第七十九話 その頃のフレム達~決着~
相手が動き始めたのを皮切りに戦闘が開始された。
このメンバーでは前衛がフレムしかおらず、後衛では回復役のローザと弓使いのカイルだけである。
反対にコボルトジェネラル率いるコボルトの集団は、前衛に四人ついており、ジェネラルの後方には魔法の使える杖持ちコボルトと、弓を持ったコボルトが控えている。
その為、フレムには前に出るという選択肢しかない。相手の方が数が多く、後衛で戦闘が出来るのはカイルだけなので、待っていては囲まれたり追いつめられたら終わりである。
フレム自身は持ち前のすばしっこい身のこなしで、囲まれずに翻弄できる、とそういう思惑がある。
そして、相手がフレムに気を取られている間に後ろからカイルが弓で数を減らしていければ理想的だ。
が――コボルトジェネラルが鋭い雄叫びを上げる。
それに倣うように他のコボルトも鬨の声を上げるが、その瞬間、配下のコボルトの目つきが明らかに変わった。
闘志が漲ったと言うべきだろうか。何か暗示めいたものを受けたような気さえ感じさせる。
「フレム! あの雄叫び、戦闘力を上げるスキルだったかも、気をつけて!」
カイルは普段から弓での支援が多い分、洞察力に長けているところがある。
それにこうみえて普段から勉強熱心で、フレムと違って(最近はフレムも変わってきてるが)人の輪にはいり込んだり、他の冒険者の会話に自然と混ざったりなども得意であり、その為、情報収集能力も高い。
それらの話を聞きしっかりと知識として補完しているため、アビリティやスキル、魔法などといった事に詳しかったりするのだ。
その為、今番人が使用したスキルもある程度は理解が出来た。
尤も雄叫び系のスキルの場合、鑑定でも使えないかぎり見ただけで仔細に判断するのは難しい。
ただ、このコボルトの様に頭の使用する雄叫びで目つきが変わるタイプは戦闘力そのものを底上げしてる場合が多くそれを懸念しフレムに助言したのである。
そして実際に前衛のコボルトに切り込んでいったフレムは、剣を重ねる事でその違いを感じ取った。
確かに迷宮内で出会った他のコボルトとは手応えが違うし、攻撃のキレも遥かにいい。
油断する気など毛頭ないフレムだが、少しでも気を抜けば手痛い反撃を受ける事となるだろう。
ただ、厄介なことに後衛のコボルトは冷静に状況を判断し魔法や弓矢での攻撃を重ねてくる。
空中から焔の槍が降り注ぎ、フレムの身を貫き燃やしつくそうと迫り来る。
これはフレイムランスより更に一門上の魔法、ブレイズランスである。
この魔法を避けつつ、コボルトの攻撃にも対処するのは中々に大変だが。
「フレムっち! 出来るだけ大きく避けて!」
そこへ後方からカイルの指示、振り返らず、仲間を信じてフレムは大きく後方へ飛び跳ねた。
同時にカイルの放った矢が天井にあたり、そして落石がコボルト達に降り注ぐ。
「新技かカイル!」
「あぁ、覚えたばかりの落石弓さ!」
「……名前がそのまんま過ぎだろ――」
確かに効果と重なる名称だ。その分判りやすいとも言えるが、ただこのスキルは落石を起こせる場所じゃないと使用不可という制限はある。
その分威力は中々強力で、二体のコボルトは見事岩に押しつぶされ死んだ。
ただ、他の二体はそれを避け、一旦後ろに下がる。
そしてフレムに向けて矢弾や魔法が再び放たれ迫る。
「うぜぇ!」
駆けながらフレムは矢を双剣で叩き折り、魔法は避けつつ、前衛のコボルトやジェネラルとの距離を詰めようと前に出た。
そしてカイルはフレムと重ならないよう射線を確保し、乱れ打ちのスキルで後方部隊に狙いを定める。
矢や魔法の援護がなくなるだけで戦いはかなり楽になる。
乱れ打ちは命中率を犠牲にしている部分もあるが、それでも後方で一定の場所を維持しているコボルトになら当てるのは難しくはない、と思っていたのだが――
突如土が盛り上がり、杖持ち二体と弓持ち一体に迫る矢弾が全て防がれた。
一体だけは距離がかなり離れていた為か、壁の防御が間に合わず、仕留めることが出来たが、これは中々厄介な話だ。
