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平成最後の天皇賞(秋)
十月になり私の周りは平穏な日々が戻りつつあるが、私には予想大会という重要課題がある。菊花賞は無事に的中し順調に金額を上積みしている。しかしこのままでは最悪の状況も考えなければならない。これまでG1のみ買っていたがそれだけでは目標金額到達が難しいのだ。あとはいつ動くか?タイミングを計っている。この競馬予想大会の謎の部分が推測通りなら必ず“何かが起こる”と直感で感じている。勿論考えすぎかも?
秘密裏に受けた依頼も遂行しながら考える事は沢山ある。私の思考回路は眠りにつくまで働き続ける。解けない詰将棋を頭の中で解く習慣が高校時代に身についた事で私の頭脳は鍛えられた。直観力もそうだ。
天皇賞は人気馬スワーヴとレイデの取捨。堅いか?波乱か?私は決断する。人気馬は抑えにして、キセキとステファから流し勝負。リスクは高いが小頭数の今回は勝負時と読む。奇跡が起こることを願って馬券を購入した。
さて、結果はどうなるか?私は期待と不安でレースを見る事になる。