Café de Repos(ひとやすみのカフェ)解説・注釈等 その4
52話~53話
巻きずしのまるかぶりって全国的に認知されているのだろうか?
関西方面ではそんな風習があります。
筆者の実家のお店でも、2月3日の節分の日にバカほど巻きずしを作りました。
寝不足のせいでテンションがおかしくなってちょっとしたことが可笑しくてゲラゲラ笑いながら巻き続けた記憶です。
バタバタしていて、やる気がいっぱいあって、連帯感があって、文化祭みたいです。カラダは苦しいけど、忙しさが楽しかった。
懐かしかったから詳しく書いて長くなっちゃった。読み飽きる読者もいあるだろうか・・と思ってどこか省こうと思ったんだけど、流れを知っているだけにどこも省けない!!
融通の利かない筆者でした。
54話~57話
2月といえば、バレンタインです。
この青春シリーズ書くのが好きになりました。
高校生たちのせいしゅんです。せいしゅん。
こんなキュンキュンするのは、筆者シオカラ女ですから経験ありませんけど。
この辺りを書いているときに「游クンって実はこうなんじゃないの?」と,あることを察知した読者がいました。
さーっ ←血の気が引く音 なんでわかった?最後まで表面に出すつもりなかったのに、ばれてた・・・・。
これを書いている時まだもっと早い段階からずっと、こっそりとひそかに温めていた設定をそんな簡単に推理するかな。
なんのことか。・・・それは最後のほうに書いた~。
58話~おしまいまで。
お話を終わらせるにあたって、伏線を回収し始めます。
もうこの辺で、どんな結末にするかほぼ決まってました。
カフェはオープンな感じにして、おばちゃんたちの協力を得るようにする。
ヒロトたちをハッピーエンドに、介護の問題はひとつづつ片付け。あと、春樹とマキノがぎくしゃくしている部分をほどくために、もう一度タンデムでバイクを走らせて、解決して・・・。あと5~6話で終わりかなーと思ったんですけど、物語を筋道立てて書くって本当にむつかしいですねー。なかなかたどりつきませんでした。
でも、エンディングを決めてしまったら、そこまでのあらすじをざっくり書いて、それに少しずつ肉をつけて服を着せて、整えていく作業、結構楽しかったです。
だから、このお話の前半と後半、描き方が全然違うんですよね。
この番外編の裏話描くために、何話に何のこと書いたっけ・・と見直してたら、55話ぐらいから自分の書いたものにつられて一気に最後まで読んでしまうという本末転倒。
なにやっとんねん筆者・・・。
筆者はマキノではないけれども、
いつか、私の好きな人が、・・んーと、お友達や、家族や、知らない人でもいいんだけど、
疲れたな・・とか、ちょっと休みたいな‥って思ったときに、ごはん作って食べさせて上げられたらいいなぁと、やはり今もそう思っています。
もともと、カフェ開業奮闘記から、ずっと同じその妄想を膨らませて書き続けてきました。
そうなればいいなぁ。
世界中の人が、やさしさで満たされて、幸せになれるような、そんな未来がいいなぁと思いながら。
~ひとやすみのカフェ~は完結しました。
悪い人は出てこない。
ハッピーエンドしか書かない。
筆者のポリシーは、著しく物語を狭めますが、・・・まあそれでもいいのです。
何を書こうが、人の勝手だものね。
さて、次はどんなこと書こうかな~・・・。