優秀だった探偵～緊急事態宣言は予想外・・・。
フェブラリーSの予想対決は『探偵側の勝利に終わった。』と報告を受けた。
相手は”元競馬専門紙の予想家”数人の予想と自身の予想を書いた封筒を差し出して見せた。軸馬は１番人気と２番人気を絡めた予想が多かった。馬券の種類は馬連、３連複、３連単の予想だった。どの予想も買い目は10点以内。競馬予想を生業とするものは無駄を省いて馬券を絞る習性がある。何故なら馬券で儲けるには少ない買い目で的中させる方が『ハズレても痛くないし、当たった時の利益は大きい』と考えるからだ。
探偵は私のアドバイスを聞き、本命サイドの予想者と穴馬予想を得意にする者など違うタイプを揃えたらしい。探偵が優秀だったのは確実に馬券を当てる事を重視した事。”穴馬狙いが上手い人はハズレても仕方がない”と割り切っていたが、波乱の予想が難しいという事で私の予想を選択。他者は本命サイドの組み合わせ馬券だった。そして、探偵は考え抜いた末に１番人気から馬連・ワイド総流し馬券を選択した。”確実に当てたい”というのと土日のレースが波乱傾向だったので”嫌な予感がした” そうだ。結果的にこれが決め手になった。
１着馬は１番人気だったが”２着馬は最低人気”と普通の人には買う事が難しい大波乱のレース結果だった。
競馬をお金を儲ける”ギャンブル”とするなら直感や運も実力なのだ。探偵は勝負に勝ち、情報を引き出すことに成功した。しかし、新型コロナウィルスの影響までは読めなかった。
突然発表された”緊急事態宣言”は北海道に続き全国に・・・。各種イベントやスポーツは勿論、競馬場も無観客で行われることになった。そして競馬ファンは競馬場やウインズの馬券売り場に行く事が出来なくなった。
探偵は情報を得た所まで報告に来た後に、”当たり馬券を換金できない”とボヤいた。私は情報の対価として、これまでの経費や依頼料を渡し”引き続き調査”をお願いした。
私は”緊急事態宣言”で外出を控えていたが、スーパーやドラッグストアなどトイレットペーパーの買い占めで困惑している。袋入りラーメンやレトルトカレーや冷凍スパゲティも品物が殆ど無くなっている。
私は正直、『政府の対応の遅さが今の日本の混乱を招いた』と思っている。
世界からも日本は批判されていて、当初”デマ情報”と言われていた東京五輪中止も現実味を帯びてきた。
知人などから聞いた話では『小中高校を休校』は突然すぎて困るという。仕事がある為に子供の面倒を見る暇がない。仕事を休んだら収入がない（休業補償がないパートや契約社員もいる）からもっと早くから対策を講じていれば・・・小規模経営者は倒産の可能性もあり、経済も医療現場も国民生活も何が起きても不思議が無い状況が続くだろう・・・。
某友人は、生活が出来ないから『ネットで馬券購入をしてお金を稼ぐ』と言い私に予想のアドバイスを頼んできた。本来なら断るのだが事情があるようなので・・・じゃあ、自己責任で損しても文句を言うなよ？
中山記念はダノンを推奨する。自信度は70％位だが・・・。
阪急杯は、内枠先行タイプと内から差せる馬。
フィアー（自信度60％）とマイスタ（自信度30％）かな？
