第二十八話 メリーメリーゴーランドー♪
いやー、最近改めて日付のやつ見たのですが8/22から11/5
こんなに経っていたんですね、驚き桃の木さんしょの木!(こんなにという程経ってはいませんが作者にとってはここまで継続したのは久しぶりなのです)
それに俺自身がこんなに継続するとは思ってもいませんでしたから。
なのでこれからはもっと、投稿する間を短めに出来るよう努力します。
「うえっ……………」
俺は、今ベンチでぐったりしている。
なぜか?さっきまでジェットコースターに乗っていたからだ。
それは、それはもう世界がグルグルグルグルと………。
「おえっ……………」
なので、さっきからこうやってえづくはめになったのだ。
おのれ乙女め、この恨みどう晴らしてやろうか!!!
俺はまだ青い顔をしながらも、乙女への復讐劇を頭の中で展開してやった。
虫まみれにしてやったり!
大量のプリンを頭に落としたり!!
机に縛り付けて、目の前に様々な難しい問題をずっと見せ続けたり!!!
「二つ目は喜びそうだな」
俺はまともな復讐劇が思いつかない事に落胆した。
「まあ、現実にやろうとしたら返り討ちにされるだろうけど」
俺はまたも、男子が女子に敵わないという現実を知り落胆した。
俺は、涙ながらもベンチに寄りかかりながら空を見る。
もう、大分時間が経ったことから大分オレンジ色に染まってきている。
俺は青い空よりオレンジ色の空の方が好きだ、なぜか?こう心が穏やかになるから。
「っぷ!」
俺は自分がそんな事を考えている事に笑いをこらえられなかった。
ちなみに今、俺以外の三人は他のアトラクションに乗ってきている。
あんな絶叫マシーンに乗ったのによくあそこまではしゃいでいられるな…………
と不思議に思いながらも俺はやっぱりベンチで休んでいる。
そんな時、ふと俺は前に目を向けると一人ぬいぐるみを持った女の子がこっちを見ている。
「なんであの女の子は一人なんだ?」
俺はそんな事をふと考え、俺も女の子の事を見つめ返した。
といっても!別に変態的な意味ではないぞ!!!
そんな弁解を心の中で思いながら、俺は見つめてくる少女に少しずつ近づいていった。
そして、俺はその女の子の目の前までくると、膝を折り少女と同じ目線になる。
「どうしたの?」
「いや、あの、」
「あ、あ、落ち着いて、大丈夫取って食ったりしないから」
「はい」
ずいぶんと物静かな子供だな、最初の俺の印象はそうだった。
しかし数分後………
「次!次あれ!」
「あーーれーーー」
俺はその少女に振り回されていた。
この子、人畜無害の子供だと思ったのが間違いだった、ちなみにこの子が一人でいる理由を聞くと、何でも付き人の方が迷子になったらしい、俺は迷子になったのは君なんじゃ?とも思ったがそこは言わないでおいてあげたのだ、優しいな俺。
俺は、その子を迷子預かり所に渡そうと思ったが、裾を引っ張られ
「一緒に探して?」と言われたので今こうなっているわけである。
でもさっきから思ってる事があるんだけど、これ探してるって言わないよなぁ。
「どうしたの?早く乗ろうよ!」
「はいはい(涙)」
これはもう確信だ、この子絶対探す気がない、むしろ遊ばれている気がする。
俺はそんな現実から目をそむける為に、むしろ俺自身がこの子と遊んでいるようにテンションを上げる事にした。
「よ~し行くぞぉーーー!」
「おーーーーー!」
そこから先は付き人を探すことなど忘れ俺達は遊びまわった、それはもう見る人が見たら狂ってるかのように。
「は~~~遊んだ~~!」
「ふいぃぃぃぃぃ疲れた」
俺はきゃっきゃと喜んでいる子供の横で、ぐったりと体を完全にベンチに預けた。
歩き過ぎて足の裏が痛い。
「今日はありがとう!」
「いやいいよ、俺も楽しかったし」
「うん!」
俺はそんな女の子の顔を見てよかったと思った、しかし俺はそこで大変な事に気付いた。
そう、さっきまで少女を少女と呼んでいた為に名前を知らないのだ。
俺はしまったと思いながらもその少女に名前を聞くことにした。
「そういえばまだ名前聞いてなかったよね、名前なんていうの?」
「人に名前を聞く時は自分から名乗る!これ基本だよ!!」
「あ、そうか俺も名前言ってなかったっけ、俺の名前は鈴木 徹だよ」
「私の名前は鮫皮 葵!よろしくね!」
俺らはそんなやり取りをした後、握手を交わした。
しかし何か違和感を感じた。
「鮫皮?そんな名前どっかで」
すると奥の方からドドドドドドという音がしそうな程全速力で走ってくる女性がいる。
あれ?なんか見た事がある顔だけど、やばいな、あの人みた事あるっていうか、ばりばり学校の…………
「とうっ!」
その女性はベンチの少し先で飛び上がったかと思うとこちらに足を傾けて、いわゆるあれ、あれだよあれ………そう!仮面ライダーの必殺キック的な?
