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暇つぶしに読んでお願い!!!  作者: アヤカシ
ふっか~つ、どこに?…………現代にだぁーーー!
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第二十九話 理事長がホニャララなのはある意味鉄則だよね!?

今から少し変態モードに入ります、お気をつけて。(注)

皆さんは付き合うならどんな妖怪がいいですか?

ああ妖怪のイメージを可愛くした状態で、です。

俺だったら………ほぼ全部の妖怪と結婚しハーレムを築きます。

妖怪の世界なら一夫多妻も容認されると思うんです。

正直、自分で言ってて気持ち悪いと思いました。

「鮫皮先生何か俺に言う事……ありませんか?」

「ハァ~~~、やっぱり覚えてたか」


俺は今、ホームルームが終わったので昨日の出来事の理由を聞く為先生の前に立つ。

しかし、この感じは黙ってたらなかった事にするつもりだったな!


「まあいい、鈴木 徹今日の放課後残れないか?」

「えっ、先生まさか俺の事を殺して証拠を隠滅する気ですか!?犯罪ですよ!思い直して下さい!!!」


俺は必死に考えを改めて頂けるように情に訴える事にした。

すると鮫皮先生は何か怒ったような顔をしながら


「そんなことするか!!!違う、まあちょっとな、昨日の事で理事長からお前を呼びだせと言われてな」

「理事長?そんなのこの学校にいたんですか?」

「いるわ!」


そうか、この学校にも理事長は居たのか、それは気付かなかった。

だってなぁ、全然理事長出てこないんだもん。

普通なら入学式とかに挨拶すると思うんだけどな。

ほとんど聞き流していたとはいえ出てくれば気付く。


「っていうか何で俺が昨日の事で理事長に呼び出されなきゃならないんですか!理事長は関係ないでしょう!」

「お前、知らなかったのか!?」

「へっ?」


俺が理事長がこの事に関係ないという事を鮫皮先生に述べると驚いた顔をした。


「なるほど、いや……………そりゃそうか、あの見た目だしな」

「あの~~鮫皮先生?」

「ん?ああすまない、とにかく放課後残れるか?」

「えっ!?まあ…大丈夫ですけど」

「なら決まりだ、今日はすぐには帰らず、放課後になったら一旦職員室に来てくれ」

「あ、ああはい、分かりました」


そういうと鮫皮先生は教室から出て行った。

それから授業が始まったが、俺は理事長の正体が気になって勉学に身が入らなかった。


「鈴木ぃ~おい鈴木く~ん」

「…………理事長の正体」


俺はでっかいゴリラの様な大男を想像した、他にも異様に舌がでている男、上半身と下半身が切り離せる女……………もうなんか人間から離れてる気がする。


「バシッ」

「イテッ!」


俺が痛む頭を押さえながら上を見ると、数学の先生が俺の方を口の端をヒクヒクさせながら見ていた。

これはやばい。


「鈴木くぅ~ん、何か言う事はないかね?」

「先生、今日も美しいですね!何で先生が結婚できないのか不思議です!!!」


俺は先生の目の前にグーサインをみせた、すると先生の額に青筋が見えた。


「だぁ~れが行き遅れのババアだ!!!廊下に立ってろ!」


俺はその後、無理やり掴まれ外に放り投げられた。

今時廊下立たせって、先生は教師スタイルも行き遅れ…………っぷ!

