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レベル0で最強の合気道家、いざ、異世界へ参る!  作者: 空地 大乃
第六章 神薙家VS明智家編

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447/565

キャラクター名簿其のニサブキャラ(サトル関係)編

名前:サトル

性別:男性

年齢:一七歳

身長:一七〇cm

目の色:黒

髪:黒

概要

閑話(通称サトル編)におけるメインキャラ。友紗学園に通う高校生であったが、妹殺しの罪を被せられ無実を訴えるも警察からも全く取り合ってもらえず裁判で死刑を宣告される。しかしその直後謎の現象により異世界に転移することとなった。高校に通っている間クラスメートから酷い虐めを受けておりそのことに恨みを抱いて異世界で契約した悪魔の書を片手にクラスの連中への復讐を誓う。

第五章において、最も強い憎しみを抱いていた、妹殺しの犯人である陸海空と、それに深く関わっていたアケチの情報を集め、連中が古代迷宮である英雄の城塁(キャッスルヒロイック)に向かっているということまで突き止める。

その為、まだ生き残っている連中を殺し切るため、途中で懐いた世にも珍しい牝のユニコーンのユニー(サトルが命名)を愛馬とし追いかけることとなる。しかしその途中でアケチの放った刺客である帝国の黒騎士の三人、通称黒い三――かどうかはともかく、に襲われ巧みなコンビネーションに多少怯むも何とか勝利。一人だけ生き残った騎士が妻子持ちであった事を知り情報だけを聞いて先を急ぐつもりであったが、背後から命を狙われた事で使役している悪魔たるヘラドンナが反撃、結局絶命させてしまう。色々と思うところがありながらも、サトルは途中他の悪魔に剣の修業などをつけてもらいつつ、ついに陸海空の一人である空飛 鴉(そらとび からす)を見つけ、戦いに発展し、サトルは見事にカラスを打ち倒しその翼をへし折り身動きが取れない状態にまで追い詰めた。更にその後カラスから情報を聞くが、その時にマイの話も聞かされる。それはサトルに取っては衝撃な事であった。サトルはマイに関しては今回の復讐対象にすべきではないと考えていた。理由はマイが売り出し中の芸能人であり殆ど学校に顔を出していなかった為、サトルへの虐めに全く関与していなかった事。そして殺された妹が舞の熱烈なファンであった事があげられる。だが、カラスが伝えたのは、サトルの愛妹を陸海空のいる場所まで呼び出したのはマイであり、また他にもサトルの父親に痴漢の冤罪を仕掛けたりしたのも彼女であり、その理由はアケチの協力で芸能界で売れる為であったと、それが真実であるとカラスから聞き出したのだった。結局サトルはその後、カラスを悪魔の拷問に掛け生き地獄を会わせた後、カラスに乱暴を受けていたアイカも悪魔の力で胸を一突きにし死んだと判断した上で、その場を離れた。その後、古代迷宮にたどり着き、常に行動を共にしてくれたヘラドンナや上位の悪魔と迷宮に向かい、残った復讐相手の内、メグミを悪魔に任せ、そして迷宮内部では、以前に殺した黒騎士の妻でありサトルに強い恨みを抱くアレクトを無視しアスモダイという上位悪魔に任せて先を急ぎ、陸 獅王(りく ししお)海島 鮫ニ(うみしま さめじ)を殺し、そして残されたマイも、本人に助けて欲しいと懇願される中、地球にいる家族も含めて惨殺、その直後最も忌むべき明智 正義(あけち まさよし)が現れ対峙。激しい恨みを込めて使役できる全ての悪魔で殺しにかかるが尽く失敗。その上で、アケチから伝えられた真実は、実はカラスの記憶はアケチに変化させられた偽の記憶であり、実際にはマイはサトルの妹のことなど知らず当然虐めには全く加担していなかったということ。更にメグミは本当はサトルを助けたかったがアケチに脅迫されていた為、サトルを見捨てる他無かったこと、アイカに関して言えば女生徒側の生贄としてサトルと同じようにいじめられ続けていた事を知った。怨嗟の念を更に強めたサトルは遂に悪魔の書第一位であるオーディウムを解放、大陸どころか世界すら破壊しかねない力を持ち暴走したサトルであったが、しかしその力すらもアケチには通じず一度は敗北を喫し、更に最後に悪魔の書すらもアケチが用意したものであり、サトルを異世界に転移させたのもアケチであり、両親を皆殺しにするよう父親に頼んだのもアケチで、全てにおいてサトルはアケチの手のひらの上で踊らされていたに過ぎないという事実を突きつけ、その上サトルが悪魔の書と契約した時点で死んだ家族の魂も悪魔の書に囚われており、サトルが死んだ時点で家族は永遠の苦しみを味わい続ける事となると伝え、絶望に呑み込まれたところでトドメを刺され死亡――と、ここまでがもしナガレがいなかった場合の未来であった。だがサトルですら存在を忘れかけていたぐらい影の薄かった小森がナガレによって助けられ、その時に全てを察したナガレは、アイカを助け、メグミも助け、陸海空に関してはそのままであったが、マイもサトルが手を出す直前に割り込み、その命を助けた。最初は復讐心にとらわれ、ナガレの言葉にも耳を傾けなかったがサトルだが、使役した悪魔がなぜか尽く悪魔の書に戻されてしまうという理不尽を目の当たりにし、頼りにしていた上位の悪魔に関してはナガレの仲間にやられてしまい、遂には恨みの対象ではないナガレに第一位のオーディウムの力を行使しようとしたが、中途半端な恨みのまま発動したその力は未完成な上、ナガレには全く通じること無く、それどころかあらゆる攻撃もナガレはマイの前に立ってから一歩も動くこと無く受け流されていた事を知り、その力の差に絶望してしまう。その上で悪魔の書まで取り上げられ、その代わりに一本の剣を与えられる。そして、その復讐心が本物ならばその剣一本で事足りると諭された。

