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ほのぼのを目指すエッセイとなむいひけるもの~3回目~

作者: 夜霧ランプ

貧しい飯の話・アゲイン。「仄かに温かみの感じられる様子by福武国語辞典」を模索する文章三回目。温かい野菜が食べたい寒い日。

 3、どうしても食べたい物がある時の話


 お正月の贅肉も大体消費しつくされたようで、先週土曜日からずっと、腹が減っています。

 いつも通りのご飯が貧しすぎると言ったらそうなんですけど、いつも通りのご飯を食べても、腹が減っています。

 溶けるモッツァレラチーズパンに飽きてしまった現在、元に戻そうとしているいつも通りのご飯の例としては、「麺つゆを薄めたスープのかけうどん」とか、「6ピースチーズ半分」とか、「レトルトカレーと米」とか、「薄切り食パンとコーヒー牛乳」とか、「冷凍野菜のスープ」が主ですね。

 ついでに、昨年末から、一日に一回カップ麺を食べる習慣がついてしまいました。塩分をあまりとらないほうなので、カップ麺のスープが異様に美味しいんです。

「ラーメンのスープは、一日に必要な塩分の半分(もしくは4分の1だったかも)が含まれているので、全部飲むのは非常に危険だ」と言う話をすごく昔に聞いた覚えがあるんですけど、「この一杯で、一日に必要な塩分の半分が摂れるのか」って言う情報に頭の中で置き換わっていて、ほとんどの場合はラーメンスープは美味しく飲みつくします。

 だけど「ごつ盛り系カップ麺」のスープを全部飲もうとした時は、流石に胸焼けがしたので半分くらい棄てました。

 チーズばっかり食べて野菜をほとんど摂取していなかったせいか、今日は、無性に八宝菜が食べたくなって、帰ってくる途中にあるデパートの食品売り場で野菜炒め用の冷凍野菜とクックドゥーを探したんです。が、冷凍の野菜炒めの具が、どうにも置いていません。

 クックドゥーは探せばあったかも知れないけど、冷凍野菜が無かった時点で諦めてしまいました。

 だけど、なんとなく野菜は食べたい。どちらかと言うと、温かい葉野菜をバリバリ食べたい。

 そこで、冷凍の中華丼の具を買いました。パッケージの写真では海老が主張してて、「ちょっと違うんだよな。白菜が食べたいんだよな…」って迷いながら購入しました。

 その時一緒に「冷凍ポテトフライ」も買ったので、今日は「300円のパック海老」と、「6ピースチーズ1箱」と、「冷凍ポテトフライ3分の2くらい」と、大袋入りチョコレートから「一掴み分のチョコ」を食べたんですよ。

 初期目的は忘れているけど、普段のご飯事情からしたら、だいぶたくさん食べました。

 なのに、まだ腹が減っているんです。明らかにおかしい、一体、一体僕の胃袋は何を求めているんだ…ってなったんですけど、この文章を書いている間に、いつものかけうどんを食べたら落ち着きました。

 僕の胃袋は、どれだけ良質な蛋白質と高カロリーなイモを摂取しても、炭水化物をがっつり食べないと納得しないらしいです。

 思い返せば、昼ご飯もコンビニおにぎり2個と、胡瓜の漬物だけだった。千円払って500円戻ってきた。物足りなかったけど満足していた。

 そうか。米か麺かパンを食えば納得するんだね、(きみ)は! と言う、理解をしました。

 だけど、本当に今日食べたかったのは八宝菜なんですよ。しかしですが、大型の野菜―今回は白菜―を買ったりすると、数日間その野菜しか食べれなくなるので、大型の葉野菜を買うのは避けたいんですね。

 半分に切られた白菜とかも売ってますけど、日持ちがしないから、やっぱり白菜ばっかり食べる事になるし。

 そう言う時に、冷凍野菜で色んな野菜が食べれると嬉しいですよね。

 実際、冷凍野菜のスープを作る時は、細切れにされている「スープのための野菜」みたいな冷凍野菜を買ってきて、塩とコショーと出汁を入れてレンジで加熱して食べています。

 冷凍野菜で満たされない部分があるとしたら、玉ねぎが食べれない事でしょうか。

 玉ねぎは、水にさらしたり、しっかり加熱したりしないと辛みが強くて食べづらいんですよ。

 だから冷凍野菜に入ってないのかなーと予想してるんですけど、ネギが入っている冷凍野菜はあったので、玉ねぎも細かく切って配合すれば冷凍野菜でも行けるんじゃないだろうか。

 それとも、皮をむいて細切れにすると言う作業のための機械の考案とか、もしくは人件費とか、そう言う問題で玉ねぎは食品加工業界に嫌われているのだろうか。

 玉ねぎは食べれておりませんが、体のほうは順調に肥え太ろうとしています。時期的には今は太るべきじゃないように思うんですよね。

 2月6日時点で日照時間の増加とかありまして、現在は秋じゃない気がするんですけど、越えるべき冬は終わりつつある気がするんですけど、それ等は全部僕の気のせいで、世の中はこれから厳寒の中に突入しつつある厳しい時期なんでしょうか。

 状況を報告しますと、今僕の家はエアコンを停めてあって、昼の間に温まった家の中の空気が少しずつ冷たくなって行く中で、お湯を飲みながら寒さに耐えているんです。

 洗濯物が乾かないが故にエアコンを起動し続けてしまった「常春の冬」から、ちょっと暖かくなったが故にエアコンを点ける時間が減った影響で、結果的に体感温度は下がり、体は「あ。今、秋なんだ」って勘違いしているんだいるのだろうか。

 仕方ない。あと1時間耐えたらエアコンを点けよう。

今回も、何となく筋道をたてて思索している気配を出しながら、ほのぼのを目指しながら執筆したんですが、どうしても飯の話になってしまうんですよね。

僕の中で、「仄かに温かみが感じられる様子」が、飯と結びついているって言う事なのでしょうか。

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