「君は秋の空に煌めく流星に似ていた」の、二章3話までのあらすじ
※ネタバレ注意点
最初から読みたくない。
最新話までの流れを知りたい人向けです。
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これまでのあらすじ
社会や自分自身に価値を見いだせない【悠太】は、毎日をなんとなく過ごしていた。
夏休みに入ってすぐの週末。恋人とのデートの帰り道で、ユーレイ少女──【理沙】と出会う。恋人に憑依した少女は、【やりたいことリスト】を提示し、叶える手伝いをするように言った。悠太は嫌々ながらそれを手伝うことになる。
何の因果か、同棲を始めた2人は、理沙のやりたいことリストを順番に叶えていく。話をすれば喧嘩が絶えず、デートをすれば意見の食い違いを起こし、口も聞かなくなる有り様。
悠太は、かつて漫画家を目指していたが、中学のときの同級生【樹】の天才ぶりを見て、夢を諦めしまった過去があった。
理沙の励ましや、周りのサポートのおかげで、ふたたび漫画を描き始めた悠太。
少し以前の明るさを取り戻す悠太。理沙との仲も次第に深まっていく。
そんなある日、かつて悠太が夢を諦めるきっかけとなった友人──樹が現れる。漫画家となっていた彼は、漫画の取材として理沙とデートしたいと申し込んできた。
突然の申し出に困惑する悠太。返す言葉もなく、呆然としているを見て、理沙は自ら、樹とのデートをOKしてしまうのだった──