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天国の君へ  作者: さっちゃん♡
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いちばん大切なもの

女子中学生の私がいつものように大好きなお昼ねを楽しもうと部屋でごろごろ、うとうとしていると母が買い物から帰ってきた。赤ちゃんをあやすような母の声が聞こえる。

(誰と話してるんだろう?)

私は気になって階段を降りてみた。


「お帰りなさい。」


「ただいまぁ。」


そこには雑種の犬の赤ちゃんがいた。


「あ!どうしたの?この子?」


「可愛いでしょお?ご近所の島田さんが飼ってるわんちゃんのアリスちゃん、美咲も知ってるでしょ?アリスちゃんに子どもができたのよ。何匹も産まれたからどうしたものかと困っていたんだって。よかったら飼わない?って言うから連れてきちゃった!この子、じぃっと、円らな瞳で見つめてくるんだもん。」


母は笑っていた。

私は以前から犬を飼いたい!と母にお願いしていたのだけど、まさか願いが叶うとは!


「わぁい!」


生後1ヶ月にもなっていない雑種の子犬で、

まん丸で茶色い毛並みのぬいぐるみみたいな可愛いらしい犬だった。成長すると中型犬になるらしい。

私はその子犬を

『ラブ』と名付けた。

私とラブはそれからいつも一緒だった。どんな時も。

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