セックスで優しくするとか幻想に決まってるよなあ!?
家紋 武範様主催【夢幻企画】の参加小説です。
やあ、心優しき人間の皆サマ、正しく生きてるかい?
人の道を違えたら、お兄さんがお仕置きにイっちゃうよ?
ほら、このおイタをした神サマみたいに、ケツから串刺しにして殺しちゃうんだから。
「あっはは! いい動きっぷり! 君たち神サマでもカイカンとやらには逆らえないんだ?」
痛みしか感じていないだろう相手を、嘲笑うかのように高らかに勝ちを宣言する。
びくびくと痙攣して泡を吹くそいつは、ここらで人間の女の子を攫っては、犯していたクソ野郎。
だからね。お兄さんも神サマ犯してみた。
ずっと夢だったんだ、姉さんがいなくなってから。
ようやくこいつらを絶望を味あわせてやれる!
媚薬の雨で身体を慣らして、ローションの沼に堕として滑りを良くして。
人化の技で人間にして、野生の勘で性に貪欲にさせて……ってこいつには必要なかったか。
天からのお仕置きで頭麻痺させて、身体の動きも鈍くさせて。
だってこいつ、図体ばっか大きくて、お兄さん踏まれたら死んじゃうもん。
それからそれから、まだまだ行くよ。
美男子の声で耳を壊して、なんにも聞こえなくして。
緊縛の森を召喚して背徳的な気分にさせて。触手の樹人に絡めとらせて。
そろそろクライマックス。
手足を縛られてボールみたいになったそれを、真っ赤な間欠泉で空に飛ばして。
お猿サンみたいに赤くただれたお尻で、加速的に降りてくるそいつに。
お兄さん特製の成長速度MAXの樹氷の槍をぶっ刺してあげれば、がくがく震える串刺しの完成さ。
もちろん、君に食べて? なんて言わない。
身体中に穴を生成しながら赤黒いソースを吹き出す串刺しなんて、美味しそうじゃない。
それに、この饗宴はまだまだ続くんだ。
セックスは一回やったらおしまい? 違うだろ。
もっともっと楽しまないと!
おいおい、君、神サマなんだろ。そんなところで気絶してないでさっさと回復しろよ。
そうじゃないとおまえが犯した36回分のお仕置きが、また今度になっちゃうだろ?
それそれ、怒れ怒れ! それでいい。もっと興奮してくれないとやりがいがない。
人間サマのレベルまで降りてきたら、今度こそ優しく殺してやるからよ。
脳みそ空っぽになるまで、お兄さんとエッチな遊びで楽しもうぜ!
読んでくださった方と、家紋 武範様に感謝を。