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足音

作者: のんの

ヒタ ヒタ ヒタ ヒタ

背後で足音が聞こえる

街灯で照らされただけの薄暗い夜道

彼女は恐る恐る後ろを振り向く

しかしそこには誰もいない

念のため と少し戻って角も見てみるがそこにはやはり誰もいない

少しの安心と少しの不安そして少しの疑問

そんな中彼女はまた歩き出す

コツ コツ コツ コツ

するとまた聞こえる足音

ヒタ ヒタ ヒタ ヒタ

彼女の足音に合わせるように

コツ コツ コツ コツ

ヒタ ヒタ ヒタ ヒタ

彼女はたまらなくなり走り出す

コツコツコツコツ

それに合わせるように足音も早くなる

ヒタヒタヒタヒタ

徐々に早くなるスピード

そんな時ヒールの彼女は石につまづき転んでしまう

彼女のすぐそばで足音は止まる






ヒタ ヒタ ヒタ ヒタ

そこに彼女の姿はない


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― 新着の感想 ―
[一言] 読ませていただきました。 彼女はこの世ではない場所に連れて行かれたんですかね。
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