俺たち転生者、暇なのでグループ配信者になる
書けたので投稿します。
現代を舞台にしたチート無駄遣い系コメディです。
とはいえあんまりチート描写はないです。
某お魚YouTuberを見ていて思いつきました。
面白く感じていただけたら幸いです。
よろしくお願いします。
「そうだ配信者になろう」
突然だがこんにちは。
俺は転生者、転生者仲間からは転生特典の創造からとってクリとかクリエとか呼ばれている。
「クリがやりたいならやればいいんじゃない?顔も悪くないし行けるんじゃないかしら」
こいつは仲間の一人、フューちゃんことフューチャー。
転生特典は未来予知。
フューちゃんは黙ってれば美少女なんだがTS転生者なせいかどこか残念な感じがする。
まあ、それは置いといて。
「いや、みんなでやりたいんだよ。某お魚グループみたいな感じで」
「クリ、それはいい考えだ!」
同意してくれたこいつはコミュ、転生特典にコミュニケーション能力を選んだ馬鹿だ。
コミュはノリで動いてるところがあるから同意されるのは怖い。
けどやりたいんだよなグループ配信者。
「まあ、計算上は問題ないぞ。フューも確認してみろ、たぶん成功してる」
「マジ?今見るわ。うわっ大成功してるじゃん。海外展開もしてるし、これはランのせいかな」
計算がどうこう言ってるのはジーさん。
転生特典は天才、ジーニアスのジーだ。
もう一人が今呼ばれたラン。
こいつは転生特典言語理解、かなり玄人な選択してると思う。
「確かにオレがいれば言語は完璧だろうからな。楽しそうだしあんまり反対する理由はないが、クリエはどうしてそんなこと言いだしたんだ?」
あれ、意外とみんな乗り気だ。
反対されないのはいいことだけどなんかあとから文句言われないか心配。
まあ、やれるならいいか。
「いや、せっかく転生したのに俺たち暇じゃん」
「暇だね」
「それにせっかく転生者同士こんなに仲良くなったんだから何か思い出を残したいと思ってさ。で、やる?やらない?」
正直思い出はもういっぱいある。
何気にこの五人は小学校からの付き合いでもう十年間の仲だ。
でも、もっとこのメンバーでいろいろやりたいのだ。
そしてどうせなら何か形に残したい。
それに今はまだようつべ的なサイトがまだそこまで普及していない時代。
Tuberが仕事として認知されるのにあと二、三年はかかる。
それまでにデビューすればかなり有名になれると思う。
「私はいいと思うわよ、成功するのはわかってるし」
「僕は楽しいことならなんでもオッケー」
「オレもいいぞ。ジーさんは?」
「俺もオーケーだ。なに、これから楽しくなるぞ」
というわけで、全員了解らしい。
ならばやろうかグループ配信者。
配信王に俺たちはなる!
こんな企画の回を書いてほしいというアイディアを募集しています。
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感想などでも書いていただけると幸いです。
次回もよろしくお願いします。