すると俺の横にあるドアが勢い良く開いた


「おい鈴木、今なんか私を侮辱するような事を考えなかったか?」

「い、いえ」

「そうか、ちなみにお仲間だ」


そういうとドアの奥から啓介が飛んできた。


「イテッ」

「せいぜい二人して反省してろ」


バタンという音と共にドアが閉まった。


「おい啓介、お前何言ったんだよ」

「俺はお前の尻拭いをしようとしただけだ!なんか先生が行き遅れの事気にしてるようだったから俺は「大丈夫、先生はまだまだ若いですよ!」って」

「馬鹿だろ、お前」

「なんでだよ!」

「だって、それじゃあまるでお前、数先生が惨めじゃねえか」

「そっか………行き遅れか、奥深い」

「ああ」


俺はその日、三十路近い人間に行き遅れと言う言葉は禁句だと言う事を学んだ、やはり勉学は必要だと感じた日だった。

それからは特に面白みのない授業を受け放課後になった。


「徹、皆で帰ろう」

「すまん乙女!今日はちょっと鮫皮先生に用があるから先に皆で帰っててくれ、てか部活は?」

「今日部活はないの、ていうか先生の話ちゃんと聞いてなよ」

「申し訳ない」


一緒に帰ろうと誘ってくれた乙女に、謝りのポーズをいれると横で啓介が喜んだ。


「やったぁ!今日は徹がいないからハーレムだぜ!」

「そう、徹一緒に帰れないんだ…………じゃあ静寝ちゃん一緒に帰ろうか」


そういうと乙女は静寝ちゃんと一緒に帰ろうとした、まるでそこにいる人間の存在を無視するように……………

存在をない事にされた啓介はシクシクと泣きながらその場に体育座りをした。

そんな時静寝ちゃんが俺の方に向かってきた。


「あ、あの、さ、さようなら」

「うん、またね静寝ちゃん」


そういうと静寝ちゃんは乙女の後ろに隠れるように下がっていった。

すると、ドアから出ていこうとした乙女が振り返りいい笑顔で


「まあ、何したか知らないけどせいぜい気をつけなさいよ!」

「何で?」

「どうせあんたの事だから留年か、もしくは何か悪い事でもしたんでしょ?せいぜい頑張って頭下げなさい!」


そういうと、「じゃあね」といい乙女は教室から消えていった。

ちなみに静寝ちゃんからも「頑張って」と言われた。

俺は最初に文句を言おうと思ったが、その後の静寝ちゃんに言われた事から文句が言えなくなってしまった。

なので教室から居なくなった後


「俺はいつもそんなに疑われるような態度とってますかぁーーー!!!」


俺の今日一番の心の叫びだった。

そして横の体育座り啓介が一言


「とってるよ」

「黙らっしゃい!」


そのやり取りを最後に啓介は落ち込みながら帰っていった。

それを最後に俺は職員室へと向かった。

俺は職員室に着いたので「失礼します」とゆう言葉と共に入った。


「おお、鈴木か!こっち来い」

「あ、はい」


俺は鮫皮先生の近くにある机までいく。

鮫皮先生は机から立ちあがると一言


「今から理事長に会いに行く、せいぜい気をつけろ」

「き、気をつけるんですか(汗)」

「ああ、まあ大丈夫だとは思うが」


俺は朝に想像した三人を思い出した、まさかほんとに理事長は人間じゃなかったり………するかも!

そうなったらこの学校から奴を守る!というRPGモードに移行だな。

フッフフ!しかし俺にそんな事をする心があると思ったら大間違いだ。

ええ逃げるとも、俺は今から逃げる。


「とりあえず行くか、理事室」

「先生、俺やっぱり急用を思い出しました!帰っても良いですか!!」


俺は即座に嘘をついた。

心苦しいがここは俺の命の為だ、どんな犠牲を払ってでも俺は逃げる、これは、これだけは揺るぎない。

鮫皮先生は、俺を数秒見つめた後目を閉じ息を吸い込んだ。

そして息をはくと同時に、先生は俺に死刑判決を下した。


「駄目だ、ここまで来たら逃がさん!」


俺は帰してくれないと気付くと後ろに向きダッシュした、が


「グエェェェェェ!!!」


鮫皮先生は後ろを向き走り出した俺の制服の襟首を引っ張った。

鮫皮先生!あんたもか!あんたもなのか!!なんだよ、最近女子の間では襟首掴みが流行ってんのか!!!!!軽くトラウマだよ…………


「先生、首はマズイって!死んじゃうよ!!!」

「お前が逃げようとするからだろ、ほらさっさと理事室行くぞ!」


そう言われると俺は、抵抗する事はもう無駄だなと察し、せめて自分の命の安否を祈る事にした。

揺るぎない心は何処へ行った俺。

その後俺は引きずられるように職員室を後にし、理事室に向かった。

そして着いた、理事室前に。


「先生考え直して頂けませんか?」

「何をだ?」

「俺を怪物の肥料にする事をです」

「お前は理事長を何だと思ってるんだ?」

「怪物、もしくは化け物」

「どっちも同じだろ、それ。大丈夫だ、理事長は人間だから」


その言葉に100中の15だけ安心した。

しかし後の85だけはまだ人間の形をした化け物を想像している。

しかしここに昨日の鮫皮先生スーパーキックの秘密が隠されている、俺は覚悟を決める事にした。


「そうですか安心しました、一応は」

「一応か」

「一応です」

「わかった、じゃあ入るぞ」


そういうと鮫皮先生と俺は理事室に入っていった。

そして開いた部屋と共に俺の眼に大量の物が写った、それは!…………………………………ぬいぐるみだ。


「え?何ここ???」

「ハァーーーーーーーーーーーー!」


ここは一体どこだ?俺は学校からどこかおとぎ話の世界にでも迷い込んだのか!?