それでも納得がいかず遂にはボロボロと泣き言を言ってしまったサトルだったが、ナガレのおかげで命を救われたマイの優しさに触れそれが立ち直るキッカケとなる。その直後アケチが姿を見せ本格的な戦いへと発展。サトルは悪魔の書を捨て、ナガレに与えられた剣一本でアケチに挑む。一方のアケチはサトル相手に左手一本で手加減して相手してやろうと完全に舐めてかかっていた。しかしアケチとの戦いの最中、サトルは自分の内に秘められた異能、(サトリ)に目覚め、アケチに両手を使わせ、更にあらゆる攻撃を完璧に防ぐというパーフェクトバリアを使わせるまでに追い詰める。約束を一方的に保護し、サトルを殺しにかかるアケチだったが、ナガレから与えられた剣【心撃の長剣】により己の想いを剣に込め渾身の突きを放つことでバリアを破りアケチの頬に決して消えない傷を遺す。結果としてはサトルはアケチを倒すことは叶わなかったが、その戦いで得られたものも大きい。自分にもたらされる攻撃を先読み出来る覚の力もそうであり、またサトル自身が知らなかった事だが、実はサトルの遠い先祖にサトリと呼ばれる異能持ちの一族がおり、だが、その力を恐れた時の大名の手によっていわれなき迫害を受け、更に身に覚えのない罪を着せられた上、拷問され殺されたこともナガレにより語られた。そしてそんな中でもただ一人生き残ったものがおり、その血統の末梢の名前がサトルであった。

ただ、血は大分薄れていた為、覚という異能も暫く引き継がれることはなかったが――サトルが当時生き延びた一族唯一の先祖と同じ名前だったこと。また境遇が似ていたことなどから血の記憶が呼び起こされ先祖返りを起こし異能に目覚めた。

実は予兆は地球にいたころからあり、細胞レベルでの防衛反応がそれにあたる。本来死んでもおかしくないような凄惨な虐めにあっても五体満足でいられたのは、この異能が表面化し始めていたからだろうとナガレは察していた。

ちなみに地球で伝わっていたさとりは相手の心を読む妖怪のことだが、サトリ一族の異能の噂が変化しこのような形に落ち着いたとされている。

結局サトルはナガレに全てを託し気を失い、アケチはナガレの手によって手痛いお仕置きを受けることとなった。殺してこそいないがその後現れたナンバーズによってアケチは捕まり、その後も決してろくなことにはならないであろう事もサトルは知り、そしてサトル自身もナンバーズの手で連行されることになると伝えられ、潔くそれを受け入れた。果たしてサトルのこれからの運命は――


