~プロローグ~
マンガの中の、悪魔でリフレクションという小説を参考にしました。
今日もまた吹雪‥‥‥いい天気‼ここは氷の国 ソプリール・ルミリア 王国 私は、この国の王女 フレアー・ル・リリア!昔から、氷った心を持ち主で 悩んでいる。敵国のリーミン・ナイト王国によって、両親をなくし、早くも王女になった私を、狙い消すために、リーミン・ナイト王国の王子、ナミイル・ルイ王子に命を狙われている。
リリアは、リリアのお世話役 妖精シャルルに言った。「シャルル、町の様子は?」「はい‼リリアしゃま♡問題ありませんわ‼ですがシャルル、まだこの国になれていませんので、寒いでございますわ‥」可愛いシャルルの声がひびいた。「まぁ‥そうねシャルルは生まれたばかりですものね‼そうだ!超冷凍 氷入りのシチューはいかが?」「リリアしゃまってドSだよね」すると、リリアはその言葉を無視し、後ろに剣を振りかざした。「‥‥‥カイン‥気配も無く、私の後ろにつかないでちょうだい!」カインは私の幼なじみで、王女守り役の剣士、キリヤ・カイン。私のナイトにあたる。無口で冷静でほぼ無感情な人。「これはすいません。リリア姫。気配が無いのは生まれつきでございます」「あなた、自分で自分を綺麗に侮辱してるわね」
少しして部屋を出たリリアは、何かの気配に察知し、剣を振りかざした。「リリア姫すいません。カインです」「カイン‼間際らしいわ!ここで出てくるのは、絶対に敵役よ⁉もう‥もうほうっておいてちょうだい‼」
ふぅ‥とため息をついた。そして、自分の部屋へ急ぐと、長い廊下の真ん中でリリアの足が止まった。そして、壁にもたれて、吹雪の舞う綺麗な、景色が見える窓を見た。「さっきから‥‥‥ずっと殺気がするのよね‥。いるんでしょ?ルイ王子?」すると、ふっと窓が開き、ルイ王子がふっと入って来た。「さすがですね。リリア姫、あなたの命をお預かりにいただきました」すると、ルイ王子はリリアの冷たい頬をなでた。「ふん!私が命を狙われているのに、黙って弱いままでいると思う?」そして、リリアはその手を振りはらった。「でも私は、自ら戦いたくはないわ‥。だから ねぇ‥?カイン」すると、カインがいつのまにか、ルイ王子に剣を向けていた。「リリア姫から離れろ。ルイ王子」ルイはクスッと笑い言った。「おお…これはこれは‥カイン剣士‥。あなたの大事な リリア姫に手を出してしまい、すいませんでした‥」謝る気の無い態度に、カインの剣は、ルイの首に近づいた。「‥今日はやめておきましょうか。リリア姫、また今度」すると、リリアは言った。「待ちなさい。ルイ王子‼毎日、殺めに来たりして、正直私は つまらないと思う。それでだ、カイン ルイ王子は私を好きにならせるようにしなさい!そうしたら、私の氷った心も溶けるだろうし、つまらなくも無くなる。どっちかが、私を好きにならせた方が勝ち。ルイ王子なら、私を結婚させるなり、そして国を滅ぼすなりしなさい」すると、ルイは少し考えて言った。「フフフッ!面白いことを言いますね。リリア姫!わかりました。リリア姫‥おっしゃる通りに‥」すると、闇の光に包まれたと思うと 消えて行った。すると、カインが近づき、頭を下げ言った。「リリア、おケガは?」リリアは後ろを振り返り、冷たい声で言った。「姫は?」「‥すいません‥。リリア姫」「幼なじみだからと言っても、気をつけなさい」「はい‥ですが、リリア姫、国を滅ぼすなど‥」「私はどうでもいい。つまらないもの。世の中が。私の冷たい心だからそんなことはわからない!だから、やる意味があるのだ。わかったか?カイン?」「‥おっしゃる通りに‥‥‥」
こうして、リリア姫はこのカイン、ルイ王子と恋をしていき、冷たく氷った心をとかしていくのだった。
ありがとっ(((o(*゜▽゜*)o)))