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尊敬、後に恋慕。して玉砕。

作者: 堀 稲子

禁忌の恋ってあるじゃないですか。

わかりやすいのは近親相姦。親兄弟はダメとか。これは分かりますよ、血の問題でしょう。

次には同性愛、まあ世間体も悪いし子は成せないし。これもまあ分かります。

異教徒間の恋愛。宗教観の問題って当人同士だけじゃ収まらないものね。理解していますよ。


でもね、親兄弟じゃないし同性でもないし宗教一緒だし、何が問題なのでしょうか。

私は先生を心から尊敬しているしただの青春時代にありがちな年上への憧れで片付けてほしくないんですよ。まあ先生妻帯者ですし。奥さんと仲いいのは存じ上げていますけれど。

もし先生があと20歳若ければ私と肩を並べてくれましたか、私が生徒でなければ手をつないでくれましたか、奥さんと出会っていなければ私と一緒になってくれましたか。

なんて言ったら間違いなく困らせることくらい知っています。


××××なんて言ったらもう会ってくれないでしょう。

細い目を更に細くして「冗談でも嬉しい」と仰ってくれるのでしょう、私の「黒くて綺麗」と褒めてくださった髪を撫でてくれるのでしょう。


恋とも憧れともつかぬ、その感情を秘めながら。

私は今日あなたを忘れます。

後味悪い話になった上に気持ち悪くてすみません。これは誰がモデルとかないです。本当無いです。この女何がしたいんでしょうね。

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