表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
9/13

第9話

「リンダ……結果としてはよかったんじゃないか? もしかしたらルイ王子と幸せになれるかもしれないぞ?」

「アーサー……そういう問題じゃないわ。この身を犠牲にしてでも、どうにかしてわたしの代で呪いを終わらせないと……ベルナール家を途絶えさせるわけにはいかないわ」


 わたしとアーサーは教会のバージンロードを歩きながら途方にくれていた。

 教会中のろうそくに灯かりがともされ、なかは昼間のように明るかった。

 並み居る貴族たちは正装し、これから即位する王子と姫君の結婚式に緊張しながら参列していた。


 このベールを上げられたら、ルイにわたしがロラ・リシャールだとばれてしまう!

 だが、うまい解決策も見つからないまま、わたしとアーサーはルイ王子の前に到着してしまった!


 ルイ王子は輝くばかりの白い衣装を身につけ、うれしそうに笑っている。

 残念だけどこれから先は、彼のこのような笑顔をわたしに向けさせないように努力しなければいけない。

 いったいどうしたらいいのだろう。

 さすがのわたしもお手上げだった。


 うしろでわたしのドレスのすそを持ってついてくるオーロラも不安そうな面持ちだ。

 ベールを脱いだ彼女は正装している。

 さすが一国の姫君。

 彼女の美しさに皆が息を飲んで注目している。

 ミシェルなんか、フードを被っていて表情まではわからないけれど、乗り出してきてかぶりつきで見ている。

 なかなかに俗っぽい魔法使いだ。

 このスキに逃げたい。

 でも、しっかりとルイに腕をとられてしまっている。


 ルイと一緒に司祭の前で永遠の誓いを立てた。

 わたしとルイは皆の前で向き合う。

 ルイがわたしのベールに手をかけた!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