「土属性を使えるのがいたとはねぇ」
「しかもあの壁しっかり矢間があいています――」
ローザの言うように、壁にある孔は矢を射るための物だろう。
そしてそこから放たれる矢は孔から射られたり、孔で位置を確認し、曲射されたりといった具合で、更に杖持ちのコボルトも土で作り上げた岩石を放物線を描くように飛ばしてきたり、焔の槍が降り注いだりと厄介な事この上ない。
「だったら――落石弓!」
カイルの弓スキルが発動。射った矢が弓と魔法による援護を繰り返すコボルトの頭上を狙うが――敵側から放たれた矢がそれを邪魔した。
「相殺矢持ちがいたとは厄介だね――」
相殺矢は相手の攻撃に合わせて矢を当てるスキル。連射は出来ないが、カイルの落石弓も同じく連射が出来ない上、距離が離れているため、返されやすい。
「カイル、コボルトがこっちに来ます!」
「あちゃ~そうみたいだねぇ」
額を押さえ、天を仰ぐように口にするカイル。
フレムに関しては、コボルトジェネラルが遂に動き、押さえつけに入っていた。
「くそ! こいつ結構やる! おいカイル頼んだぞ!」
「頼まれた――てね」
怒涛の勢いで迫るコボルトに乱れ打ちで無数の矢を叩き込むカイル。
流石に全ての矢を一身に受けてはコボルトとて命は続かない。
そのまま前のめりに倒れるコボルトだったが――そのすぐ後ろについていたコボルトがカイルに向けてナイフを投げつけた。
「な!? ピッタリくっついていたのか!」
咄嗟に避け、目を丸くさせる。縦に二体並んでいた為、後方のコボルトに気づくことが出来なかったのである。
そして――迫るコボルトの狙いはそもそもカイルではない。
「しまっ! 狙いはローザ――くっ!」
慌ててカイルが弓に矢を番え引き絞ろうとするが、既にコボルトはローザの目の前まで迫っており、これでは一歩遅れてしまう。
「ローザ! 逃げ――」
「開け聖道第六門の扉。戒めよ、戒術式プリセプトチェイン!」
しかし、カイルが叫びあげるとほぼ同時にローザの詠唱が紡がれ、かと思えばローザの腕から光り輝く鎖が伸びコボルトの身を縛めた。
ギリギリと絞め付ける鎖にその身を拘束され、コボルトは身動きが取れず――そしてカイルの矢がその側頭部を射抜きコボルトは死んだ。
「な、なんとか間に合いました――」
ローザがほっと胸を撫で下ろす。どうやら第六門を開けられるようになったのもかなりギリギリだったようだ。
「いや、凄いねローザ。それならあのジェネラルも縛れるんじゃない?」
「あ、悪意あるものなら縛められるけど、でも効果範囲があまり広くないの……」
どうやら半径二メートル程度で束縛出来るのも一体だけのようだ。
「でもローザが頑張ってるならおいらも頑張らないとね」
そう言ってカイルは弓を引き絞り――その矢が土の壁に設けられた孔を抜け、弓使いを射抜いた。
位置確認の為にわざわざ用意したのが完全に裏目に出た形である。
そして弓使いがいなくなればその後の落石弓を邪魔されることはない。
結局カイルの手によって起きた落石によって、杖持ちの二体も圧死した。自分達が作り上げた壁で逃げ道が減り避けきる事が出来なかったのだ。
「さて、後はフレムっちだけど――」
配下のコボルト全員の死亡を認め、カイルがフレムに目を向ける。
そこでは戦士と戦士による激闘が繰り広げられていた。
見たところ、双剣である分フレムの方が手数は多い。
だが、コボルトジェネラルは装甲が厚い分、多少の攻撃には怯むこともなく、盾も上手く利用し正直フレムの攻撃はダメージに繋がっていない。
「チッ!」
舌打ちし、フレムの剣がガラ空きの顔面にも叩き込まれるが、何か見えない障壁のようなもので阻まれこれも通らなかった。
「あちゃ~、あの兜、魔道装備かな。一見ガラ空きに見えるけど見えない装甲で守られてるみたいだし」
「フ、フレム大丈夫かな?」
心配そうに戦況を見守るローザ。新しい魔法は覚えたが、射程の問題から自ら近づくわけにもいかないのがもどかしいところである。
「くそ! こいつなんか力が増してきている――」