ステータス

名前:サトル 

年齢:17歳

性別:♂

称号:復讐を誓いしもの

レベル:120

生命力:1020/1020

魔力 :650/650

攻撃力:520

防御力:450

敏捷力:500

魔導力:320

魔抗力:350


アビリティ

悪魔流剣術(名人級)・疾風(効果・中)・魔力変換(効果・中)・タフネス

スキル

斬撃波・減呪剣


異能(ステータスには表示されない)

(さとり)


名前:悪魔の書

性別:??

年齢:??

身長:超大判

目の色:目なんて無い

髪:髪はないが装丁は立派

スリーサイズ:二八×二二×七

概要

サトルが異世界で見つけ契約した書物。人語を解し念によって相手と会話する。書の中に六六六の悪魔が封印されており、契約することで実力に応じて封印された悪魔を自由に使役できるようになる。サトルはこの悪魔の書の力を行使し、復讐対象であるクラスメートを次々と葬り去っていった。そして最終的には第一のオーディウムを使役できるほどの存在になる。このオーディウムは他の悪魔と違い、契約者の憎悪を糧に成長するタイプであり、使役すると契約者と同化し、契約者自身を悪魔に変化させ破壊の限りを尽くすというもの。実はこの一位の召喚には二種類のパターンがあり、ナガレがいなかった場合は十分すぎるほどの憎悪を糧とし完全体として地上に顕現しアケチと戦ったが、本編では直接の恨みの対象ではないナガレ相手にこれを無理やり使役しようとした為、不完全なまま顕現することとなった。悪魔の書は第五章において様々な事実が判明した存在であり、特に実は悪魔の書を用意したのはアケチであったという点が大きい。つまりアケチは最終的にサトルを自分が英雄として成り上がる為の道具とするために敢えて悪魔の書を与えて成長させていたという事になる。ただ、悪魔の書自身はアケチの目的などどうでもよいと思っており、サトルであれば自分を使いこなせると思ったのも本当であるし、アケチに復讐を果たそうが果たせまいがどちらでもいいと思っていた節もある。ただ、サトルの手から取り上げられナガレの手に落ちた後はその心境に変化があったようでもあり、何度かサトルにこだわっている様子も見せていた。また悪魔の書に封印されていた悪魔にも同じように変化があり、中には自我に目覚め積極的にサトルに協力しようと動いていた悪魔も多く、特にヘラドンナに関しては顕著であった。最終的には実は悪魔の書はとある場所に封印されていた存在であった事も知られ、その封印を解いてしまったのがアケチが冒険者連盟のナンバーズに捕われる事となった要因の一つでもある。しかし最終的にはサトル自身に別れを告げられ、悪魔の書も素直に暫くナガレの手に落ちることを認めた。重要な点として現在悪魔の書には既に他界したサトルの母、父、妹の魂が封印されているということ。この封印された魂はサトルが死んだ時点で闇に堕ち、永遠に苦しみ続けなければいけない。その為、ナガレはサトルに変わってその魂の解放を行うことを約束してもいる。

ちなみにアケチが手にしていたエクスカリバーの事は昔から知っているようだが、かなり仲が悪いようであり、メグミの手に渡った途端饒舌になったエクスカリバーと互いに罵倒し合ったりしていた。


名前:ヘラドンナ

性別:女性

年齢:??歳

身長:一七二cm

目の色:緑瞳

髪:緑色で植物上の長い髪。

スリーサイズ:B94W55H88

植物を操る悪魔。葉に包まれたような衣装と緑色の皮膚を持つ美女タイプの悪魔。悪魔の書に封印されていた悪魔の中では最も変化のあった悪魔であり、特に強い自我に目覚めた存在。植物を操る魔法を扱い、更に特殊な植物を育てる悪魔の種の使い手でもある。サトルの復讐の旅路では最もサトルに寄り添っていた悪魔であり身の回りの世話も甲斐甲斐しく行っており、ナガレがいなかった場合の未来ではアケチの毒牙からサトルを身を挺して庇って見せたほど。ナガレが介入した本編では主であるサトルとナガレとの戦いの中で最終的にヘラドンナも悪魔の書に戻される事となったが、その中からサトルの身を案じ続けていた。アケチとの決着後は、悪魔の書はナガレの手に渡ってしまったが、にもかかわらず本人の強い希望もあり、キャスパリーグと共に地上に出てきてしまう。どうやらナガレに対して恨み半分感謝半分といった複雑な想いを抱いているようだがサトルもナンバーズに連行された今、彼女は何を思い何をなすのか――


