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小説幻怪伝  作者: 蝦夷 漫筆
死線の果てに
121/122

幻怪戦士よ、永遠に

 世界の崩壊が始まった。

 かけつけた仲間、音次郎と煤は閻魔卿の前に倒れた。命がけで阻止しようと試みた雲仙も返り討ちに遭い、切り札「願いの破片」もバラバラに。

 怒りにまかせて飛び出した幼子・仁美をかばった父親、夫羅も絶命した。

 そして再び仁美に向けられた閻魔卿の刃。


 「うっ」

 幼子にのびる殺戮の手を打ち払ったのは、悦花だった。

 「い、いつの間に」

 悦花は閻魔卿の暗黒波動の呪縛によって身動きを封じられていた、というのに。

 「なぜ…」

 

 悦花は至極冷静な表情のまま、全身に光を満たして立ちつくしている。

 その眩しさに目をしかめながらも、閻魔卿はじっと悦花に見入っていた。

 「その姿は」

 悦花の顔、身体のあちこちには稲妻のような文様がくっきりと浮かび上がっていた。

 あの時の、八岐大蛇を一瞬にして葬り去った時と同じ「覚醒」の悦花がそこにいた。


 「これが、本当のわたし」

 脈打つような光の鼓動が少しずつ早くなる。

 「わたしの中に眠っていた血が、目を覚ました」

 閻魔卿が首を傾げた。

 「血…俺の血が?」

 うっすらと笑みを浮かべる悦花。

 「いいや、あんたじゃない」

 「一体誰の…?」

 「古代から連綿と続く大いなる力がわたしの中に眠っていたんだ」

 険しい目の閻魔卿。

 「俺のこの血以外、そんな力は認めん…」

 悦花に向けてかざした両掌に、真っ黒い波動のオーラが稲妻を伴って大きくなる。

 「お前は紛れもない、俺の子。ゆえに俺を超えることは出来ぬっ」

 バリバリと音を立てて、巨大な暗黒波動が撃ち放たれた。

 「はあっ」


 だが悦花は、全身にまとわりつくようにその身を包む黒い波動を、まるで小さな虫を手で払うようにあっさり散らしてのけた。

 「小さい。小さいんだよ閻魔卿」

 怒りも苛立ちもない。少し悲しげな、柔らかな微笑みとともに。

 「そんな選民意識など、悠久の年月の流れにあっては幼子の戯言に等しい」


 「なっ、なんだと…この俺を、俺をガキ扱いするのかっ」

 歯軋りが聞こえてくる。

 「えいっ、ええいっ」

 次から次へ、暗黒波動を撃つ。

 歯牙にもかけずに振り払う悦花。

 「お前のような者を止めるために、この血は眠ったまま受け継がれてきた」

 全身の輝きが増す。

 「そして今、目覚めた」

 