というささやかな現実逃避をしていると
「でぇりゃあああああああああ!!!」
「ぎゃあああああああああああ!!!」
その女性の足の裏が俺の顔面にめり込んで、俺は数メートル吹き飛ばされる、
そこで俺は一日に二度目のブラックアウトを経験をした。
「…………おる!」
なんだ?誰か俺の事を呼んでるような気がする。
それに暖かい。
「………おる!!」
「………いちゃん!」
「………ぶだよ」
俺はうっすらと目を開けると乙女、由里ちゃん、瑞樹の顔が出てきた。
「徹!」
「徹お兄ちゃん!」
「ほらだから大丈夫だって言ったじゃないか」
俺の頭がやっと状況に追いついた。
しかしここどこだ?俺があの人に蹴られたのは外だよな、ならなぜ屋根がある?
しかしまずはやるべき事がある
俺は瑞樹の顔に手を伸ばしその頬をつねった。
「痛い痛い!徹兄さん指!指放して!!」
よかった夢じゃないらしい。
すると由里ちゃんが抱きついてきた。
「わーーーいお兄ちゃんが目を覚ました!やっぱり由里のキスが効いたんだよ!」
何!?そんなことしてくれてたのに俺はぐっすり寝てたのか!!!
自分のしでかした事に後悔の念が芽生えている時、乙女が顔を赤くしながら
「由里、あんたそんな事してないでしょ!でたらめな事言わないの!!!」
なんだ残念、と、ふざけるのもここまでにしよう。
俺は横になっていた体を起こし乙女に聞いた。
「乙女、俺どうしてたんだ?」
「ん?あんた気絶してたのよ、それでそれを見つけたスタッフが休めるエリアに徹を横にした後、アナウンスで徹の特徴を放送したの」
「まじか、この年になって恥ずかしい////」
照れてる俺に呆れたような目で俺を見た後、乙女は言葉を続けた。
「それで徹がベンチにいなかったから探していた私たちはそのアナウンスでもしかしてって思ったら案の定ってことよ」
「そっか、すまん」
俺は素直に乙女に頭を下げた。
「徹お兄ちゃん!私も一生懸命探したよ!!」
「おおありがと!」
俺はピョンピョン跳ねてる由里ちゃんの頭を撫でた。
「ふにゃぁ////」
すると由里ちゃんは気持ち良さそうに体にすりすりっと体を擦りつけてきた
こうしてみると猫みたいだな。
俺は試しに顎を撫でてみた。
「ゴロゴロ////」
猫だ!
ハッと気付くと乙女が恐ろしい顔でこっちを見てた。
「あんたはまだ懲りてないようね」
「本当にすいません」
俺は床にザザッという効果音付きで土下座した。
するとふっと乙女が笑い拳を下ろしたかと思うと腕を引っ張りこんな事を言った。
「ほら早く!もう遊園地終わっちゃうよ」
そんな乙女に引っ張られるように皆で向かったのは遊園地と言えば誰でも知ってるのではないだろうか、遊園地の一番人気観覧者だ。
「早く乗ろう!」
「そうだな、じゃあ由里ちゃんと瑞樹も」
そう俺が言うと由里ちゃんは、考え込む人の様な恰好をしたかと思うとニコッと笑って
「うーーーん、しょうがない徹お兄ちゃんと乗りたいけど今日は瑞樹お兄ちゃんで我慢する」
と珍しい事を口にした。
彼女から我慢とゆう言葉が出てくるとは……………
すると瑞樹も俺の前に来て
「今日は乙女姉ちゃんと一緒に乗ってあげて」
「ん?まあ二人がそれでいいってゆうなら別に俺はいいけど」
「ありがとう徹兄ちゃん」
そういッた後俺達は観覧者に乗り込んだ。
「………………」
「………………」
何だ?なんで何も喋らないんだ?も、もしかしてまだ実は怒ってるとか?