名前:キャスパリーグ

小さな黒猫型の悪魔で人形のような容姿をしている。二本足で歩き片目だけが異常に大きく、口も耳まで避けている。成人男性の肩に乗れるぐらいの大きさで、召喚されたあとは使役者の定めたターゲットの肩に乗り、キヒヒヒヒヒヒッ、と気色悪い笑い声を上げつづける。このネコ型の悪魔は幽体に違い存在でもある為一切の攻撃は通用しない。実は呪いをもたらす猫であり、この猫が取り憑いている間に主に与えられた攻撃は猫の中で蓄積され呪いの発動と同時に倍にして取り付いた相手に痛みを与える。更に呪いの発動により相手の魔法やスキルなどの一切の能力も封じ込めてしまう。かなり優秀なようだが相手の能力が高ければ高いほど呪いの発動までに時間が掛かり、更に直接ダメージを受けることはないが、取り憑いている間に使役者の身体に直接触れられると呪いは解除されてしまう――と、ここまではサトルに使われている間の話だが、ナガレとの戦いで呼び出してからは微妙に性格に変化。そもそもナガレにサトルが取り憑かせようとした際は、ゴメン無理! とだけ言い残して自ら悪魔の書に戻ってしまった程。ちなみにその時マイによく見ると可愛いと言われた事が気に入ったようであり、それもあってかアケチとの決着がついた後は、悪魔の書に頼んでヘラドンナと一緒に地上に出してもらい、自らマイの肩に乗り付き添うことを決めた。そして今ではわりと普通にそこそこの会話も出来ているようである。


ユニー♀

元々は帝国の姫騎士として有名だったカチュアの持ち物だった牝のユニコーン。どういうわけかサトルに懐きサトルを乗せる愛馬となる。

牝のユニコーンはどうやら世にも珍しいようであり、悪魔の書によると発情期に入ると絶世の美女に変身し童貞の男性とまぐわう性質がある。懐くのも童貞の男性限定であり、つまりサトルが童貞である事があっさりとバレてしまった。

ただしナガレに関して言えばそんなことは関係なく懐いていた。


名前:新牧 舞(あらまき まい)

性別:女性

年齢:一七歳

身長:一七〇cm

目の色:黒

髪:背中まである艶やかな黒髪

スリーサイズ:B88W57H89

概要

芸能プロダクションに所属する現役女子高生アイドル。艶やかなロングの黒髪。ぱっちりとした瞳。メリハリの聞いたボディと誰もが振り向くような美少女。

異世界に召喚された当初は仕事の事もあり皇帝に文句さえ言い放ったが、アケチに言いくるめられ、結局、異世界に残り帝国に協力するハメに陥っていた。

父を早くに亡くし母子家庭で育っており、下に中学生の美歌という妹がいる。

真面目で努力家。道端でスカウトされたが、最初は断るも、家にまで来るほど熱心な勧誘に母親にやってみては? と言われ芸能界を夢見ることとなった。

レッスン料など母が一生懸命捻出してくれているのを知っているためなんとか恩に報いたいとどんな小さな仕事でも文句も言わず頑張り、数多くのオーディションも受け続けたが、その甲斐あってゴールデンタイムの注目ドラマのヒロインとして抜擢された。

