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1.前世での私

『前世の記憶がある』て言ったら信じてくれますか?



ありえない話だと思う人が多いと思う。

私も正直聞かれる立場だったら信じてない。


でも、今アイドルとして世界中で引っ張りだこの私、

常陸院そらは前世の記憶がある。


前世どころか前世の前世、その前の前世と記憶がある。


一番最初の私の人生は本当に悲惨だった。

俗に言う悪役令嬢だったから。


ブラウン公爵家に生まれた

〝ティアラ・ブラン"は

その家の力を存分に利用して我儘放題だった。



欲しいと思ったドレスや宝石は絶対に手に入れていたし、

私の機嫌を損ねたメイドは即クビ。


私の嫌いなキノコを知らずに食事に出した新人のシェフも即クビ。


「死刑と言わない私は女神様よ」てその時思っていたっけ。



欲しいものは全部私のもの。

私が世界の中心。

そう思って疑いもしなかった。


だから、初めて一目ぼれした時も

「私はこの人と結婚する」てお父様にお願いして

その方と結婚した。



―ノア・ウィリアム―



王族、次期皇帝の方だった。




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