する風の音。木々の擦れ合う音ばかり。


寂しい。寂しい。寂しい。


どうしてこんなに寂しいのだろう。

僕は生まれた時からずっと、人の音が無いと正気を保てない。


「ッ!!!!!!!!!!」


自分の声だけしか聞こえないのが分かるのが寂しくて発狂すら出来ずに蹲る。


もう音を発しなくなった彼に覆い被さりせめて微かな音だけでもと探して縋るけれど、彼はもう静寂しか返してくれなかった。


「ァ、あぁ……だメダ……」


僕は耐えられなくて彼の噴き出した血を指にとると急いで円を描き始めた。


円の中には何度も何度も繰り返して覚えてしまった意味のある模様をいくつも入れて、早く早く静寂から解放されたくて血でできた巨大な魔方陣を完成させる。


最後に一つ。

自分の指を切って1滴、ポチャリと醜い音を出す僕の血を混ぜる。


「……起きて」


するとボウと心地の良いとは思えない音が空間に響いて魔方陣が燃え上がる。

当たりに散らばる血の痕跡や、その匂いすらも搔き消して、炎が燃え盛って消えた。


音を失った彼がビクリと跳ねる。


「ア、アァ……ア……」


虚ろな瞳を剝きだして起き上がった彼。心臓の音はしない。

それでも静寂になってしまっているよりましだった。


「本当は生きて一緒にいてほしかったけど、しょうがないからこれでもいいよ」


溌溂とは全くしていないけれど仕様がない。

僕だって最初はこんな風に人を連れてきて一人傍にいてもらおうとしたわけじゃないんだ。

はじめのころは人の声が好きで、人の音が好きで人里に住んでいたことだってある。


だけど僕が気づけば人々は僕の傍から去ってしまった。

死んでしまったり、僕が寝ている間にどこかへ行ってしまったり。

理由は様々だったけど僕が何もしないでただ傍に近寄ると不思議な力でも働いているみたいに僕の傍から人が消えた。


そのうち人が居つけないのは僕のせいになって、いろんな人達が僕を退治しようとやってきた。


嬉しかった。一番楽しい記憶だった。

だって僕が望んで止まない人達が自分から僕の傍に来てくれるんだから。


贅沢を言うなら本当は楽しそうなお祭りみたいな音が良かったけど、恐怖と憎悪の絶叫や命が激しく燃える音も人の出す音には変わりないから僕は嬉しかった。


ずっとこんな日々が続けばいいのにと思って、僕はいっぱい勉強した。


僕が強くなればなるほど人間といっぱい遊んでいられる。

僕が怖くなればなるほどいっぱい声を上げてくれる。

僕がもっと、もっと、もっと……そうして気づいたら僕は元の形を無くしてしまって、今いる場所から動くことすら出来なくなってしまっていた。


それでもいいやと思ってた。

だって僕が動けなくなっても向こうから来てくれるなら。


そうして遊んで、戦って、何百年も楽しい時を過ごしたある日。

今までにないくらい長い長い時を一緒に過ごしてくれた人間が現れた。


僕は彼と一緒にいるのが楽しくてたまらなくてずっと笑っていたっけ。

けど、彼が命の終わりに僕に魔法をかけたんだ。


「私の力では貴様を殺すことは出来ない……だがッ、貴様を二度とこの場所から動けないように、……してみせる!!」


そう言って彼は大きな大きな魔法を使った。

空を覆いつくすような白く発光する魔方陣、僕が音以外で初めてきれいだと思ったものだった。

その魔法はただでさえ動けなくなっていた僕をこの場所に縛り付け、頑張って覚えた力も全部封じ込めて、彼の命を対価に消えてしまった。




それから僕は寂しくて、今までたくさん人と関わってきたから余計に寂しくてずっと泣いていた。

ずっと泣いて自分の声ばかり聴いていたから自分の音が大嫌いになった。


僕は僕の殺し方は知らなかったから死にたいと思っても死ぬことも出来なかくて、毎日毎日泣き続けていたら、ある日小さな人間がカタカタ震えながらやってきて、震える声でこう言った。