だっておかしいじゃん!

ここ、ぬいぐるみだらけだよ!しかもこの部屋だけ中がピンク一色!

ファンシーだ!ファンシーすぎる!!


「あの、先生?この現状を説明して頂いてもよろしいですか?」

「んん、まあ理事長は少々変わった趣味をお持ちなんだよ」

「少々?……これが?…………どこが?これが少々ならこの世に少々以外の事などありませんよ?」

「や、まあ、とにかく学園長は変わってるんだ、だから気をつけろって言っただろ?」

「いや、気をつける方向が俺の想像している所と大分違うんですが」


いやーーこれは実際危険度は変わらない気がするんだが。

むしろ悪化?

俺は、ムサイおっさんがゴスロリ姿でぬいぐるみと戯れる姿を想像した。

やばい想像なのに俺の脳内がモザイクをかけている。


「まあ、では会いに行くぞ」


理事室に入ったがもう一つ奥に扉がある、その先に理事長がいるらしい。

俺は決めた覚悟を入れなおした。


「どうぞ」


俺がそういうと先生はそのドアを開けた。

俺は最初ぬいぐるみ&キモイおっさんを想像したがそこには…………………


「遅いよ~~待ちくたびれちゃった!」

「葵理事長!生徒の前ですよ、もっと理事長らしく威厳を保って下さい!」


そこにいたのはゴリラの様な男でもなく、異様に舌が出てる男でもなく、上半身と下半身が切り離せる女でもなかった、そこにいたのは


「昨日の!!!あの、え?理事長?」

「まあ、そうゆう反応だよな」

「昨日ぶりだね!」


俺は状況に全然頭が追いつかない。

俺は周りを見渡した、この子の親が理事長なのかなという変な期待を胸に。

しかし何処にもそれらしき人物は見当たらない。


「え?えっ?理事長?えっ!うそぉ!」

「こういう反応になるから気をつけろって言ったのに」

「何私の事を危険物みたいに、失礼だ!横暴だ!」


意味の分からない日本語を使う理事長(仮)(まだ信じた訳じゃないので)

それにより俺の頭は少しばかり冷静になった。

とりあえず俺は葵理事長(仮)に色々質問する事にした。

俺は目線を葵理事長(仮)に合わせた。


「まず!葵ちゃん」

「はい!何でしょう?」

「さっき気付いたんだけど葵ちゃんの名前って確か鮫皮 葵なんだよね」

「うん!そう!」

「そこにいる女の人も鮫皮って名字なんだけど……………」

「うん!親子だからね!」

「……………そう」


俺は立ちあがり先生を見た。

そして握りこぶしを作り、俺は先生を非難した。


「鮫皮先生!俺はあなたに幻滅した!こんな子供に俺を殺す共犯にさせようだなんて!あなたも親なら娘が可愛いでしょうに!!!(涙)」


俺は鮫皮先生の前で温かい涙を流した。

親ならきちんと責任持てよ!

すると呆れたように俺を見て


「親はそっちだ」

「はい?」

「だからお前が子供と言った鮫皮 葵は私の母だ」

「いやいやいやいや、そんな冗談で俺を騙そうとしたって無駄ですよ!」

「嘘じゃないよ!私がそこにいる鮫皮 箕尋の母親で~す、それとミーちゃん、私の事はママって呼んでって言ってるでしょ!」

「言いません!理事長なら理事長らしくふるまって下さい!あとミーちゃんはやめろ」

「え~~~~~」


俺を置いてけぼりにされながら、そこには夫婦漫才ではなく母娘漫才が繰り広げられていた。

その間に俺は脳内整理をした。

しかし幾らやっても俺の脳内ではおかしい!という結論しか出ない。

とりあえず俺は、二人の母娘漫才が終わるまで眺めるという結論にいたった。




はい、出てきました。

葵理事長!イエーーーーー

皆さん俺の中にはある、一つの揺るぎない格言があります。それは!

「困った時は幼女を使え!」

これです!

嘘です!

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