キミの季節に行く
まだ、キミの季節に慣れずに
やさしさの数だけ数えていたら
それだけでじゅうぶんな気がしました
日差しは昨日よりも少し高くなったようで
キミの好きな季節に近づいてきたのでしょう
会話も趣味の話に始まり
会話の終わりも
やっぱり、
趣味の話になりました
きっと、
キミのまだ見ない風景の中で
わたしが先にキレイだと思った風景もあるから
それを伝えたいけれど
そのタイミングが
分からないままでいます
「お前の趣味って、なに?」
そんなふうに聞かれたら
そのタイミングで
さっきの風景の話をしてみようと思ってます
キミのいくつかある、やさしさの部分だけ
覗いてみたら
素敵なことを
感じることができました
きっと、キミが思っている以上に
素敵なものだと
思えてくるのです。