「魔王様。どうか声を鎮めてください。生贄を捧げますのでどうか鎮まってください」


そう言って震える子供を一人差し出してきた。

どうやら僕の鳴き声は封じられて尚有り余る力で世界中に広がって、いろんな人に毎日ずぅっと聞かれていたらしい。恥ずかしい。


でもその泣き喚く声を聴いて人が来てくれた。嬉しい。嬉しい。

僕は嬉しくて子供を差し出してくれた人たちにお礼を言うとしばらくの間ニコニコと上機嫌で過ごした。


子供は僕の傍にいるためだけに育てられたらしくて、僕が何をしても文句ひとつ言わずに心臓の音や呼吸の音を聞かせてくれた。


そうして僕にとっては一瞬の、彼女にとっては永久の時間経った頃、穏やかな日々は終わりを告げた。


「魔王様。どうかもう泣かないでください。きっと私が死んでも貴方の傍にいてくれる人は現れますよ」

「そうかな。君が言うならそうだよね。ああ寂しいなぁ。声をもっと聞かせてよ」


枯れ枝みたいな手を僕へ伸ばして、子供にするみたいに頭を撫でてくれる彼女。

彼女の手が僕の紙をなでるサリサリとした音は、僕の音が混じっているのに何だかとても愛おしくて、無くしてしまうのが怖いと強く思った。


それでも命の終わりは殆どの生物に平等に訪れて、あんなに大好きだった音は聞こえなくなり、僕だけの騒音が世界を包む。

そんなことは耐えられない、こんな世界はもう耐えられなくなってしまって、僕は興味本位で魔法を使う。


人間の音がどうしてか大好きな僕だけど、死んでしまった人間が出す音も好きなのだろうか。


頭にしまい込んでいた昔手に入れた魔導書を引き吊り出して屍者を起き上がらせる魔法を使った。

あたりに黒い霧が立ち込めて、枯れ枝になってしまった彼女が起き上がる。


起き上がった彼女が出す音は生前に比べたら酷く物足りなくて、胸がすかすかになってしまったような違和感を覚えたけれど、自分だけの音と比べたらマシだった。


数日、数年。どれくらいの時が立ったのかわからないけれど、彼女の遺体と寄り添って、次第にぼろぼろと肌が零れてきたころ。

音が小さくなって物足りなさに耐えきれず僕はまた泣き出してしまった。


うぅ、うぅと醜い音があたりを覆う。

慰めてくれる彼女はもう半分くらいしか残っていなくて、かつてのようには撫でてもくれない。


すると、いつかの再来のように誰かが僕の城を訪れた。


黒いヴェールとたっぷりとしたフリルのドレスを身に着けて、たくさんの衣擦れの音と共に現れたのは死んでも傍にいてくれる彼女とよく似た音の女の人だった。

彼女は本当に小さいころに僕のところに訪れたけど、新しい彼女は結婚適齢期くらいの人だった。


死んでしまった彼女の言う通り、また来てくれた。ずっと傍にいてくれるんだと嬉しくなって行ける玄海、白の門まで走り出す。


数多の呪いを引き連れて新しい彼女の前へと現れると、ギリと歯を噛み締める音とカタカタと体の震える音がした。

死んでしまった彼女から殆ど聞くことが無かった恐怖の音だ。


「ま、魔王様。は、はは花嫁を連れて参りました。どう、どうか怒りを収めてく、ください」


そう言ってベールを外した彼女は涙をボロボロ零してぽたぽたと音を立ててドレスの胸元を濡らしていた。


「ありがとう。君も僕の傍にいてくれるんだね」

「は、はい。お、おそばにいっしょう……一生、おそばにおります……うぅ。うっ」

「それじゃあ彼女と一緒だ。3人一緒なら寂しくないね。紹介するよ。さあおいで」


そうして嬉しくなった僕は新しい彼女に前の彼女を紹介したんだ。

当時は知らなかった。前の人を紹介するのは酷いマナー違反何だってことを。


マナー違反をした僕と前の彼女を見ると、……新しい彼女は城に散らばるガラス片を手に取って胸に突き立て真っ赤な花を咲かせた。


「え」


突然の出来事にびっくりしていると彼女は遠くを見つめたままドクドクと心臓から大量の血を噴き出して「死んでも逃げられないなんて、いや」そう呟いて彼女は自分の命を絶った。


ずっと一緒にいてくれると思ったのに。

そうして優しく撫でて、僕の好きな音をたくさんにしてくれると思ったのに。


ぼくはつらくてつらくて泣いた。


それから、何度も何度も新しい人が贈られた。

けれど誰もが1日と持たなくて、何故か自ら命を絶ってしまった。

追い求めた音にまたも見放された僕は必要以上に人を求めた。


それでも1舜でも1日でも傍にいてくれたことが嬉しくて僕は来てくれた全ての人を魔法で起き上がらせて傍に置いた。


人はどんどん増えるのに、音がどんどん増えるのに、空虚は増すばかり。

次第に誰も送られなくなったころ、人間たちの様子を魔法協ごしに見る日々が続いた。直接聞こえない音はとっても気持ち悪くて、叫びだしたくなる日もあったけれど、それを耐えて受け止めて。

より大きな音を出す人を、より通る声を持つ人を、選んで探して届けてくれる人に伝えて届けてもらう。


そんな日々を繰り返している。


「ただ傍にいてほしいだけなのに。どうして皆いなくなろうとするんだろう」

「ぁー、あ、う、あー……」


僕は今起き上がったばかりの彼にくっついて、もう動いていない心臓の音を探すように耳を当てた。


音以外の何かを見つけだせそうだった最初の彼女は、とっくの昔に骨になって、体を支えられなくなったのかどんな魔法を使っても僕の求める音は出してくれなくなってしまった。