だが、その直後クラス召喚に巻き込まれてしまい、そういった事情からもクラスメートの中で最も帰還を願う一人である。

地球にいたころは注目の女子高生アイドルということで学校からは特別待遇とされ、授業などは個別に受けて出席日数が足りるよう調整を受けている。そういった事もあり多忙な毎日のため、殆ど通常の時限には顔を出していない。ただそれでもせめてもの高校生活の思い出として体育祭や文化祭などそういったイベント事には出たいと望んでいた為、そういったときには先生の策でサトルは学校を休まされていた。その為、彼女は本当にサトルの事をよく知らないのだが、サトルの妹が舞のファンであり、それを知った陸海空に勝手に名前を使われサトルの愛妹を誘い出すことに利用された事で乱暴され殺されてしまった。その事から、サトルは歪んだ復讐心を彼女に抱いていた。

その為、古代の迷宮攻略時にサトルの手で生み出された悪魔に襲われてしまったが危機一髪のところで助けに入ったナガレに救われることとなる。そしてナガレがサトルと戦いを演じる中、マイは自分でもイマイチ使い方の判っていなかった役作りという隠しスキルについて触れられ、ナガレに話を聞きサトルを観察し続ける事で、スキルの効果でその過去の一端を知ることとなり、結局ナガレに破れたサトルに寄り添い、その慈愛をもってサトルの心を救うこととなった。最終的にアケチが全ての黒幕と知ってからは、アケチ相手に怒りを露わにし、世の中で一番キライなものはアケチになっている。ナガレの手でアケチが倒された後は安堵の表情も浮かべたが、その後姿を見せたナンバーズがサトルも連行すると知ってからは擁護に入り阻止しようとする。だが、サトル自身がそれを認めた為、一時的とは言え悲しい別れを経験することとなる。ただ、ナガレから情状酌量の余地は十分にあると聞いてからは、サトルの為に出来ることがあるのなら出来るだけしてあげようという気持ちではいるようだ。


名前:相沢 愛華(あいざわ あいか)

性別:女性

年齢:一七歳

身長:一五八cm

目の色:黒

髪:黒の三つ編み

スリーサイズ:B83W59H87

概要

サトルのクラスメートで三つ編み眼鏡の素朴な女の子。しかし見目が悪いわけではない。

地味で大人しい性格の女の子で読書家。異世界に召喚され直後華やかな世界で頑張る新牧と会話し彼女を羨ましがる様子もみせる。

第五章で判明するが実はサトルと同じく酷い虐めを受けており、アケチから女子側の生け贄として選ばれていた。

当然のようにクラスでは女子からも虐められていたが男子からも慰みものとして扱われ暇さえあれば男子便所に連れ込まれてもいた。

ちなみに彼女が男子の慰みものにされている間、見張りに立たされていたのはコモリである。

異世界に来てからも生贄として扱われるのは変わらず、ただ唯一メグミだけは彼女の身を案じており、出来るだけ傍にいて狙われないように目を光らせていてくれていた。しかし結局カラスの策でメグミの目を盗み連れ出された事で、森の奥でカラスに好き勝手弄ばれる事となる。だが、そこをサトルに見つかりカラスが反撃にあい殺された事で彼女はてっきりサトルに助けてもらったと思っていたが、サトルは彼女が虐められていたことは知らず、その為、見て見ぬふりをしていたお前も同罪と告げられ心臓に悪魔の一撃を食らうこととなった。だがしかし、実は隠しスキルである仮死蘇生をアイカは手にしており、その力でギリギリのところで一命はとりとめ、更にコモリから話を聞き全てを察したナガレが駆けつけ、ローザの治療を受けたことで回復することが出来た。その後は駆けつけたビッチェやローザ、カイルと共にナガレの後を追い、その先でサトルと再会。

本来であれば死にそうな目にあったアイカは恨み言の一つでも言っておかしくなかったが、サトルと違い、アイカはサトルが虐められている事を知っていた為、許すことを決め、アケチとの決着がつき、ナンバーズにサトルが連行されそうになっていた際は擁護する素振りさえ見せた。こうしていよいよ生贄からも開放されたアイカであるが、さて今後彼女が報われる日は来るのか……。


ステータス

名前:アイカ アイザワ

年齢:17歳

性別:♀

称号:再生の劣女

レベル:28

生命力:152/152

魔力 :128/128

攻撃力:67

防御力:55

敏捷力:35

魔導力:88

魔抗力:86


アビリティ

自己再生・我慢・自動仮死化


スキル

無痛化


隠しスキル

仮死蘇生


名前:立川 恵(たちかわ めぐみ)

