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7話 魔王と誘拐

この世界には、ありとあやゆる剣が存在する。

それぞれの剣は太古の時代に作られた剣であり、騎士の資格を持つことで召喚することが出来る。

しかし、この世界には魔法という概念がない。

あるとしたら転移装置の転移魔法ぐらいなのである。

ソフィが見せた魔法、誘惑魔法や探索魔法他にも多種多様の魔法が存在すると聞くが人々にはマナを身体に取り込むことが出来ず魔法を詠唱するだけで命を落とすと言われている。


「てかあれ見なよ」

「ん?」


ソフィが指した方向には中に浮いたガーゴイル達が街を焼き払っていた。


「いやいやさすがにまずいだろ!」

「うーん。私使っても逆に回復するからダメなんだよね〜。あはは」

「えぇぇ! どうすんだよ!」

「こうするの」


ソフィが指を鳴らした瞬間ガーゴイル達が弾け飛んだ。

これも魔法の一種なのだろう。


「さすがにエリシア達を助けに行くから力を貸してくれ!」

「いいよ。後ろから援護するから」


ソフィが腕から生成した魔剣を手にし目的地付近に向かいつつ目の前に地図が表示され赤いピンがささっている場所に向かった。

突然現れた地図にびっくりしたがありがたくつかわさせてもらうことしにしよう。


ソフィは、いつの間にか他種族の魔族達に囲まれていた。


「魔王様、なぜ抵抗するのです。私達とともに魔界に帰りましょうぞ」

「へぇーやっぱり来たんだ。まぁいいけどさちょっと邪魔なんだけど」

「あんな人間殺せばよろしいでしょう」

「今なんて言った? 殺すぞてめぇら」


ソフィが口調を悪くした途端、辺りの魔族がひぃぃと悲鳴をあげるほど恐ろしく怒っていた。

ソフィは、いつものほほんとしているが主を殺すと言われたことにより能力の操作が効かずに自分自信に漆黒のオーラを纏わせた。


「す、すみません! そんなに気に入ってるとは知らずに…。」

「あっそ、とりあえず……死んで」


ソフィを囲んでいた魔族達の腹にはいつの間にか白い剣が突き刺さっていた。

それは聖剣と呼ばれており神族が作り出した剣だと言われている。


「あー、こんなにちからすなんてざまぁみろての」

さてとと、ソフィ

「アルを助けに行こうかなぁ〜。てあれ」


その頃、俺は地図書かれていた場所に近づき辺りの壁から屋上に上がり天井に魔剣で当たりを切り裂いた。

すると、分厚い石が切れ天井が落ち目の前にはエリシア達をさらった賊どもが待っていた。


「なんだにぃちゃん。いきなり天井壊してくれていい度胸してんな」

「あー。悪いんだけどエリシア達どこにいるかしらね?」

「教えるわけねーだろ!」


賊どもは俺に襲いかかるが全て魔剣で受け止めると賊どもが使っていた剣が粉々に砕け散った。

おーさすがソフィが作った魔剣だなぁ。斬れ味えぐい。


「な…なんだこいつ!」


リーダーのようなやつの首元に魔剣を近づけながら自問した。


「エリシア達はどこにいるんだ? 外にいたガーゴイルはお前たちが召喚したのか?」

「あいつらなら隣の部屋にいやす。ガーゴイル? ていうのは知りません! ほ、本当です!」

「まぁいい、あ、一応警告しとくけどその場から動くと怪我するぞ?」


俺が隣の部屋に入った瞬間彼らは表情を変えた。


「やりましたね兄貴!」

「ああ、てかなんだあの警告は? こう動けばいいのか?」


少し足を動かすと地面が割れ始め地下まで落とされた。


「お、いたいた早く帰るぞ〜」

「お前助けに来るのおせぇぞ」

「アルバート様ありがとうございます!」

「うっせぇエリシアみたいに感謝しろ」

「そういえばソフィちゃんは」

「そういやあいつどこ行ったんだ」


その頃ソフィは周りにいた魔族を全員殺したあと壁にもたれてリラックスしていた。


「やはりお主、魔王だったか」

「ん? なんだアルフィレットか」

と、ソフィ

「観ていたのか? 全く私一人で全員殺せたもののお前が力貸さなくても良かったのだぞ?」

「バレておったか」

「なんだ? ここであの日の決着でも付けようて思ってるのか?」

「それもいいかもなぁ!」

次の瞬間、二人はその場から消えたと思いきやそれぞれの剣を何回も混じり合わせていた。

キンという音が何百回聞こえても二人はその剣を止めなかった。

因縁があるかのように…。

ここまで見てくれてありがとうございます!

・エリシア達を助けに行く

・魔王と呼ばれるソフィ


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