札幌競馬場
今回、初作品ですので色々な意見など頂けると幸いです。私の体験・経験談や友人から聞いた話など参考にして書いています。
ちなみに、競馬予想は実際にあるレースを毎回載せています。
時々、穴馬券を当てているので『この小説を読んでいたら競馬予想が面白くなった。』など
小説と合わせて、楽しんで頂けると嬉しいです。
コメントや評価をして下さった方には感謝しています。 by ないと
*最初の投稿内容を今現在、修正等しています。
多少の文章変更はしますが、大筋のストーリーは変更しない予定です。
*気になる点などあればご意見を頂ければ幸いです。
私は病院に勤務する事務職員である。先週末に熱中症になり熱が38℃以上あり、勤務先の病院で診察、治療してもらった。
私の勤めている病院は、休日・深夜を問わずに救急患者も受け入れてくれる良心的な病院だ。2時間ほど点滴をして解熱剤を処方してもらい帰った。その時に対応してくれた看護師の名前は憶えていなかったのだが・・・。
私の趣味は競馬で中山競馬場に通って競走馬を見るのが好きだった。
馬券は少額で買うことが多く損しても影響のない程度しか買わない。
『競馬はギャンブルだから“お金を儲けよう”』と若い頃は思っていた時期があった。しかし、欲に目が眩むと馬券を外すことが多くなる。
特に、万札を投入する時は外れる傾向が強い。
何故なら『冷静な判断が出来なくなり、“当たる”という謎の自信?』
そういう思い込み?というか勝負に夢中になり大金を失うのだ。
そんな経験から競馬は“予想を楽しむ事”を重要視するようになった。
競馬を始めてから数年は、データや新聞の印を見て買っていた。しかし、全く無印の馬が激走したり、人気馬が惨敗したり当たらない・・・。
そこで私は、穴馬券を狙う事を考えるようになった。
狙う馬は“直感”が多く、馬の名前など気に入った名前や好きな数字の枠に入った馬を買うことが多かった。
小規模だが競走馬の生産牧場をしている親戚の馬を追いかけた事もあった。中央競馬で数頭しか走っていないが、いつも人気が無いが高確率で馬券に絡むので儲けさせてもらった記憶がある。
数年前に札幌に引っ越してきた。理由は簡単。仕事や人間関係に疲れて精神的にツライ立場のわりに給料はソコソコで出世も望めない。おまけにアパートの家賃が高い。暑さに弱くゴキブリが苦手。
“一生を終えるまで住みたい”とは思えず、故郷の北海道で仕事を探していたが幸運にも募集していた病院の理事長が父の知り合いだったので採用してもらえた。
今日8月19日は札幌記念がある。札幌競馬場も今日が一番盛り上がる。競馬場に行く準備をして出かけ開門を待つ。少し小雨が気になるが・・・?
予想は前日に、新聞とインターネットでチェックしている。後は万全を期してパドックを見るだけ。
狙いは、サクラ、アストラ、ちなみに北九州記念はアレス、アン。
もう一度新聞を見ながら確認していたら後ろから私を呼ぶ声が・・・? 誰だろう? 振り返ってみるとそこに居たのは・・・。