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狂気の代償

教会につくなり真継を見せての青ざめたヘレンの表情。

「ごめんなさい。私じゃ打つ手なしよ」

してこんな状態で生きている人間を見るのは初めてだと言わしめたその状態。

即日アラビスの王都よりミヒャエルの特権をつかい、名医たちを呼び寄せる自体になっていた。全身の骨が砕け、筋繊維も壊れ、内出血も内蔵へのダメージも、全てが深刻。

結局目覚めるまで3週間。

何とか意識を取り戻したものの、真継は自らの体の違和感に気付く

天撃の限界を超えた負荷と身体へのダメージ。両手はまともに動かすことが出来ずに、物を握る事さえできず、すでにその手は痛みも感じなくなってしまっていた。

今までとは違う違和感、真継自身が分かっていた。これは治すことが出来ない。

全ては自分の選択の結果。

ここが自分の限界点なのだ。

真継は一人にしてくれ、そういって、感情を荒げ、心配する皆を病室から追い出した。


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