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6.前世の記憶と歴史

前世での私は嫌われていた。

今の私は多くの人から愛されている。


どんな形でいいから今世では

周りに幸せを送るって。



そして私は前世でも今世でも好きな歌を職にした。



前世では歌を歌うことより

ノアに好かれたくて

お茶の入れ方やダンスの練習。

皇后になる為の勉強に打ち込んで

歌を歌うことなんていつの日か忘れていた。



今思えばなんであんなにノアに執着していたのかわからない。



でも・・・きっと

自分の思い通りにならないことが嫌で嫌でたまらなかったのかもしれない。



前世での私に不幸にされた人は数えきれない程いる。



以前、前世の記憶があることに戸惑いを隠せない時期があった。

みんなにはなかったから。

ないのが普通だから。

変な夢でもみたのかな?とも思ったけど

夢にしてはとてもリアルで・・・



気になって図書館で歴史を少し調べた。



『ティアラ・ブラウン、帝国一嫌われた悪女』



ティアラが死んで喜んだ国民が多かったこと。

私がなるはずだった皇后の席には

国民に愛されたリリアーナの名があった。



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