フレムも隙をついて双連撃などで反撃に転じようとするが上手く行かず、段々と防戦一方になっきていた。
手数を凌駕する強引な攻め。盾を前に出し突撃し正面に突き出した盾で視界を防ぐようにしながら大振りの一撃を叩き込む。
「もしかしてあの番人、特攻持ち? それに今のは強打か――」
カイルは途中弓での援護を挟みながら考えを巡らす。
ただ、カイルの矢は装甲の厚いジェネラルには殆ど効き目がない。
「ぐっ!」
そして強打の一撃がフレムの身体を僅かに浮かせた。
既のところで十字受けで防いだが、それでも思わずうめき声を上げてしまうほどの破壊力を秘めている。
「フレム、特攻持ちなら攻めに相手が徹してる程攻撃力が高い! それにその硬さ、物理軽減も持ってるかもしれない。相手のペースに呑まれない内に、一旦距離を離した方がいい!」
そして距離が離れればカイルは落石を引き起こし、それでダメージが通るか試そうとしたのだが――
カイルの声を耳にし、フレムは一旦後方に飛び、間合いを取ろうとするが――読まれていたのか一気に詰めに掛かった番人がフレムに向けシールドを叩きつけてきた。
結果、フレムがバランスを崩しなんとか踏ん張ろうとするが、そこへ追撃、コボルトジェネラルのファルカタが斜めに振り上げられた。
だが、その一撃は彼の頭を掠めるに留まった。フレムが頭を下げギリギリで避けた――そう一撃目は、しかし返しの刃がフレムを横撃し、その身があり得ない距離を突き進み壁に激突した。
轟音がふたりの耳に届き、壁も粉砕され大きな穴が出来てしまっている。
「う、嘘――何いまの……」
ローザがわなわなと肩を震わせ、悲痛な声を上げた。
確かにコボルトジェネラルの膂力はかなりのものだが、それでも手練のフレムがここまで吹き飛ぶほど差があるとは思わなかったのだろう。
正直安否を気遣うレベルである。
「あいつ、クリティカルヒット持ちでもあったのかよ! くそ! 落石弓!」
フレムが心配なのも山々だが、目の前の脅威を片付けなければ今度はローザだって危険な目に遭いかねない。
カイルは祈る思いでスキルを放ち、コボルトジェネラルの頭上から大量の落石が降り注ぐが――それは全て盾を上手く利用され弾き返されてしまった。
「駄目か、なら、乱れ――」
「うぉおぉおおぉおおおおぉお!」
しかし、壁に出来た穴から飛び出した一つの影。
焔のような髪を逆立て、フレムがコボルトジェネラルに突っ込んだ。
「フレム、良かった生きて、って! ちょ! 怪我!」
思わず声を張り上げるローザ。心配そうに眉を落とす彼女の視線に映るは、頭から滝のように出血しているフレムの姿。
だが、本人に気にしている様子はない。とは言え、この出血量で動きまわるのは本来無謀もいいところだ。
恐らく出血の多さから一時的にハイになっているのだろうが、そう長くは持たないだろう。出来るだけ早めに治療したいところだろうが。
「視える! 先生視えますよ! 俺にもこいつの目が!」
フレムはただ出血だけが原因で興奮しているわけでもなかった。
フレムは何かが掴めそうと思ってから必死に新たな能力が開眼されるよう色々と考えていた。
その中で脳裏を過ぎったのが目を見切るというナガレの教え。
相手を知り相手の弱点を掴む。その為に何が必要か、視ればいい。そうとにかくひたすらに、一心不乱に相手を視る。
フレムは単純な男だ。だからこそこうと決めたら脇目もふらずその事に取り込む。
間違っていたらどうなるのかなど考えないのだ。
だが、今回はそれが上手いこと実を結んだ。コボルトジェネラルの初撃を躱したその瞬間、アビリティが身につき、そして彼の視界に炎が灯った。
相手の身体に無数の炎が灯ったのだ。
それに興奮してしまい、二撃目を避けることが出来なかったわけだが――故に今まさにフレムの興奮は絶頂に達している。
ナガレに教わった事がこうしてはっきりと形になったのだ。毎日欠かさず瞑想をしていて良かったとフレムは感慨深く思いながらも番人の炎目掛けて双剣で切りまくった。
この炎こそがナガレの言っていた目なのである。そして炎の勢いが激しければ激しいほど上手く目を切った時のダメージが大きくなるのだ。
