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Café de Repos(カフェ開業奮闘記)解説・注釈等 その二


ええと,次には甲状腺の病気についてやたら詳しく書いてますが,

これもまぎれもなく筆者の経験です。


「気休めだけど,ビタミン剤出しとく?」これ,本当に言われました。

ちょっと病院の医師に対して批判的に書きすぎた感が否めません。

いつもなら,マキノは医師の性格なんて気にしない子のように思います。


マキノと同じく,腫瘍と言われたけれど癌ではなくて,

要は,ただのできものでした。


でも実際に,人生について筆者もいろいろ考えましたよ。

やってみたいことなぁ・・・。

そう考えて,こんな小説書いたり,友達に会いに東京行ったりしました。

それだけで,結構満足してます。




サクラとマキノは先輩後輩・・と言う設定にしたのですが,

サクラがあまりにも人懐こくフレンドリーすぎて,ついついマキノの発言もタメ口に書いてしまいました。マキノは礼儀を欠かない女の子のはずなんですが,馴れ馴れしく書いてしまってすみません。読み返してみて気になったら,治すかもしれません。


筆者もOLの経験がない事もありませんが,TVなんかでみるような女子どうしのキャピキャピしたつきあいは経験ないのであります。同僚と一緒にカフェとかスイーツとか合コンとか,やってみたかったな~・・・。



マキノとサクラがランチをしたこのカフェのモデルとなるお店は,筆者の近所とも言えないぐらいのところ(車で30分)にあります。焼き立てパン食べ放題のベーカリーカフェ。お気に入りですが,つい食べすぎてしまい,ダメです。

サクラさんには天敵のはずです。




姉の万里子が出てきました。

筆者には美容師の妹が居ります。(もちろん名前は違います!)

おしゃれに無頓着な姉に“そろそろアタマしに来なさい”と連絡をくれる親切な妹です。

最初 マキノの妹 という設定にしていたら,「年齢のつじつまが合わない。」とリアル妹からダメだしを食らいました。


マキノの母さんは静かな雰囲気に書きましたが,実際の筆者の母は,もっと・・・・・・おもしろいです。それから物語にしてもいいぐらい,おもしろい人生も歩んでいます。

リアル母の人生は,マキノの母としてではなく,いつか違う登場人物として出てもらって,おもしろかったエピソードを書く・・・ことがある・・かもしれません。

・・と言っても,どの登場人物か言わなかったら,結局誰にもわからないんだぜ?

でもいいんだもんね。内緒だもん。



うちのみ会のお献立は,昨年筆者が友達を招いて実際にクリスマス会に用意したものと酷似してます。

「こっちに嫁に来て,こんな楽しいのって何年振りかって言うぐらい楽しかった。」

そんなこと言ってくれたお友達に感謝しつつメニューを書きました。

うふふ。 また女子会やりたいな。

・・・そうですね。こんなふうに自分がいろいろごちそうを作ってお友達とおしゃべりをしたいと言う素地が筆者にはあるのかもしれません。



さて,OL3年やったぐらいで充分なお金が集まるとは思えないのですが,

古民家ぐらいなら買えるかもしれない金額であろうと思われます。

(筆者の母ちゃんが,斜め向かいの古い家屋を激安で買いましたので。)

吉野にも,空き家コンシェルジュっていうものがあります。

空き家増えてます!!



旅館の様子。


筆者は,とある政府登録国際観光旅館のフロントを3年ほどやっておりました。

天皇陛下も訪れたことがあるという由緒ある旅館であります。

物語の中の女将さんは,ちゃきちゃきした感じに書きましたが,筆者の行っていた旅館の女将さんはもっともっとお上品でありました。「おほほほ。」


・・・それに,バイト代とか日給とか,〇十年も前の記憶なので,適当にしてしまいました。多少増やしてみたりもしたけど,もっといいのかもしれません。よくわかりません。読み流してほしいです。必要ならば取材してくればいいんですけど,こんなの書いたのがばれたら恥ずかしいので聞けません。


あっでも,厨房の中は,ほぼあんな感じで活気があって,きびきびしていて,板場さん達や,中居さん達や,洗い場のおばちゃん達,バイトさん達が元気よく働いていました。

若かりし頃の筆者も,当時の板長さんから可愛がられておりました。

やんちゃな修行中の板前小僧たちもいました。

みんなで飲みに行ったりもしましたし,楽しかったです。

若い男の子たちにとっては,回りに中年おばさんの中居さんと,塩辛女の筆者しか,女っ気がなくて,気の毒でもありました。


旅館での仕事の内容は,とても面白かったです。

筆者は,フロントではありましたが,受付だけでなく,手の足りないところはどこでも行きました。

お客様をお迎えして,非常口やお風呂やら売店なんかの説明をしつつお部屋までお荷物を持ってご案内をしたりもします。

お料理を並べたり,さすがにお酌したりはしませんでしたが,間に合わないときはお部屋の掃除に走ったり,盛り付けを手伝いに行ったり。時間が遅くなる時など,洗い場に回ったりもしました。

それら全部が,おもてなしのひとつひとつです。

人を迎えるために用意をすると言うのは,こころはずむことであります。

旅行にきたお客様に,ひなびた和風のお部屋で,板場さんの作ったお料理食べて,大浴場につかってもらって,浴衣と丹前を着て,山の景色を見てゆっくりしてもらう。

朝早くて,夜遅くて,大変な仕事だけど。・・・よいお仕事だなと思うのです。


こういう思いも,筆者の理想のカフェの基礎のひとつにもなっているかもしれません。



モデルになっている吉野山の旅館は,4月は本当に殺人的忙しさになります。

んで,マキノは旅館に浸りきっていては前に進めませんので4月~5月までということにしました。



次のバイトの,ケーキ屋さんのほうは,

モデルが実在するんですよね。宣伝になっちゃうとまずいのかもしれないけど,モンブランがおいしいと評判になって,県内でトップクラスの人気になってしまったケーキ屋さんです。


ああ筆者もここでバイトしたい・・・。(今現在のリアル望みです)





筆者・・・なにをかくそう調理師免許を持っています。

その旅館に努めていたため実務経験をクリアできたのであります。

実際に調理したのはせいぜい盛り付け程度なんですけど!!(しっ内緒っ)


そして,実家の母ちゃんが寿司屋をすると言うので,実際に民家の台所を改造して,開業した経験がるのです。

お寿司と言っても,吉野名産柿の葉寿司がメインですので,お店で食べていただくのではなく,よそのお店に卸して販売してもらう形でした。

ああ,あの頃は必死で働いたなぁ・・・。


そんなことで,割と簡単に営業と言うものは開始できるのだと,実はもともと知っておりましたのです。




いつか,この物語の通りのことをやってくれる人いないかな。


あ,別に恋はしなくていいよ。カフェの部分だけね。



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