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暇つぶしに読んでお願い!!!  作者: アヤカシ
ふっか~つ、どこに?…………現代にだぁーーー!
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第三十三話 アニメを見てたら気付いちまった!!!

私は面白くない人間が嫌いだ、なんていうかこう何かにつけて倫理に基づいて喋る奴嫌い。

例(それをすることで僕に何か得があるの?)

↑こういうのを聞くとついその本人をぶちのめしたくなります。

俺、短期なんでしょうか?

「ゴホッゴホッ!ゲーッホ!!!」


不覚だ…………熱をだしてしまった。

なぜだ、なぜこんな事になった!この、元気だけが取り柄☆徹君のキャラが崩れちまうじゃねえか!

このテンションが熱によるものか、それともただ単に素が表に出ちゃってるだけか自分でもわからなかったがとりあえず一大事だ、この状況をなんとか俺は打破しなければいけない!


「うう~フラフラする」


さっきから目に映るもの全てがぐにゃぐにゃしてる。

頭も重いし。

よくこの状態でさっきのテンションを起こせたな、俺。

それよりさっきから気になっているんだが部屋の隅にやけに黒いフードを着た人が立っている、誰だこいつ?

しかもなんか死神がもってそうな鎌まで持ってるし。

俺はとりあえず会釈する事にした。

するとなんとあちらの方も会釈してくれた、なんだ恐い人かと思ったらいい人じゃないか!

俺はその人と会話してみる事にした。


「で、そうなんですよもーね」

「そうそう!で、今日熱出ちゃって………昨日夜中にアイス三個食べて寝たのが悪かったんですかね?」

「へ~そちらの仕事も大変なんですか、一日ノルマは五個以上?やっぱり大変なんですね」


俺は少しの間病人という事も忘れ、その黒い人と喋っていた。

まあ相手はカタカタと言ってるだけだが、なんとなく言ってる事はわかる。

不思議だね。


ガチャ


そんな黒い人と喋っていると花蓮が俺の部屋に入ってきた。


「何してんだ兄貴?」

「あっ!花蓮駄目じゃないか、お客さんがいるならお茶かなんか出さないと。あ、お茶は飲まれないんですか、では何飲みます?人の魂?あっはっは!面白い事を言いますね」

「何言ってんだ?ほら兄貴、早く布団に戻れ」


そういうと花蓮は俺の背中を押し、それに抵抗できない俺は勿論布団に戻された。

もう折角黒い人と喋ってたのに!!

俺はもう一度黒い人がいる方向に首を向けるとそこに黒い人はいなかった。

なんだ、もう出て行っちゃったのか?


「兄貴大丈夫か?ちょっと熱測るからな」


そういって花蓮の冷たい手が俺の服の中に入ってきた。

ちょっとひんやりして気持ちいい。

それにいつもは恐い奴だけどこういう優しい所は優しいんだよな。

この優しさをもうちっと、日常でもだしてくれると嬉しいんだけどな………。

そんな事を考えていると、ピピピと電子音が俺の体から鳴った。

しかし俺の体そのものから出ている訳ではない、正確には俺の体に触れている体温計からの音だ。

その音を確認した花蓮は俺から体温計をとる。


「んん、38.7か。ちょっと熱の中でも高めだな」

「まじか」

「まじだ、これは駄目だな。今日は学校休め」


その言葉を聞いて、簡単に聞き入れるほど弱っちゃいない!

俺はその言葉に抵抗する事にした、今日は学校であの行事があるんだ。


「嫌だ!」

「なんでだよ?」

「今日は学校で席替えがあるんだ!」

「小学生か!駄目だ、今日は学校休め!これ以上酷くなったらまずいからな」


そう言われ俺はしぶしぶ諦める事にした。


「分かったよ。今日は家で安静にしてる」

「どうする?私も今日は学校休むか?」

「いや、俺の事は大丈夫だから学校行きな」

「そうか、分かった。その代わり近くに携帯置いとくから、少しでも苦しくなったら連絡しろよ?すぐに向うからな」


その優しさ!心にめっちゃ染みる…………


「分かった、その時は連絡する」

「じゃあ行ってきます」

「行ってらっしゃい」


そう言い花蓮が学校へ向かい十分ぐらいたったぐらい、俺は熱の疲労からか瞼が重くなっていった。その重さに抵抗することなく俺は暗闇へと落ちていった。







べチャッ

その音に俺は目が覚めた。

まだ熱があるらしいボーっとする、しかし俺はその音の正体を探る為音の下方向に首をやる、そこには……………


「あ、おはようございます徹様、水飲みますか?」


水が入った桶みたいなものにタオルを入れている撫がいた。


「撫」

「はい?」

「なぜいる」

「それは徹様の風邪の看病をする為です」


デジャブか?最近似たようなやり取りをした気がする。

ていうか今何時だよ?