「おらぁあぁああぁあ! ガンガン行くぜ!」
そして目は別に生き物だけにあるわけではない。盾とて鎧とて目がある。
それもフレムの眼には炎として視えていた。これがフレムが新しく覚えたスキル――索眼である。
「――!?」
コボルトジェネラルの瞳が驚愕に染まった。なんとフレムの放った一撃で盾に罅が入り、続く二撃目で砕け散り、更に止まらない剣戟によって鎧も破壊された。
「さぁ、これで止めだ! 行くぜ! 【目斬り】!」
そしてフレムの最後の一撃が、最も激しい炎を一刀両断に切り裂いた。
例え物理軽減の能力を持っていたとしても、弱点とも言える目を討たれては一溜まりもない。
結果、唖然とした顔で見ていたふたりを他所に、番人は大地に沈み、そしてその身が迷宮核に変化し――バラバラに砕け、見事迷宮攻略が成し遂げられたのである。
◇◆◇
「はい、じゃあ迷宮攻略の報酬として一五〇〇〇ジェリーね」
「……なんか納得行かねぇ」
迷宮を攻略し一日野宿しつつ、ハンマの街に戻ってきたフレム達であったが、意気揚々とマリーンに告げた迷宮攻略の報酬は、苦労の割にしょっぱかった。
「仕方ないでしょ。文句ならギルドに報告もせず勝手に迷宮に潜って死んでいった連中に言ってよね」
両手を広げやれやれと言わんばかりに頭を振るマリーン。
実際この問題はギルドにとっても頭の痛いところだ。
一応は迷宮攻略の依頼に関してはギルドでしっかり受注してから向かうこととなっているが、だからといってギルドに報告せずに迷宮に潜ったからと何か罰則があるわけではない。
依頼として請けずに番人を倒したとしても報酬だってしっかり払われる。
その為今回のように迷宮を見つけ警戒もせず入っていき、結果死亡し迷宮に取り込まれ無駄に迷宮内の魔物を強化させる要因になってしまうという事がよく起こる。
しかしかといって、そこであまり締め付けをし過ぎると迷宮攻略に二の足を踏む冒険者が多くなるかもしれない。
そうなっては放置された核迷宮が危険水域まで成長しかねない。
それだけはギルドとしては避ける必要があり、結果的に無断で核迷宮に挑んだとしてもお咎め無しという状態が続いているのである。
「ま、まぁ死んだ相手に文句も言えないけどね」
「……犠牲者の事を思うと――どうか安らかにお眠り下さい」
「はぁあんだけ倒した魔物も全部合わせて一万ジェリーかよ……」
三者三様の反応を見せるフレム一行。ローザに限っていえば、こんな時でも死者を敬う気持ちを忘れないのは流石とも言えるが。
「大体フレム、報酬より強くなる方が大事だって言っていたじゃない」
「そりゃそうだけどよ。やっぱ報酬見るとちょっとがっかり来るもんだな」
ローザに突っ込まれ肩を竦めるフレムだが、その姿をみやりながらマリーンは微笑を浮かべ。
「……ま、でもおかげで助かったわよ。コボルトでさえそこまでパワーアップしてたなら、後もう少し放っておいたら厄介な事になっていたかもだしね」
そう言ってお礼を述べた。が――
「よっしゃ! 報酬は残念だったが、これで久しぶりに先生に会えるぜ! さぁ宿に戻ろうぜ!」
辞去する三人を見送りながらぎこちない笑みを浮かべるマリーンである。
何せ、今はまだエルフの里に滞在中でナガレは街に戻っていないのである。
それを知ったフレムがどんな顔を見せるか――そしてマリーンに関して言えば翌日は休みを取り約束していた通りエルフの里に向かう予定だったのだ。
もしフレムに知れたらきっと一緒にくると煩いだろう。
今度ばかりは男子禁制なんて言葉も通用しないかもしれない。
マリーンは面倒を避けるため、それから暫くカウンターで冒険者の相手をした後、なんとか理由をつけてギルドを早退しようとした。
取り敢えず会わなければ問題は無いはずである。
しかし――
「おいマリーン! 先生がまだ宿に戻ってないってどういう事だよ! まだエルフとかの依頼が終わってないのか!」
なんとか早退の許可を貰い、さぁ出ようと思った矢先、タイミング悪くフレムとばったりかち合ってしまった。
