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アフターコロナ。そんなもんねえよという話

作者: ふりがな


コロナで経済はどうなってしまうの?

世界はどうなってしまうの?

という話題でお送りします。


まず、コロナで経済がどうなるか、というお話から。

実はコロナ禍から経済の話題は何回か書こうと思ったんですが、陳腐な内容にしかならないので、どうでも良いかと流しておりました。


コロナの影響を例え話にすると、次のようになります。

経済をあなたの右足として、コロナという血栓で、お金という血液が止まりました。

さて、この右足、どうしましょう?


金持ち父さんは、手術をして右足を使えるように治します。

貧乏父さんは、お金がもったいないから右足を切断します。


コロナでは各国で経済対策は変わりましたが、そこには明確な違いがあります。

その違いとかは、精神が金持ち父さんであるか、貧乏父さんであるかという物です。

オーストラリアは、企業を休眠という形で保護しましたね、典型的な金持ち父さんの考え方です。

わたくし個人の感想的には、右足を無くして将来どうするの? 生えてくると信じてるの? と思っているのですが、貧乏父さんの皆さんはトカゲ的な感じの対処方法になりそうです。


さて、読者の皆さんはコロナ禍で、何かが致命的レベルに困った、という事はあったでしょうか?


実は人類全体がコロナ禍で考えなければならない基本的な問題は、一つに限られます。

それは何か?


外に出れなくなったので、お菓子用の小麦が値上がった。

マスクが手に入らない。

消毒用アルコールが手に入らない。


色々心配ごとは尽きません。


でも、致命的な問題って実はまだ起こってませんよね。

もちろん、収入が大幅に減った、命の危機に見舞われた、後遺症が残った等の問題は、個人にとって致命的な問題ではありますが。

多くの人が、まだ危機に見舞われていない、これがコロナ禍の現状となります。

しかし、人類全体として、危機的な状態ではあるのです。

個人の観点では、全体の様子は解りにくいかと思います。


コロナ禍での問題の本質は何かと言うと、それは国家のコロナ対策と企業をどう保護するかという、その財源なんです。


そう、対策するにしても、その財源をどうしよう、という問題が一番の大きな本質的な問題なんですね。


もう借金するしかありません、債権ですね。

しかし、どの程度の借金にするのか。


人類全体レベルの債権問題というと、既に知見がありまして、その経験故に、私は今回の債権問題は、そんなに大きな問題にはならないのではないか、と勝手に考えておりました。

では、過去の人類全体レベルの債権問題とは何なのか?


言うまでもなく、WW1戦費債権問題です。

借金して世界大戦したら借金以外何も残らなかったでゴザル……。

そうだ、ドイツに払わせよう。


戦勝国は、人類全体レベルの債権をドイツに背負わせようとしましたが、そのあまりにも現実的でない借金に、ドイツ国民は苦しみ、戦費債権問題は、ナチス政権の台頭の原因となってしまいます。


では、WW1の戦費債権問題を、最終的に人類はどう解決したのか?


何度かの修正の後、何十年レベルので細切りれにさせて返せればよくねと、人類は人類全体レベルの債権問題を物理的に先送りしたのです。


そう、私は、債権問題って色々ヤバいから、脳死で良いから、取りあえず世界コロナ債を作って、100年後に返すかどうか、また考えればよくね、と思っていたのです。


さて、一方現実がどうなかったかと言うと、世界どころか身内のハズのEUが、まだ2波の着ていない段階のコロナ対策の債権で揺れています。

EU各国は財源が足らないまま、コロナ対策と、経済政策をしなければなりません。

挙げ句は、一部の報道で、何故蔓延防げてるのかサッパリ解らない日本の真似をすれば良いとか世迷い言を言い出しました、完全に末期ですね。

溺れる者は藁をも掴む、溺死当確です。

通貨危機の国も多くなっています。


財源問題については、何故債権問題を各国で協力出来ないのか考えると、とある人物の有無が大きいのかなと突き当たりました。

その人物とは、WW1戦費債権、ベルサイユ条約に警鐘を鳴らしたケインズです。

何故現代にケインズの代わりとなる者が居ないのか、博愛主義なのか、リアリストなのか、ケインズの背景にあったのは熱烈なまでのエリート主義でした。

ちょっといかがわしいサロンでもありましたが、ケインズを育てたエリート主義は、今のEUにはもう存在しないのでしょうか?


グローバリゼーションは、その意味で今、試練に立たされています。


国家主義の台頭していた時代、愛国心を元に英雄となった人物は多くいます。

ワシントンの言い分からすると、立場は凡人を英雄に変えました。

当時のエリート主義もまた、エリートであったケインズを英雄に変えたのです。

対してグローバリゼーション、またはEUの中央集権官僚制は、エリート達を、政治的凡人に変えてしまうのかもしれません。


EUは今危機に立たされています。

EUというシステムが各国の財源を絞り、コロナ対策を失敗させれば、EUの市民は、EUというシステムを、イギリス市民にとってのサッチャーのように、蛇蝎の如く嫌うようになるでしょう。

その危機感を、EUの政治エリート層は持てているのか?

私は疑問に思います。


人というロケットが、とある問題の解決に、大気圏を離脱出来るほどの速度を出すには、愛国心という燃料が必要である。

だとすれば、国家主義はまだ人類に必要なのかもしれません。


EUは動けるのでしょうか?

私にはろくな未来にならない気しかしません。


話は債権問題に戻りまして、実は経済問題といっても、それはたかだか各国の財政問題でしかないと書きました。


何かの供給が破綻しましたか?

していません。

物流は崩壊しましたか?

していません。

今の人類に必要なのは、お金の流れだけなのです。


アフターコロナの世界線で何かが変わる?

お金があれば解決するような問題で、世界そのものが変わるでしょうか?


変わりません。

せいぜい恨みが加わるだけだと私は断じます。


かつて各国が世界の通貨制度に紐を付けをした目的は、安定した貿易のためでした。

不換紙幣の時代に紐付けをしていない通貨は、コンビニのコピー機で印刷する偽造通貨のような物だったからです。

何故そのような通貨で、貿易しなければならないのか。


そうして出来たのが、現代の通貨体制です。


現代の通貨体制、各国が貿易をしている場合じゃなくなるような危機でも、絶対に守らなくてはならない物なのでしょうか?

コロナ禍の2波、3波で財源問題は表に立たされます。

その時、人類はどう選択するのか。


債権問題は、いつの時代にだって危険な火種を抱えています。

しかし対処方法は確立されています。

それでも、火種に手を突っこまないとならないのは何故でしょう。

私たちは、手痛い失敗を経験しなければならない呪いにかかっているのでしょうか。

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