第十七話 ペットショップに行って可愛い犬を見るとテンションあがる
今日、大事なセーブデータを消しちゃう夢を見ました。
朝起きて夢だと気付いた時、めっちゃ夢で良かったと思いました。
実はさほど遠くない昔セーブデータ(同じゲームで)を二回連続で消しちゃった事があります。その影響ですかね?
とにかく本当に夢でよかったです。
ということで撫と一緒に行動することになった俺は、今洋服店に来ている。
一緒に行動するでも和服は目立ち過ぎなので、まあ、もうすでに来る途中すごい目立ちましたが。
こいつほとんど外に出てきた事がないらしい、なのでいちいちあれ何ですか?これは何ですか状態。
「色んなお洋服がありますね!」
(きっと俺が見ている一般的な物でもこいつにとっては物凄く新鮮に感じるんだろうな)
俺は多少苦笑いしながらそれを見ていた。
「どれか選んでいいぞ、その恰好じゃ外は目立つからな」
すると撫は、目をキラキラさせながら俺の顔の目の前まで近づいてきた。
「ほ、ほんとですか!しかし、私お金はありません・・・・・」
「いや、俺が買ってやるから。そんな選んでいいって言っといてお前にださせるかよ。あ、でもそんなに高くない奴で頼む」
「はい!!!」
そういうと撫は洋服を選び始めた。
お、もう何着か選んで持ってきた。
「徹様これって着付けする事はできるんでしょうか?」
「着付け?ああ試着か、あそこに試着室があるからそこで着てみな。
そういい俺は試着室を指差した。
「あそこで着れるのですか?」
「ああ、あそこで服を試着できる。まあ、それに決定するんだったら着替える必要はないが」
「いえ、着てみたいです!」
そういうと試着室に向かって服を大事そうに抱えながら向かった。
それからすぐ試着室のカーテンが開き、中から白いワンピースを着て恥ずかしそうにする撫が出てきた。
「ど、どうですか?」
「ああ凄い似合ってるよ」
実際凄く似合っている、まるでおとぎ話に出てくるお姫様の休日みたいだ!
まあ彼女は洋より和の方が似合いそうだけど。
ちなみに何着も服を試着し彼女が決まるまで続いた。
しかもそれからクレープ屋やペットショップやらと色々な店に入った、そのたびに
「こ、これは一体何ですか?」
「かわいい!実物はこんなにも可愛いものなのですね!」
「この食べ物甘くておいしいですね!!クセになりそうです」
こんな感じで体験することが全て初めての事らしく、新鮮な反応をみられた。
そして今俺達は、昨日と違う公園でベンチに座り休んでいる。
「ありがとうございます徹様」
「??俺なんかお礼されることしたか?」
すると少しの哀愁を撫から感じながら、俺は聞いた。
「いえ、私は家の中に拘束されている時、外の世界は俗物と教わりました。しかし、実際外に出てみてそんな事はないと分かりました。外に出ると楽しい事がいっぱいありました、かわいい実物のワンちゃんも見れ、他にも美味しい食べ物、素敵なお洋服・・・・・これも全部徹様が教えて下さったからです」
俺はあまり褒められる事がないので久しぶりに褒められたことで、すごい恥ずかしくなりほんのりと顔が赤くなった。
「いや、まあそんな大したことはしてない」
「いえいえ謙遜なさらないで下さい、徹様のおかげで私は一生この日を忘れません。私にとって今日一日の出来事は一生の宝です」
「そうか、お前にとって宝物になったんならよかった」
すると改めて撫は俺の方に向き直り俺の目を真っすぐ見て笑いながらこう言った。
「しかし私にとって外に出て一番よかったのは徹様と出会えた事です!」
「そ、そうか」
俺は撫から顔を反らし空を見る、今日は雲がないので星が鮮明にみえる。
星を見ていると撫も空を見た、そして静かに口を開く。
「私、星が好きです。星はいつでも綺麗だから、なので私は家の中から星を見るのが好きでした。星は雲がない時にその本当の美しさを下の人達にみせる、私の心はいつも雲がかかっています・・・・・しかし私はやっと雲をなくし私の星をみせる事が出来たんです。これも全て徹様のおかげです」
大分俺は信用されてるな・・・
俺は微妙な顔をした、それは今から撫に聞く事が正しいのか分からないから、でも俺は聞いておいた方がいいと思ので意を決して聞く事にした
「なあ、なんでそんなに俺の事信用してるんだ?もしかしたら俺もその松上家に近づくためかもよ?」
「・・・・・・・・・・・・・・」
しかしそんな俺の質問に笑みをみせた。
「徹様には私から近づきましたし、なにより私は徹様が松上家を通して私を見ていない事は判りますから、それとも松上家に近づくために私に良くして下さるのですか?」
「い、いやそうじゃねえけど」
あたふたとする俺をみて撫は笑った。
不覚にも、月の光もあるからかとても幻想的で美しいと思ってしまった。
(その笑みは世界も獲れるぜ)
「私は信用しています、それは何かではなく私の勘です」
「勘?」
スッとうなずいた
「ええ、徹様は信用しても大丈夫だと。私がそう思いました。徹様は優しいですから」
「これは驚いた!そんな事を言ったのはお前で三人目だよ」
(まあ三人しかいないという事でもあるんだが)
すると少し羨ましそうにした目で俺の方をみた。
「ではその二人はきっと徹様の事をよく知っていらっしゃるんですね」
「さあ、どうだろうな?」
まあ、知っていたとしても、もう関係ないが。
俺は不思議な胸の痛みを感じながらぎりぎり否定とも肯定とも取れない回答をした。
それを察したのかそれきり何かを言ってくる事はなかった。
俺達はそうして少しの間綺麗な星を見ていた、しかしそこに黒い服をきたいかにも不審者と、とれるような男がこっちをみて歩いてきた、そして公園の中に入ってきて俺達から五歩ぐらいの所で止まった。
そしてその黒い男はこう言った。
「お嬢様、みつけましたよ」
と。
さあ、ついに普通男に見つかってしまった二人!どうなってしまうのか?
あと、日本の古い名家ってお嬢様っていいますかね?
よく分かんないのに出すのもどうかと思いますけど。
それとこうして小説を書いてると本当に難しく、小説も一種の芸術なのかなって思います。俺も普通にお店とかに売っているレベルで書けるよう頑張ります!!!