思わず頭を抱えるマリーンだが。
「そ、その依頼は終わったけど他にやることが出来たからって。どこ言ったかまで私は知らな――」
「おいマリーン、明日エルフの里に行くんだって? 珍しいな。何か面白いものがあったら土産でも頼むよ」
「…………」
「――ほぅ、エルフの里ね。それじゃあその話、じっくり聞かせてもらおうかなマリーン」
しかし――同僚の発した余計な一言により全てが台無しになるマリーンなのであった……。
フレムにばれちゃいましたね。
オマケ
下記は迷宮攻略後の三人のステータスです。
ステータス
名前:フレム・バグダーン
年齢:18歳
性別:♂
称号:鋭敏な双剣使い
レベル:29
生命力:165/165
魔力 :0/0
攻撃力:145
防御力:132
敏捷力:225
魔導力:0
魔抗力:0
アビリティ
足疾・双剣術(名人級)・軽業・疾風(効果・中)・精神力向上(中)
スキル
十字受け・双連撃・双転撃・索眼・目切り・精神統一
ステータス
名前:カイル・フォックス
年齢:20歳
性別:♂
称号:森の狩人
レベル:28
生命力:116/116
魔力 :84/84
攻撃力:106
防御力:94
敏捷力:198
魔導力:72
魔抗力:78
アビリティ
駆け打ち・集中力増加・弓術(名人級)・罠察知・高速矢掛・矢作成
スキル
狙い撃ち・二連弓・ワイドショット・相殺矢・乱れ打ち・落石弓
ステータス
名前:ローザ・ホワイティ
年齢:18歳
性別:♀
称号:慈愛の聖魔導師
レベル:25
生命力:72/72
魔力 :216/216
攻撃力:12
防御力:14
敏捷力:42
魔導力:194
魔抗力:195
アビリティ
魔法行使(聖道門第六門まで行使可能)・魔力変換(効果・中)
スキル
聖なる祈り・浄化の祈り
魔法
・聖道第一二門
聖術式スモールヒール
簡単な傷を治す
・聖堂第十一門
聖術式ポイズンキュアー
些細な毒を治す
・聖道第一〇門
聖術式ヒール
それなりの傷を治療。魔法を掛け続ける事で治療していくので傷の度合いによっては治すまでに時間が掛かる。
・聖道第八門
聖術式ヒーリング
ヒールより治療速度が早い。
戎術式エクソシス
悪霊系を追い払う事が出来る。
効かない相手もいる。
・聖道第七門
聖術式アンチポイズン
毒を予防する魔法。ある程度の毒であれば一定時間受け付けなくする事が出来る。
聖術式ポイズンキュアル
知識にある毒を治療できる。強力な毒ほど治療に時間が掛かる。
・聖道第六門
聖術式ヒルメディ
ヒール程度の回復なら瞬時に可能になる。
聖術式ライフ
一定の範囲内の対象を同時に回復が可能。
戒術式プリセプトチェイン
戒めの鎖で相手を捕縛する。相手の敵意が完全になくならなかぎりは絞め付け続ける。
聖術式セイクレッドシールド
バックラーと呼ばれる円形の盾より一回り程大きい聖なる盾を有効範囲内で位置を指定して創りだす事が出来る。
魔法や攻撃などから守ることが可能。
更にオマケ
ステータス
名前:コボルトジェネラル
年齢:??歳
性別:??
称号:迷宮の番人
レベル:38
生命力:492/492
魔力 :125/125
攻撃力:486
防御力:465
敏捷力:425
魔導力:122
魔抗力:128
アビリティ
力持ち(効果・中)
膂力があがり攻撃力が増す。強筋と違い見た目の変化は現れない。
・剣術(達人級)
剣の腕があがる。
・特攻
攻めの姿勢を貫いた場合攻撃力が大幅に上がる。
・物理軽減(効果・大)
物理的攻撃によるダメージが軽減される。
・クリティカルヒット
攻撃(通常攻撃スキル攻撃問わず)力がまれに異様に跳ね上がるようになる。
スキル
・シールドバッシュ
盾に衝撃を上乗せして押し付ける。当たるとよろめいたり耐性が崩れたりする。
・ツバメ返し
一発目の攻撃の後、返す刃で二度目の攻撃を浴びせる。
・闘戦の雄叫び
雄叫びを上げ仲間を奮い立たせステータスを向上させる。
・強打
通常よりも重い一撃が繰り出せる。
※敵の能力は詳細も載せてみました。