時計を見ると短い針が10、長い針が12を指していた。

つまり今は10時だという事になる

明らかに学校は始まっている、学校が始まっているそんな時間に撫がここにいるのは、おかしい………よな?

でも看病するためだって言ってるし?…………いや、おかしいよな。うん、おかしい。


「撫」

「はい!」

「学校は?」

「休みました!」


休んだって…………


「なんでも、鮫皮先生に徹様の看病しに行く為に休みますって言ったら許可してくれて」


鮫皮先生、許可しちゃ駄目だろ…………

ていうか撫、お前そんな事言って休めると思ってたのか…………いや実際に休めちゃってるんだけどさ。

ていうかどうする?まさかずっといさせる訳にはいかないし、残念だけどここは撫に帰ってもらうか。


「撫、ちょっといいか?」

「はい、なんでしょう」

「俺はもう大丈夫だから家に帰ったら?」

「なぜですか?」

「いやだから、お前がずっと俺の部屋にいたらうつっちゃうかもだろ?だから」

「本望です」

「は?」

「徹様の風邪がうつる………望むところです」


駄目だ、この子本気の眼をしてる。

とにかく諦めてもらわないと。


「とにかく!本望でも何でも駄目。とにかく帰りなさい」

「嫌です」

「いや、だから」

「嫌です」

「あの………」

「嫌です」


駄目だな、この子意思まで本気だ。

俺は、撫の事を諦めさせるつもりが、こっちの方がすでに諦めモードになっている事実に気付き、がっくりと肩を落とした。


「ハァ~~、分かったよ。一応ここにいる事を許すよ」

「ありがとうございます!」


そう言って撫は、水の中からタオルを持ち上げ水をきると、俺に近づいてきた。

その時、俺の背中にいい表せない不安が襲ってきた。

そう思い俺は反射的に


「撫、そのタオルをどうする気?」

「勿論、徹様の体を拭きます」


ああ、聞いといてよかった…………。

じゃないよ!それだけは嫌だ、絶対に!絶対にだ!


「いや、撫。俺の体はいいよ。自分の体くらい自分で拭けるから」

「駄目です!徹様は横になッていて下さい、私が拭きますから!」


ちぃ!引いてくれないか。

ここで、あれを使うしかないか!?正直これは普通の人間には使いたくなかったが、

秘儀!


「撫!撫!俺、撫の手料理が食べたいな!作ってきてくれないか?お粥とか」


あ~君の料理が食べたいんだ!!!


「そ、そうですか?腕によりをかけて作ります!少しだけ待っていて下さいね?」


そういうと撫は俺の部屋から出ていった。

ふう、何とか良かった。いくら知り合いだからってそんな事はよくないからな、っていうか俺の精神が持たんわ。

しかし後に知る。

この時の選択が俺にとっての地獄の始まりだと言う事に。


「コポコポコポ!」

「………………(大汗)」

「さあどうぞ徹様!」


これは一体どんな冗談だ。なぜお粥の色が白ではなく紫?

俺は今目の前に料理なのか狂気なのか分からないものがある。

おかしくね?昔は色鮮やかな料理を作ってたのにどうしてこうなった!?

もしかして花蓮の料理の腕と撫の料理の腕、実は連携してて花蓮の腕があり得ないほど上がったから撫の腕があり得ないほど下がった、と。

もうそういう事で納得しよう。

そんな納得しても目の前のお粥?を食べなければいけない訳で…………


「はいどうぞ、あ~~ん」

「あ、あ~~ん」


なぜだろう(涙)美女にあ~~んは男子にとっての憧れの筈なのに、全然輝いてみえないのは…………。

まあ、見た目が悪くとも実はおいしい!という可能性がない訳じゃない、見た目が悪い奴でも実は心が優しい人はいっぱいいる!………はず。


パクリ……………


いいね!なんともいえないこの世の全ての憎悪を込めたようなそんな気持ち悪い感触が俺のぜんしんにながれこむぺぽばいだんじゃ………………バタッ。

その感想を最後に再び暗闇の世界へとダイブした、しかし今度は走馬灯というオマケ付きで。








目が覚めるともうお昼は過ぎていた。

俺はどんぐらい寝てたんだ?

俺は時計を見た、指している時間は15時30分。

大分寝てたな、でもまあ当初の頃よりすっきりはしている。


ガチャッ


その音がして首を向けた方向には花蓮が立ってた。

そして俺が起きている事にびっくりし俺の方に走ってそのままタックル?

いや違う、抱きしめられた。

俺はびっくりして数秒間動く事ができなかった。

なんだ、今俺の目の前で何が起きているんだぁ!花蓮が俺に抱きつく?いやいやいやいや、ありえないっしょ!?ありえないっしょ!!!!


「よかったよ、よかったぁーーー!」


こいつは誰だぁーーーーーーー!!!!!

俺が寝ている間にどんな不思議な事が起こったんだ…………。

もしかして俺はまだ夢の中にいるんじゃないか?

