エピローグ
それから作戦に参加した全員に破格の褒賞金が支払われた。
アルフとラングースとドーグスは今回の件で恩赦が居りて、『宇宙人』として登録され、観察員が付けられてある程度の自由が保障された。
アルフの言葉だといずれまた亀裂は発生するとの事だったが、今回の亀裂程の脅威はしばらくは現れないだろうという事だった。
恩赦はレンジュウロウにも与えられた。
彼の指名手配は解除されたが、彼自身はどうでも良さそうだった。
レンジュウロウとロングゥの二人は何処かに旅立って行った。
しかしまたいずれ会うだろうとキジヌはなんとなく感じていた。
リーガスは唯一活躍出来なかった事に落ち込んでいたが、直ぐに立ち直りいつもの調子に戻っていた。
トウゴ=ジュサンは相変わらず、何も言わずに何処かに消えていた。
そしてキジヌはグレートジェントルマン号に戻っていた。
事の次第を説明するとスリーに怒鳴られた。
体を失って戻った事に相当ご立腹だったらしい。
対してグランマとアビゲイルは特に何も言わなかった。
魂だけでも無事に戻ってきたことで良しとしていた。
キジヌの体は宇宙葬とされた
。自分の体を送るのはやはり奇妙な感じだった。
レンキの体には未だに慣れていなかった。
気を抜くと体の形が崩れてしまうのだ。
そのたびにやはりスリーに怒鳴られた。
それにも段々と慣れていった。暫くすると体が崩れることは無くなっていった。
そしていつもの日々が戻ってきた。
宇宙は暫く、いつもの様に平和だった。