乙女の顔をみると顔が異常なほど赤い、
「乙女大丈夫か?」
「ひゃひ!?////」
なんだその驚き方。
もしかして本当に熱でもあるとか?
俺は乙女の額に手を当てた。
「!?/////」
「うん、熱ではないな、顔赤いけど大丈夫か?」
「う、うん大丈夫!」
まあ本人が大丈夫って言うなら大丈夫なんだろうけど。
そうこうしてる内に一番高い所にまで来た。
俺は外を眺めた。
「あ!あそこ俺らの学校だな」
「そ、そうね」
「いやーこうして見ると滅茶苦茶下の人達が小さく見えるなぁ」
「そ、そうね」
さっきからこいつ「そ、そうね」しか言ってないじゃんか、もしかして
「おい乙女」
「え、な、なにかな?」
「もしかして、何か俺に言いたいんじゃないのか?」
「え!?…………ったく、なんでこういう事には勘がいいのよ、いつもは鈍感のくせに(ボソッ)」
「まあ言いづらいならいいけど」
俺は乙女がなんかボソッといったような気がしたが気にしない事にした。
「言う!!!」
「おおうっ!」
俺は乙女に詰め寄られ後ろに思いっきり顔を引いた。
ゴンッ!
頭をぶつけたがそれどころじゃない、乙女は気付いてないのかもしれないが俺と乙女の顔の間は定規(60センチ)一つ分以下の距離だ。
「あ、あなたの、こ、ことが」
「……………」
俺はあまりの気迫に何も言えなかった。
「す、す、す、す、す」
「…………ゴクッ」
俺は生唾を飲んだ。
「す、みゃああああああああああああああああああああああああ/////」
「な、なんだ、どうした!?」
「ガクッ」
「!?」
悲鳴をあげたかと思ったら今度は気絶!?
俺は倒れかけた乙女を必死に受け止めた。
俺は、とりあえず観覧者の扉が開いたので降りることにする。
由里ちゃんと瑞樹より先に降りた俺は、その場で二人を待つ。
そして由里ちゃんと瑞樹が降りた時、ぐったりした乙女を見て驚いていた。
「徹お兄ちゃん!お姉ちゃんどうしたの!?」
「ぐ、ぐったりしてる」
「分からない、俺に何か言おうとしたら倒れちゃって」
「何か言おうと……………ねえお兄ちゃんお姉ちゃん何か言おうとした時顔、赤かった?」
「あ、ああ」
「なら大丈夫!安心して」
「そ、そうなのか?ぐったりしてるけど」
「大丈夫!極度の緊張から来る気絶だから」
「そ、そうなのか?」
しかし、残念なことに乙女が気絶している間に閉園の時間になった。
リニューアル時期は閉園が早いらしい。
俺達が帰ってる途中、由里ちゃんが不安げな顔をしながら
「ごめんね徹お兄ちゃん」
「?なんで?」
「いや、今日はなんだか私たちばかり楽しんでた気がするから」
それを聞いた時、俺はやっぱり成長してるんだなという感想がでた。
「そんなことないよ、とても今日は楽しかった、こっちがお礼言いたいぐらいだよ」
「えへっ!それはお姉ちゃんに言ってあげて!!」
「言ってあげたら乙女姉ちゃんはきっと喜ぶよ」
「ああ」
そういい俺達は家へと帰って行った、それと、あの人に今日の理由を聞かないとな。
その後の話だが花蓮と遊園地行った時、遊園地で幼女と戯れる高校生の噂がたっていたとか。
そろそろプランAを実行に移したいと思います。
って言い方かっこよくないですか?
えっ!かっこよくない………そうですか自重します。
さてプランBはいつやろうかなぁーーーー!!!