 身構えた悦花を見て閻魔卿が刃を振り上げる。

 悦花は波動弾を繰り出した。光に包まれ、衝撃に閻魔卿の顔が歪む。

 「この俺がっ…」

 力いっぱい踏んばっても、身体ごと吹き飛ばされてしまう。

 「あり得ぬっ」

 すぐさま立ち上がる閻魔卿。しかしすでに悦花はその懐に潜り込んでいた。

 「あんたは捨てた。この世を、わたしを」

 しなやかな脚が弧を描く。下腹を蹴り上げられた閻魔卿が身体をくの字に曲げて宙に浮く。

 「ううっ」

 さらに悦花が蹴り上げる。閻魔卿は黒い体液を吐き散らしながら空中で悶絶する。

 「今度は」

 悦花も飛び上がった。あっという間に追いつき、光り輝く腕を閻魔卿の背中に打ち下ろした。

 「わたしがお前を捨てる番」

 きりもみしながら落下した閻魔卿の身体は、めり込むほどの勢いで地面に叩きつけられた。


 ぐったりと横たえた閻魔卿が、かすかに声を発した。

 「わかった…わかったよ…」

 力なく手招きをする。

 ゆっくりと悦花は近づき、顔を覗き込んだ。


 「わかったよ」

 ニヤリと笑った閻魔卿。

 「お前を倒すためには、この俺も全力を出さねばならぬ」

 閻魔卿の全身が真っ黒いオーラに包まれた。激しい稲妻は天にまで届き、衝撃が幾筋もの地割れを走らせる。

 「死ね、死ねえっ」

 轟音を響かせて暗黒が悦花に襲いかかった。一瞬の高熱で周囲の景色は、水蒸気が作る霧で覆われた。


 霧が晴れてゆく。

 悦花が全身で発した光が、閻魔卿の暗黒を押し戻していた。

 「哀れな…」

 光で視界は真っ白になった。

 「あらためて言う。父は死んだ」

 悦花の足元で激しい光の衝撃に包まれた閻魔卿は、一切のオーラを消し去っていた。

 「まだ、まだだ…」

 身体を震わせながら何かに憑りつかれたように、這いずって火口に辿り着き、その奥を覗き込んだ。

 「はは、あはは…世界の崩壊はもう止められないぞ。誰が何と言おうと勝ったのは俺」

 暗黒の怨球がマグマ流と反応して広がる素粒子崩壊はどんどん進行している。

 「俺の勝ち、だ」


 「いや、止める」

 悦花が火口に立った。

 「この血の宿命」

 両手を突き上げると、キーンという耳を刺す高周波を伴って強い光と引力が生じた。

 「はああっ」

 幾つかの光の筋が悦花の手に集まる。割れて散らばっていた「願いの破片」が、その筋を通って集まり、やがて一つになった。

 「全ての力を、全ての意志を、ここに」

 爪先から指先、悦花の全身。そして地面、草木、空気中の水滴、風。森羅万象のあちこちからの光が、願いの破片に注がれた。

 うっとりするような、見ているだけで心が静まるような、強く温かい光。

 「終わりにしよう」

 すべてを「願いの破片」に託した悦花の身体から光はすでに失われ、顔や身体に浮かび上がっていた稲妻の文様も消え去っていた。

 「世界は、救われる」

 

 誰も目にしたことのないような光に包まれた「願いの破片」が火口から投げ入れられた。


 遠鳴りのように火口の底から聞こえてくる。轟音、金属がぶつかり合うような音、バリバリという稲妻、呻き声、笑い声、悲鳴、風の音、波の音…。

 「そう、これでいい…」


 波動、とは、ただのエネルギーでも物質でもない。

 感情であり、哲学であり、記憶であり、存在理由であり、時の流れであり、それをもし誰かが「神」と呼ぶなら、その意志である。


 「光も闇も、その平衡に意味がある…」

 願いの破片と暗黒の怨球。互いに天文学級の波動がぶつかり合い、干渉し合い、融解、融合してゆく。

 小刻みに揺れていた地面は、次第に大きな、うねるような揺れに変わっていった。


 「ん、こ、これはっ」

 しかし、その揺れは、すでに亀裂の入っていた火口付近の岩盤を崩し始めた。

 波動の終焉が引き起こす局地的な衝撃に襲われた富士山頂。

 「うあっ」

 悦花の立つ火口の岩場も。

 「ぐあっ」

 閻魔卿が横たわる火口の淵も。


 「ああああ」

 消耗しきった二人は、ガラガラと崩れる岩の塊と共に火口に落ちていった。真っ逆さま。

 