性別:女性

年齢:一七歳

身長:一六五cm

目の色:黒

髪:黒のショートカット

スリーサイズ:B84W57H88

概要

サトルのクラスメートで、ショートカットで勝ち気な面立ちの女の子。クラスでは副委員長を務めていた。ただ委員長のアケチは多忙であった為、委員長と呼ばれることのほうが多かったようだ。

異世界においては魔法剣士の称号を手にし魔法剣の力で地道にレベルアップを重ねてきた。親が弁護士でその背中を見てきたため元々責任感や正義感が強く、サトルが虐めにあった当初は彼を庇いクラスでも問題提起したほど。

だが、その直後弁護士の父親が婦女暴行の容疑で事情聴取を受けた上即日逮捕されてしまう。父親は無罪を主張したが聞き入れてもらえず、メグミもその事に絶望するも、明智と教師の西島に呼び出され、もし本当に無実だとしても証言などを考えると厳しい状況、だが明智が直接父親に頼めば不起訴に出来るかもしれない、と持ちかけられる。しかしその条件がクラスでのサトルやアイカへの行為(この時点でメグミはアイカまでそのような目にあってるとは知らなかった)を黙認するということであった。

そしてメグミは、結局父の為にその条件を受け入れる。その上サトルにストーカーの濡れ衣を着せ立場を悪くさせることにまで協力してしまった。

異世界に来てからもメグミはずっとそのことを後悔しており、アイカに対しても同じく何もできなかったことを悔やみそして謝罪した。だが、アイカには許してもらったがサトルは許すことなく、彼の使役した悪魔に徹底的にいたぶられた挙句殺されるという未来を待つのみであったが、そこへナガレ達の介入により危機一髪で難を逃れる事となる。

その後、アケチとの決着がついたところで正式にサトルに謝罪。殺されてもおかしくないと覚悟さえしていたようだが、ナガレとの出会いをきっかけに心中に変化が現れていたサトルはメグミを許すという選択をする。サトルがナンバーズに連行されてからは、マイやアイカと同じように彼女もまた少しでもサトルの為に協力したいと考えるクラスメートの一人となる。

ちなみに黒幕の明智がナガレの手で破れた後は、アケチの持っていた聖剣エクスカリバーがメグミの愛剣となるがその饒舌さに閉口し、最初は自分の武器としてしようすることに戸惑ったりもしていた。

さて、今後のメグミの運命は――


ステータス

名前:メグミ・タチカワ

年齢:17歳

性別:♀

称号:敏腕の魔法剣士

レベル:91

生命力:1185/1185

魔力 :980/980

攻撃力:928

防御力:922

敏捷力:908

魔導力:912

魔抗力:900


アビリティ

魔法行使・魔力変換(効果・中)・剣の恩恵・疾風(効果・大)・速攻(効果・大)・転撃・軽業・高速詠唱・剣術(達人級)


スキル

魔法剣・魔法切断・精神統一



聖剣エクスカリバー

元々はアケチの所持していた剣。知識を持つ剣でもあり本来であれば所有者とは念で会話する。その際は我はなどという言葉遣い。

一度は聖剣使いの称号を偽装していた明智に抜かれそうになったが途中でそれが偽装だと気が付き抵抗を試みる。

だが、無理やり抜かれた上、しかもそこそこ程度の剣として扱われていた為非常にプライドが傷つき、メグミの手に渡ってからはアケチにすっかり汚されてしまったとまで証言している。

しかしナガレがアケチを倒し、そしてメグミと出会った事で彼女であれば我もつかいこなせると判断しその饒舌ぶりに戸惑い扱うことにためらいを見せるメグミに構うこと無く半ば強引についてきた。

ちなみに聖剣が所有者に相応しいと認めた者が振るう場合、まるで羽毛のように軽い剣であるがそうでないものが持った場合はただの重たい剣でしかない。つまりアケチはただの重たい剣を持っていたに過ぎず、それであればそこそこの剣という評価も仕方がない(そもそもそのような不完全な剣をそこそこと評するあたりアケチには全く見る目がなかったとも言えるが)気もするところである。

ちなみに悪魔の書とは過去に何らかの因縁があり、その為か仲は良くない。

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