俺は自分のほっぺたを取れるんじゃないかと思うほど強く引っ張った。

痛い、超痛い、つまり夢じゃない……………


「大丈夫!?どこか痛くない!?」

「ああ、うん大丈夫」

「そっかよかった~~~~~!」


俺の目の前にいる花蓮であろう人物はその場にへたり込んだ。


「いや、その………その前にですね」

「どうしたの?」

「花蓮さん………ですかっ……ていうのは変か、花蓮さんですよね?」

「うん、そうだけ………ど。っっあ!」


そこで何かに気がついたように花蓮は顔を真っ赤っ赤にしながら俺の部屋からボルトも驚きの早さで俺の部屋から声にならない悲鳴を上げながら去って行った。

一体今のは何だったんだ?

キャラ変え?いや、そんな奴じゃないよな…………でもあいつのあの反応どこかで見たような………。


「う~~ん、謎だ」


俺がそうしてずっと悩んでいると目の端に机の上にある白い紙を見つけた。

俺は朝より軽くなった体を起こし、その白い紙の中身をみた。


[このままいても迷惑になるので今日は帰ります、元気になって下さい。撫より]


そっか撫帰ったのか、よかった。

するとガチャッという音と共に再び俺の部屋の扉が開いた。


「おい兄貴!もう大丈夫か?」


おっ、俺が知ってる花蓮だ。

しかしこの不思議は追求せねば。


「花蓮、さっきのは」

「忘れろ」

「いや、おかしいよね?」

「忘れろ」

「面白いもの見たな」

「忘れろ」

「いいじゃねえか、可愛かったぞ」

「殺すぞ」

「……………」


いきなり色々すっとばしすぎだろ、何でいきなり殺す方向に持ってくんだよ。

しかも顔も真っ赤にして怒ってるし。


「さっき見たのは?」

「夢でした」

「よし」


なんかさっきほど優しくない。

俺はその後も花蓮に看病されながらその一日を済ました。



~次の日~


「よ~し今日は学校だぁ~~~!」


俺は朝になり、体温計で熱を測ると全くの平熱!昨日学校休んだ事からか、今日学校に行く事に抵抗がない!

俺はうきうきにも似た気分で一階へ降りた。

そこには、やはり俺より先に起きている花蓮を見つけた。

しかし珍しい事に今日はまだ私服だ。


「おはよういい天気だよな!」

「……………?」

「どうした花蓮?そんないぶかしい者を見るような眼をして」

「今日兄貴の学校はなんかイベントでもあるのか?」

「いやねえよ、最近のイベントは昨日の席替えイベントだけだからな」

「じゃあなんで制服なんか着てんだ?」


何言ってんだこの妹は、制服に身を包むってことは学校に行くって事だろうが!


「そりゃ学校に行く為だよ!」


すると花蓮は一回ため息をつくとカレンダーを指差した。

あれ!花蓮だ………カレンダー………グレイト!!!

そんなおふざけもそこそこに、俺はカレンダーを見た。


「今日は何日だ?」

「23」

「23は何曜日だ?」

「土曜日…………土曜日!?」

「今日は学校休みだ」

「ちくしょう!超恥ずかしい!!!」


俺はその場で床をドンドンと叩いた。

はずい!なんてはずい奴なんだ俺は!!!

肩をポンポンと叩かれた。


「なんだ花蓮、今の俺をそっとして置いてくれないか?」

「そうもいかねえんだよ」

「なんだよ、今の俺にかける言葉なんか!!!」


そういい俺が後ろを振り返った時花蓮の手にある白い紙が目に映った。

………………あ、やばいなこれ。

俺は頭をガシッと掴まれた。


「撫って誰だ?」

「花蓮さん、そんな眼を俺に向けちゃいかんよ」

「そうかそうか……………では逝こうか」

「花蓮さんその字はまずいよ、なぜか?俺の人生が終わっちゃうからです。分かりました話します!実はですね」


そう俺が弁明を吐こうとした所に今度は花蓮のもう一つ空いてる手が俺の口を捉えた。

これでは話せない!!!


「話してくれなくて結構、話す事は幾らでも後で出来る。今は折檻のほうが先だ」

「もごもご、もごーーー!」


そう言うと、そのまま花蓮は俺の事を自分の部屋へと連れていく為、ずるずると俺の事を引きずりながら歩き出した。

俺、このままだと学校行く前に病院行きになる気がする。

しょうがない!さーーーて、念仏でも唱えバタン!






気付いてしまったんです。

キャラがめっちゃかぶってるって事に。

今やっているアニメ俺の脳内選択肢(以下略)の白い髪の毛の子と花蓮の設定がちょっと似ているんです。

どこが似ているかというと!その白い髪の女の子普段は無表情で主人公の事罵るのですが、実は表情豊かな乙女なのです。

やばいねこのままだと著作権で訴えられるかも。

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