 「おしまい、これでおしまい、か…」

 頭が上になったり下になったり。悦花にはもはや、態勢を取り戻そうとする力も、気力も残っていなかった。

 まるでスローモーションのようにゆっくりと、そして穏やかに感じられた。


 「これでいい…」

 長かった戦い、その数々のシーンが目に浮かんでは消え。

 仲間との出会い、そして別れ。

 笑いあった日々。涙枯れるほど泣いた悲しみ。なんでもない日常、とりとめのない会話。

 たくさんの出来事がよみがえっては遠ざかってゆく。


 「ああ、暖かい。明るい…」

 悦花を光が照らす。

 「これはっ」

 胸元の勾玉が、脈打つように光を放っている。

 「母さん…お母さん…」


 気付くと、同じ光が遠くに見える。無数の岩の塊と一緒に落ちてゆく、もう一つの光が。

 「あれは…」

 だんだん近づいてくる。引き寄せられるように。

 「まさか」

 悦花の胸元の光と重なった。悦花の勾玉の欠片と、閻魔卿の勾玉の欠片は吸い寄せられるようにぴったりと癒合した。


 「そ、その顔は…」

 暖かく柔らかい光に包まれた閻魔卿の顔は、火傷も深い傷も癒え、みずみずしくも優しい、穏やかな顔になっていた。


 「悦花…」

 閻魔卿の目は、涙に潤んでいた。

 「すまなかった…」

 二人は落下速度を上げながら、渦巻くマグマに向かってゆく。


 「父さんっ」

 思わず悦花は叫んでいた。閻魔卿が広げた腕の中、その胸に飛び込んでいた。

 「おとうさん…」


 心が溶けるような感触。

 こんなのは、こんなのは初めて。

 もう、このまま時間が止まって欲しい。そう思えた。


 重なり合っって落ちてゆく二人。

 「これが、私たちの運命」


 閻魔卿は優しく微笑んだ。そこには暗黒の盟主も、世界の滅亡を願う野心家もいなかった。

 ただの一人の父親がいるだけだった。

 「いや、娘よ」

 もはやその声も聞き取れないほどに落下スピードは激しくなっている。

 「俺は、お前に救われたんだ、最期に。今度は、俺がお前を救う番、だ」

 閻魔卿は悦花の下に潜り込んだ。

 「償い、などとは言わぬ」

 自らの首に下がる勾玉の鎖を断ち切った。

 「父親として唯一、お前にしてやれるのはこんなことくらいだ」

 全身を震わせ、渾身の波動を放った。それはもはや暗黒の波動ではなく、光あふれる波動だった。

 「父さんっ」

 波動は悦花の胸元の勾玉を包み、さらに激しい光となった。

 「あったかい、あったかいよ…」

 その衝撃が悦花の身体を一気に持ち上げた。反動で、閻魔卿の身体は速度をまして火口の奥深くへ落ちてゆく。

 「いい娘を持った…母親にそっくりだ」

 どんどん小さくなってゆく閻魔卿。もう声も届かない。柔和な笑顔の中で唇が動くのがかすかに見えた。

 「ありがとう」


 上昇してゆく悦花。その周りは激しい火に包まれた。

 激しい炎が悦花の身体にまとわりつく。やがて火柱の中に埋もれていった。



 山頂では、意識を取り戻した煤が、音次郎に駆け寄り太腿に刺さった槍先をなんとか抜くことに成功していた。

 「仁美ちゃんを、仁美ちゃんを」

 火口付近で茫然と立ちつくしている仁美を抱きかかえた煤、その足元にも地割れが迫る。

 「もうここはヤバいぞ。このままでは全員死ぬ、逃げなきゃっ」

 四方に広がる岩盤の亀裂からマグマが霧を吹いたように噴出している。

 仁美がさけんだ。

 「ダメっ。ダメよ、お姉ちゃんを待つの…」

 「何言ってるんだ仁美ちゃん、このままじゃみんな炎に巻き込まれて」

 「お姉ちゃんはいつも、あたしたちを待っててくれた。助けてくれた。だから…」

 「しかし、しかし…」

 激しい火柱が、ついに火口から噴き上がった。

 「あああっ、もうダメだあっ」


 ひときわ明るい光の筋が、火柱の中から漏れ出てきた。

 「あ、あれは…?」

 揺らめく光が、近づいてくる。上下にゆっくりとうねるように、羽ばたくように。


挿絵(By みてみん)


 「鳥だ…火の鳥だっ」

 炎が、まるで翼を広げるように大きな鳥になって炎の中に飛んでいた。

 「あれを見ろっ」

 その胸元には大きな光の球。包むように悦花が保護されている。ゆっくりと悦花が目を開いた。

 「あ、あなたは、火の鳥…」

 声ではなく、悦花の意識に直接、声が響いてくる。

 「ええ。私の名は、ぬえ

 悦花は叫んだ。

 「鵺…か、母さん?」

 いつか聞こえてきた、あの優しい声。心に直に触れるような声。

 「ええ、あなたを産み落としたわたしは、ここで息絶えたのです。しかし肉体が滅びようと、魂が火の中に生き続け、あなたを見守ってきた」

 「火の中に…」

 「古の時代に埋め込まれた血が、人知れず受け継がれて来た、おそらくこの日ここで使命を果たすために」

 「使命…」

 「わたしは今、使命を終え、この血とともにやっと消えゆくことが出来る。そしてあなたも今、宿命から解き放たれた」

 「そ、そんな…」

 「父のものでもなく、母のものでもない。あなた自身を、これから生きてゆくのです」

 火の鳥は悦花を降ろすと、翼の先から蒸発するようにどんどん薄くなって、真っ白な煙になって大空に舞い上がり、やがて風の中に散り消えていった。

 「か、母さん…」


 悦花はぐったりと座り込み、空を見上げる。


 だが時は待たない。

 「悦花、ここはもう危ない。山を下りるぞ」

 痛めた足を引きずりながら音次郎が歩み寄った。

 「父さん…母さん…」

 その場を離れられないでいる悦花。

 音次郎が喝を入れた。

 「その父さんが、母さんが、命がけで守ったお前の命を無駄にするなっ」

 悦花の腕を掴んで立たせ、山頂の崖っぷちまで連れて行った。

 「ここから一気に下りる。それしか助かる方法は無い」

 音次郎は義手に内蔵された縄を取り出し、自分と悦花、煤と仁美をくくりつけると、岩にがっちりと結び付け飛び降りた。

 「よしっ、間に合った。脱出だっ」

 ほどなく富士は火口から激しく噴煙を上げた。


 これら一連の騒動は、嘉永七年の東南海地震と引き続いて発生した富士の噴火として萩原四郎兵衛らによって記録に残されている。

 

