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ただキミを幸せにする為の物語 -SSランクの幸運スキルを持つ俺は、パーティーを追放されたのでSSランクの不幸少女と最強のパーティーを組みます-  作者: 山外大河
四章 冒険者達の休日

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番外編 何かありましたね

「なんか話してんのか? 戻ってくるのおせえな」


 病院の前でグレンはアリサとリーナが戻ってくるのを待っていた。

 三人で外に出た訳だが、アリサが忘れ物をしたというのでアリサと……それから付き添いでリーナが病室へと戻っていった。

 しかし戻ってくるのが思ったより遅いので、まあもう一度顔を合わせてクルージと何か話しているのではないかと推測する。

 そうやって少し遅いと推測していたタイミングで、二人が戻ってきた。


「お、遅かっ……」


 声を掛けようとしたが思わず言葉を詰まらせた。

 なんだかよく分からないが、二人が顔を赤くして病院から出てきたのだ。


「えーっと……お前ら、中でなんかあったのか?」


「……いや、別に何もなかったですよ……」


「そうっすね……何もなかった……っす」


「で、忘れ物は?」


「えーっと、今度お見舞い行った時に取りに行きます……今はちょっと……その……はい」


「きょ、今日はこれで退散っすよ……今日は……」


「そ、そうか……」


 そんな風にどこか恥ずかしそうに顔を赤らめてる二人と、クルージの病室の方角を交互に見た後、グレンは心中で呟く。


(……なんかあったな)


 大正解。

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― 新着の感想 ―
[良い点] ほほー、あれを聞かれていたのか…! 今までそんな空気がなかった分、二人の反応が新鮮でいいねー
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