第三話 レッド・ゼブラ篇 「数馬と相棒」
皆様、今回で第三話でございます。
ここから、やっとストーリーが進みます。
本当にお待たせ致しました。と思ったんですが、
やっぱり会話が中心になってしまいました。
本当に申し訳ないです。それでは、ご覧ください。
どうも、諸君、俺は鮎沢数馬。高校一年の暇人だ。今日はちょっと違うが。
「おい。数馬、速く行こうぜ。」こいつは、火栴焔。熱い俺の相棒だ。
あ、ちなみに任務の最中だ。「ああ、今行く。一応、今日の任務、何だっけ?」と数馬は、確認した。
「ああ、美術館に立てこもってる強盗集団の逮捕だな。能力者は二名、目的は不明だ。」
と火梅は、そう説明した。「オーケイ、能力者は二人だけか。随分、舐められたもんだよな。」
と数馬は、ため息をついた。「まあ、こっちには、あれがあるがな。」
火梅は、そう言った。「さて、行くか相棒。」
数馬は、そう言った。「ああ。くれぐれも美術品、壊すなよ。」 「お前もな。」
こうして、二人は美術館に突入した。さて、説明を忘れていたが。
数馬と火梅は、確かに警察だが、その警察の中の対能力者部隊その名は「日本能力取締治安部隊」、
通称「JACST」に所属している。どこかの某航空会社ではない。
何故、警察官にこの二人がなれたのかというと、ただ単に才能と努力があったからである。
美術館の中より、「おい、今、何か聞こえなかったか?」見張りの一人がそう言った。
「気のせいじゃないのか?」もう一人の見張りがそう答えた。「そうか。気のせ・・・。」
次の瞬間、「ウオ!」首に何か巻き付いてきた。「グギ・・・!」
それを確認する間もなく見張りの二人は気を失った。その隙に手錠を掛けた。
「よし、まずは二人だな。そっちは、どうだ?て。」
振り向くと数馬は、気を失った一人の顔に落書きをしていた。
「何してんだよ!?馬鹿か!ていうか、何でペン持ってきたんだよ!」と火梅の鋭いツッコミ。
「何故かって?そこにペンと顔があったからさ。」と数馬は、爽やかな笑顔でそう言った。
「嘘だね!ペンは絶対、嘘だね!まあ、いいや。次行こう。・・・あとで絶対怒られるぞ。」
※この会話は全てジェスチャーによるものです。だって、見つかったらやばいじゃん?
「なるほど。」と納得したように火梅は言った。「どうした?焔?」と質問した。
「いや、レーダー見たら人数が分かった。」 「何人だ?」 「能力者を加えてあと十人。」
「多いな・・・。久々にあれ使うか。」と言って両手を挙げて背伸びをした。
「ああ。よろしく。」
テロリスト視点より、「あいつら、来ませんね・・・。どうします?乙坂さん?」
と仲間の一人が言った。「どうすっかねえ。お前、見て来いよ。風元。」
この男は、乙坂雷汰。この強盗集団たちのリーダーである。
「はあ?アンタが行けばいいじゃない。」女が化粧しながら言った。
この女は、風元理佳。乙坂の恋人である。
「えー。面倒くせえなあ。」すると、どこからともなく霧が現れた。
「おい、何だこれは!お前ら大丈夫か!?」 「うわああああああ!」
仲間の一人が叫び声を上げた。「どうした!?お前ら!おい、理佳!」
「何だ!?お前、やめろ!ぎゃあああああ!」また、叫び声が響いた。
「クソ!どうなってやがる!?」次の瞬間、「はっ!」霧の中から何かが襲いかかって来た。
「ふうー。危ねえ!危ねえ!」しかし、それを凄まじい速さで避けた。
「マジかよ。すげえ、速さだなおい。やーめた。」徐々に霧が晴れて来た。
そして、倒れている仲間の中心に数馬が立っていた。
「ごめん!火梅、強い奴だった。」と大声で火梅を呼んだ。
「マジかよ。速く終わらせたかったのになあ。まあ、いっか。」と火梅が現れた。
「お前ら、誰だ?警察か?」と乙坂が質問した。「さて、誰でしょうか?」
と数馬はニヤニヤしながら、はぐらかすように言った。
「てめえ!!」殴りかかりそうになったが「ちょっと!落ち着きなさいよ!乙坂!」
風元が止めに入った。「挑発はそこまでにしろ。数馬。お前の悪い癖だぞ。」
と火梅も止めに入った。「はい、はい。わかったよ。」と素直に返事をした。
「と、失礼。その入れ墨・・・。お前らもしかして赤い麒麟か?」
火梅は乙坂の肩にある雷マークをバックにして彫ってあるキリンの入れ墨を指さして言った。
「レッド・ゼブラ?」と火梅に数馬は質問した。「ああ。最近、現れた強盗集団だ。」
と説明した。「そうなんだ。」 「・・・だとしたら、どうすんだ?」
「悪いが署まで来てもらおうか。」と火梅の雰囲気が変わった。
「嫌だ。と言ったら?」乙坂は、構えをとった。
「・・・そうか。なら仕方ないな。」と火梅も構えをとった。
「えー・・・。マジでやんの?」数馬は、面倒くさそうに言った。
「あーあ。言ったら聞かないしな。行こうぜ、彼女さん。」と風元にそう言った。
「え?ええ。い、行こうかしらね。」こうして、数馬と火梅は分かれて戦うことになった。
次回へ続く
皆様、第三話いかがだったでしょうか。やってみて気づいたのですが、やっぱり大変ですね(笑)。
それはいいとして、次回は数馬と火梅がレッド・ゼブラの二人と真っ向から対立します!
という訳で、それでは次回も引き続きお楽しみください。