 四人が麓に着いた頃には、黒雲は消え噴火も落ち着きをみせた。

 「終わった…終わったんだ」

 西の空、鮮やかな虹の架け橋が滔々と、美しい弧を描き出していた。




 二日後、四人は百々どどがみねにいた。


 「季節がら、こんな花しか集められなかったが…」

 澄んだ青い空に幾筋かの白い雲がゆったりと流れてゆく。やや冷たくも感じる風は頬を心地よく吹き抜ける。


 「気持ちは通じるさ。ああ、間違いない」

 いくつかの盛り土、わずかばかりの花。

 亡骸も遺品も、帰る場所もない仲間たちへの、ささやかな弔い。


 「本当に、本当に終わったんだな…」

 煤はサッと菅笠を頭に乗せた。

 「さあ、俺は川へ帰るよ。また気ままな暮らしが始まる。旨い鮎が俺を呼んでる。思いでに浸って暮らすにゃまだ若いってもんだ」

 挨拶もそこそこに。

 「じゃあ、な」

 まるで未練を断ち切るかのように、わざとらしいくらいに素っ気なく。荷物を肩にかけて歩き出した。

 仁美が驚いた顔で口を尖らせた。

 「ええっ、すうちゃん。これからもあたしと遊んでくれるんじゃあないの?」

 「ああ。このご時世、河童なんかとつるんでていいことなんか一つも無えぜ」

 口笛が奏でる陽気な旋律は、どこか寂しげにも聞こえた。

 「元気でな。もう会うこともないだろ」

 川へ降りる道を、足早に歩いて行った。振り返ることもないままに。


 「そう、終わったのよね…」

 悦花は大きくため息をついた。

 仲間たちと暮らしたあの日々は、もう戻ってこない。

 心の中に風が吹いたような気がした。


 「わたしは、あの…」

 悦花は音次郎にそっと寄り添った。

 「これから、あなたと…」


 音次郎は目を閉じた。

 「私は…旅に出ます」

 「え、えっ…」

 音次郎の胸に添えた悦花の手は、行き場を失った。

 「これから二人で…」

 悦花の言葉を、音次郎は遮った。

 「たくさんの仲間が死んだ。彼らに顔向けできるような償いを、私は何一つ出来ていない」

 「お、音さん…」

 「そして」

 音次郎は、熱で溶けた鉢金を懐から取り出してまじまじと見つめた。それは父・雲仙が巻いていたものだ。

 「百年続いた尾張柳生も潰え、私一人が残った。成すべきことはまだ残っているんじゃないか、そうも思うのです。父が、祖先たちが代々目指したものは何だったのか、それを知りたい、いや知る必要がある」

 悦花に向かって深々と頭を下げた。

 「私はまだ、あなたに終のぬくもりを与えてやれる器じゃない。許してください」


 仁美はきょとんとしたまま二人を見上げていた。

 「ああ、そうだ。仁美ちゃん」

 音次郎はしゃがんで仁美の手を握った。

 「お父さんから、伝言を預かっているんだ」

 懐から簡単な地図が描かれた紙を取り出した。

 「ここから南へ四里ほどの尾張一之宮、そこに父さんが昵懇にしてた彦左衛門さんって方の商家がある」

 「ひ、ひこざえもん…?」

 「ああ、夫羅さんも大変お世話になった方で、家族同然って話だ。もしもの時は、その彦左衛門さんが仁美ちゃんの親代わりになってもらえるよう頼んである、って」

 「ふうん…」

 「いいかい、仁美ちゃん。もう醜い争い、戦いは十分だ。そんなのは忘れて、いい女になるんだぞ。これは夫羅さんの願いなんだ」

 にっこりと笑う音次郎をじっと見つめ、仁美は小さく頷いた。


 「さあ、行こう」

 音次郎は仁美の手を握り、南へ向かう道をゆっくりと歩いて去って行った。


 悦花は二人の後ろ姿が木枯らしの中に消えるまで、ずっと佇んでいた。

 何度も振り返る仁美の頬に、夕陽に照らされる涙がきらきらと光っていた。

 音次郎は決して振り返ることはなかった。


 「また、独り」

 うつむいた悦花。

 「いや、今度は本当に独りぼっち、か…」


 しばらくの間、頬をそよぐ涼やかな秋風に吹かれ、静寂に立ち尽くしていた悦花。

 紅の秋空が西から少しずつ群青に染まりゆく。

 ゆっくりと、歩き始めた。


挿絵(By みてみん)


 もうすぐ寒い冬がやって来る。

 悦花がどこへ向かったのか、誰も知る者はいない。



 完

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