「寂しいなぁ」


また、だれか僕の傍にきて音を聞かせてくれないかな。


そう考えて人間の街を魔法を使って映し出す。次はどんな人がいいかな、どんな人ならもっと傍にいてくれるかな。


人を選ぶ瞬間と、届けてもらった時。

それが最近の僕にとっての楽しみの一つ。


「でも早くしないと泣いちゃうから、急いで見つけないとね」


次はもっと一緒にいてくれますように。

そう願って僕は人を選ぶ。





……

………


ある所に醜悪で凶悪な化け物が居た。


化け物は人々にすり寄ると疫病をまき散らし、人を殺す。

逃げても逃げても化け物は追いついてきて不幸と死を振りまいた。


何年も人々が化け物におびえたある日、勇敢な人々が立ち上がった。

恐ろしい恐怖から人々を救うべく自ら化け物に立ち向かったのだ。


最初の一人が亡くなって、化け物はまた強くなった。

何人立ち向かえども化け物はどんどん力を増して帰ってくるのは死体ばかり。


人々は言った。

―――あれは魔王だと。


魔王だというのならば、必要なのは勇者である。

人々は勇敢なものを集め、育て、最強の勇者を作り出した。


どうかこの世界を魔王から救ってほしいと送り出した勇者は数年、数十年、人の域を超えて数百年と魔王と戦った。


そうしていつしか人々の記憶から魔王と勇者が薄まったころ、ようやく勇者が魔王を封じ込めることに成功した。


人々にするより近寄る魔王は自らの城に閉じ込められ、これで多くの人の命が救われた。

祝福だと人々は喜んだ。

魔王を封じるために命を落とした勇者を皆称えた。


しかし、人々の心の安寧はそう長くは続かなかった。


ある日を境に、世界に狂気の悲鳴が鳴り響いた。

それは封じられた魔王の叫びで、一人で永久に閉じ込められることに憤っているようだった。


朝日が昇っても、日が落ちても、晴れの日も、雨の日も。

区別なく魔王は叫び続けた。

そうして人々が疲れ、ついには疲弊し命を落とすものも現れた頃。


王家が一人の生贄を差し出した。

現王の最初に生まれた愛娘。

苦渋の決断であったころだろう。


しかし王は世界に平和をもたらすために自らの娘を魔王へと送った。

生贄を送ったところでこの声が鎮まる保証もなかったというのに、だ。


王と民の願った通り、生贄を捧げた日を境に世界から魔王の声は消え去った。

生贄となった名もなき王女は聖女と崇められた。


それから数十年、平和な日々が続いたある日。


魔王が再び声を上げた。


人々は聖女が亡くなったのだとすぐに気付いて次の生贄を差し出した。

王家は3人いる王女のうち2番目の王女を差し出した。


魔王に嫁ぐのだと言い聞かせ、一番価値のない王女を送り出したのだ。

人々はこれでまた安寧が訪れるのだと安心した。


……しかし第二王女は1日と持たず、魔王の声が響き渡る。


どうにか鎮まれと願い様々な生贄を次々と送り出したが、1週間と持たなかった。



最初の聖女は特別なのだ。

魔王を抑えるために必要なのは何なのだと人々が疲弊した時、魔王の叫びではない声が世界にポツンと落ちた。


最初は、何の変哲もない、村娘だった。

次はどこにでもいるような老人だった。


老若男女区別なく、魔王が名を呼んだものを生贄に捧げる日々。

年に100から200ほどの人の命を犠牲に世界は平穏を取り戻した。


拒否しても、逃げても捕まえられて生贄にされる。


城に連れ去られたものは死後も帰ってくることはない。


人々は自分が、自分たちの近しい人が選ばれることがないようにと日々おびえて暮らすようになった。


物語は終わらない。


きっと次の聖女が現れる。

きっと次の勇者が現れて魔王を倒してくれる。


そんな日を願って人々は仮初の平穏を過ごすのだった。



………

……




[キャラ説明]

魔王

不老不死で人間に関する音を聞くことが何より好き。古の戦いを重ねるうちに外見がSAN値直葬になってしまったが人間の音以外に興味がないので自覚ナシ。

夢は落ち着く音に囲まれながら毎日暮らす事。

悲鳴や鳴き声よりも笑い声が好き。

ちなみに、結果として魔王は邪悪な存在になってしまったが、元々害のあるものではない。

本人は不運で不幸ではあるが、周囲に何かを及ぼす力は最初は無かった。

かわいい動物とかになれたらよかったのにね。


聖女

最初の生贄。前途の通り王女様。

なかなか子に恵まれなかった王が世界のために差し出した。

心根が非常に優しく、また魔王様を慰めてあげるのよと言い聞かされて育ったため魔王に忌避感はなかった。

魔王をかわいそうな人だと思って、性質を理解して傍にいたが老衰した。


勇者

ただ一心に魔王は世界にとって不要なものだと戦い続けた。

魔王と話す機会は幾度もあったはずだが魔王討伐という使命に捕らわれて聞く耳を持たなかった。

一番魔王と一緒にいた人であり、現在の諸悪の根源でもある。

別に魔王に苦しめられた家族とかはいない。


冒頭自殺した男。声ばっかデカくて下手糞な延期で売れなかった。

魔王の外見を見てSAN値直葬して自殺。

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