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菊花賞

 秋華賞は私の本命が当たり3連単的中。しかし、この時には既にこの予想大会の幾つかの疑問点に気づいていた。まだ証拠がないので推測の段階だがその答えは来月には分かるだろう・・・。


 私の使命は優勝する事に全力を尽くすだけ。だが私はミステリー小説の多数のシリーズを学生時代に読み漁っていた頃があり、名探偵に憧れていた時期がある。謎めいた事や難しい問題があると無意識に考えてしまう。私が競馬予想に強くなった理由の一つだろう。


 菊花賞は3歳クラシック最後のG1。距離が三千メートルと長い為予想が難しい。しかも春の実績馬と夏の上り馬の比較。つい先日競馬サークルのメンバーに会った時に私は『菊花賞は血統で買う』と宣言してきた。私の経験上長距離適性+スピード能力が重要で今回の出走馬を見ると波乱があっても不思議ではない。私は今回逃げ先行タイプが狙いと思っている。私の知る限り有力な馬はステイ産駒だと思っているとサークルメンバーにも解説してきた。ステイヤーを多く輩出しているステイ産駒は成長が遅いタイプが多く春には実力がなくても秋以降に成長する馬を沢山見てきた。春のG1出走組ではエタリが本命。ただし、他のステイ産駒も注意しなければ・・・。


私はあの日の地震の事を思い出していた。

全てはあの出来事から始まったのだが・・・。


 

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