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蒼い吸血鬼  作者: 不可思議
9/26

第7話 紅い月(後編)

クオリティ低いのにこんなに時間がかかるとは…


あ、そうそう。

最近ツイッターを始めました、@kyoga1016で調べたら出てくると思います。


できたら覗いてみてください。


それではどうぞ!

紅魔館に入ってから目に入ったのは、ある人物だった。


咲夜「辰巳さん…!」


そう、咲夜さんだ。

咲夜さんの顔は、明るくなった瞬間…暗くなった。


そして唇を噛み、言った。


咲夜「お嬢様の命令です…貴方を…始末します…」


咲夜さんから発せられた言葉は、始末。


そして次の瞬間、僕の周りには沢山のナイフが出てきた。


魁斗『辰巳!』


辰巳「大丈夫。即席スペル…」


【衝撃・超音波】


僕は、音の高い振動をナイフに当て、ナイフを破壊した。


そして突っ込み、右ストレートのフェイクを入れ、回し蹴りを首めがけて入れた。


勿論、能力で一瞬で消えた。


『後ろ、上65°』


その言葉を聞いて、僕は後ろ蹴りをした。

見事にヒットした。


咲夜さんは、壁にぶつかり、フラついた。

そこに弾幕を撃った、威力重視ではなく、スピード重視。


撃った瞬間に、僕はスペルを構えた。


【音色の護符・スピード】


スペルを発動した瞬間、目の前にナイフが現れた。僕とナイフの幅は、僅か1cm。


僕は瞬時に後ろに飛んだ。

このスピードに慣れていないため、壁に思いっきりぶつかった。


『そろそろ潮時か?』


魁斗がそう言った。

僕はその質問に答えず、笑った。


そして咲夜さんの出した音を食べた。

リスクをギリギリ負わないぐらいの量の音を。


辰巳「こっからは魁斗は入れなくなる、待っててくれ」


『あいよ』


タイムリミットは…約三分!


俺は思いっきり突っ込んだ、まだ護符が続いているから、凄まじいスピードがでた。


咲夜さんは、能力を使って避けようとしたが、それは不可能だった。


それは、僕が咲夜さんと同じ能力を使えるようになっていたから。


咲夜さんの能力は、【時を操る程度の能力】。

時間の止まった世界は、色を失っていた。


避けることに失敗した咲夜さんは、僕のタックルをモロに喰らった。


咲夜「がっ!!??あ"ぁ…」


咲夜さんは、膝から崩れたが、すぐに立ち上がった。


そしてナイフを両手に、攻撃してきた。


僕は当たるナイフだけを捌き、防御した。

右手のナイフを捌き、奪い、左手を小突いた。


突拍子だったのか、ナイフは飛んで行った。

俺はそこに蹴りをお見舞いした。


その蹴りは脇腹に命中し、吹っ飛んだ。


そして俺は飛んで行った咲夜さんに向かって突っ込んだ。


辰巳「即席スペル…」


【激突・烈火槍】


僕はスピードを最大限まで上げ、突っ込んだ。

周りに弾幕のコーティングを作っていた。

その弾幕はスピードで燃え、くっつき、槍の形になった。

自分自体が槍に。


それは咲夜さんに命中し、光の速さになり、壁に激突した。


咲夜「がはっ!!がっ…!」


咲夜さんは口から血を吐いた。

なんとか生きていたようだ。


咲夜さんは自分の身体に気にせず、話した。


咲夜「これなら…お嬢…様を…とめられるかも…お願い…止めて…」


僕は咲夜さんの手を握った。

そして、咲夜さんは気絶した。


辰巳「妖精メイドの皆さん!咲夜さんを頼みます!」


そう叫んだ瞬間、妖精メイド達が出てきた。


それを見て、俺は走った。


レミリアさんの元へ…


………

……


レミリアさんがいる場所は、レミリアさんの自室だった。


そこにはパチュリーさんがいて、戦っていた。

紅い月を見て暴走しているレミリアさんを止めているのだろう。


辰巳「パチュリーさん!」


パチュリー「!?辰巳!」


辰巳「時間がないんでしょう、協力します!」


【七つの印】


部屋の隅に魔法陣を設置した。

このスペルは、発動者は自分の弾幕に当たらないという利点がある。


パチュリーさんには弾幕の当たらない部屋の入り口にいてもらった、そこでサポートをしてもらう。


レミリアさんは、弾幕の雨があるにかかわらず、高速で突っ込んできた。


咄嗟に音で鎖を作りレミリアさんを止めて、音で壁を作った。


レミリアさんは、鎖を容易く千切り、スペルを発動してきた。


【スピア・ザ・グングニル】


レミリアさんが放ってきた槍は、壁を貫通し、飛んできた。


【名無しの虹】


俺はスペルを発動し、その弾幕を槍に向かっての自機狙いにした。


そのお陰で、槍は相殺された。


『大丈夫か?』


辰巳「(正直ヤバイ、あのスピード、肉弾戦で挑んだら負ける、弾幕も簡単に避けられる)」


そんな事を言ってる間にも、レミリアさんは突っ込んでくる。


【不夜城レッド】


いきなりレミリアさんのスピードが上がった。


この距離、間に合わない。


【サイレントセレナ】


だがその攻撃は、パチュリーさんのスペルのお陰で軌道がズレ、ギリギリ外れた。


パチュリー「忘れてもらっちゃ困るわね」


パチュリーさんのお陰でスペルを発動する隙が出来た。


『あれ(・・)、試すのか?」


辰巳「(そのつもり、行くよ!)」


『おう!』


【魂憑依・魁斗】


内側にいる魁斗を呼び出し、自分の身体と合わせる。


この時の姿の名前は、《白夜(びゃくや)》。


羽は大きくなり、目は左が赤、右が青、髪は銀髪に。

この姿になる事で、完璧な吸血鬼になれる。


白夜「これで対等だな」


その言葉をつぶやいた瞬間、レミリアさんが消えた。

だが、()には見えている。

青い目は、レーダー。

そして赤い目は…


白夜「当たるかよ。見え見えだぜ、次の動きが」


分析、筋肉の動きや微弱な動作、そこから相手の動きを予想して避ける。


白夜「今度は…こっちの番だ…」


【音色の護符・スピード】


スピードを上げすぎたら、自分の動体視力が低くて壁にぶつかるが、今は大丈夫。


この戦いの決着は、約3秒…


俺は中腰になり、肘で腹をやると見せかけて、地面に手をつき、回し蹴り。


それを捕まえられ、回された。

俺はその反動を使って顔に一発。

ぐらついた所にドロップキック、レミリアさんはガード態勢に入ったので身体を捻り、ムーンサルト。


レミリアさんのガードが剥がれた。

そこにコークスクリュー、吹っ飛びはしたが浅い。


俺は追い討ちに蹴りをいれようとしたが…


【バンパイヤクロー】


爪を立てて刺しにかかって来たのでガード。

一撃目は凌げたが、レミリアさんは、瞬間移動をして裏に回っていた、爪は背中に刺さったが…


白夜「計画通り…」


【振動・爆撃音】


俺は、頭が割れるぐらいの爆音を出した、これは自分も喰らう捨て身の技だ。


白夜「こんだけ近かったら嫌でも聴こえるだろうよ!」


レミリアさんはこの爆音に耐え切れず、気絶した。


少し遅れて、俺も倒れた…

次回は宴会にしようと思います!


まだキャラは少ないから短くなりそうですが、待っててください!

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