24『新装版デルフィニア戦記』茅田砂胡
お久しぶりです。
無限の本棚(無限ではない)を手にしたふとんねこは調子に乗っているので、皆様もおすすめの本があったら教えてください。面白そうと思った瞬間に軽率に買います。
そんなこんなで本日は。
『新装版デルフィニア戦記』
茅田砂胡
現在、新装版での刊行中のシリーズです。文庫化、そして美麗イラスト表紙化、ありがてぇことこの上なし。
国を追われた流浪の国王と、異世界から落ちてきた少女(ただし落ちて来る前は少年)の出会いから始まる壮大な戦記ものです。
本エッセイを執筆中は新装版第一部『放浪の戦士』が完結したところ。5月に第二部が刊行スタートなので丁度良いしと筆を執りました。
いつも通りご紹介して参ります!
【圧倒的読みやすさ】
まずはこれ、圧倒的これです。
かなり骨太の戦記ものなのですが、人物は覚えやすいし戦況は分かりやすいし戦闘描写も分かりやすいしで、引っ掛かりがない。
そして文章自体も大変読みやすく、結果としてとんでもなく読みやすい作品になっておられます。最高。
ふとんは読むのが元々速いため、読みやすい小説は結構な速度で読み終えてしまいます。この作品は一冊一時間半です。早。
【キャラクターの魅力、キャラ立ち】
登場人物皆、何かしら特徴があるし、片仮名の名前なのにスルッと入ってきて読んでいても忘れないしで「この人誰だっけ」が発生しないのです。助かる。
主人公二人組は、国を追われた国王ウォルと異世界の少女リィですが、本当に良いコンビでやり取りが見ていて楽しいです。
個人的に好きなキャラクターはティレドン騎士団長バルロ。能力も高く皮肉屋なところのある青年公爵ですが、猪突猛進過ぎて執事と親友に叱られてるところが最高です。
若者からおじ様まで、老若男女素敵なキャラクターがおりますよ!
【美麗イラスト表紙】
これのお陰で買いました。
本当に綺麗だし目を引くし、やっぱりラノベで育った現代っ子なので、キャラクターの容姿が明瞭だとありがてぇのです。
あとは作中の描写と合わせて納得感がある画力なのが良き。超美少女、って書かれててい絵が微妙だとしょぼぼ、ってするので。
【今後への期待感】
第一部完結で第二部の刊行を待っている状態ですがまだまだ謎も残されており、それが全て解き明かされるのだろうなぁというわくわくした期待感があります。
刊行中の作品の醍醐味ですよね。
残されている謎にわくわくできる、ということと、それを最後には全て知ることができるのだろう、という信頼感。この二つがある作品は良い作品だと思います。
まだ刊行途中且つ、ふとんがこの作品に触れるのが新装版からなので、ネタバレをしないでおすすめを書くとこのくらいかしら。いつもより短い気もしますが、まぁよしとします。
今や文庫本がとんでもなく高い時代、紙の本を買い続けるのは大変なことです。しかしふとんは紙の本が大好きなので、たとい朝昼晩もやし飯になったとしても本を買います(決意)
それでもやっぱり昔のように表紙が気に入った、だけでは冒険できなくなりましたね。小説は数ページ立ち読みして質感を確かめ、漫画はレビューを確認してからにすることも増えました。なかなか、世知辛い。
出版業界、頑張れ。
ふとんはその一助として本を買い、おすすめを書くことにいたします。
それではまた、次回のおすすめにて。
そういえば話題の『プロジェクト・ヘイル・メアリー』も読みましたよ~。面白かったと同時に自分が書くSFには数式が出てこないね、と悲しい気持ちになりました(ド文系)




