第十五話 ゴキブリって害がないけど害虫なんだよねー!
まず、十三話で十四で話で終わると言いましたが無理でした。
ていうか、俺自信が過去編をもっと書きたいと思ったので、作者が十三話で嘘をついた、ということにしといて下さい。
あ、趣味の話に変わりますが、アヤカシは歌うのが好きです。
しかし昔から喉が弱く、歌うとすぐに枯れてしまいます。
歌ったらすぐに飲料を補給です、まるで燃費が悪い車だね。
自慢が片手あれば足りる作者ですが、その一つに三歳の頃によく歌ってたいたのが鬼束ちひろの「月光」という自慢があります。
想像できますか?三歳の子供が「この腐敗した~♪」って歌ってたんですよ?
いやあ、俺だったら恐怖しますね。将来どんな子供になるのか不安になります。
俺は今、家からちょっと遠めの公園で歩き続けていた足を休めていた。
「ふう、まだまだ外は寒いな。家から温めのジャンパーかなんか持ってくればよかった」
ハァーっと手に暖かい息を吹きかけた。
自分の息に合わせて口から白い息がでる、ただ白い息がでる、それだけなのに今はとても寂しく感じられた。
「なんで俺なんだろうな?なんで俺の親はいないんだろうな?俺そんなに神様に嫌われるようなことしたか?」
俺は少し自虐的に笑い、いるかいないかもわからない神様に言ってみる。
「神様あんたは俺の事嫌いか?俺はお前が大っ嫌いだ!」
もちろん、こんな事言っても意味はなく、少し頭がどうかしてると首を横に振った。
俺は少し寒い体を温める為に体を一層丸めた。
すると、今までずっと歩いていた疲労が体にのしかかったのかと軽く睡魔が襲ってきた。
俺は少し目を瞑るだけという言い訳を作り目を閉じた。
「あのう?」
(ん?誰だ?人が気持よく眠ろうとしてるのにそんな無粋な事をしようとする奴は誰だ。まったく常識知らずだな)
もうすでに言い訳すら忘れて眠ろうとしてた。
俺は反応するのも面倒くさいので無視することに決めた。
「あのう?眠っていらっしゃるのですか?」
なかなかしつこい奴だ、眠ってる奴がいたらそっとしておくというのが世の常識だろうが!
「あのう?やはり眠ってらっしゃるのでしょうか?いやでもしかし起きてたら起きてたで何を話せばいいのでしょうか?」
さすがに俺は起きた、とにかくうるさい!
俺はガバッと起き初めてそいつの顔を見た、そこには長い黒髪が風に靡き和服を着、まさしく大和撫子という言葉がぴったり合うような容姿をしていた。
きっと普通の人だったら老若男女見惚れるであろう顔をしていた。
しかし、昔から徹はそういうのに疎くきっとこういうのを可愛いと言うんだろうな程度にしか感想がでてこなかった。
「おい、てめえ何人が気持よく眠ろうとしてんのを妨げてんだ」
俺は若干そいつを睨むような形で向き合った。
するといきなり起き文句を言われた事にびっくりしたのか半歩後ろに下がった。
「あっ、これは失礼致しました。起こしてしまいましたか」
すると土の上に正座し頭を下げてきた。
なんだ、こいつ不思議な奴だな?
「しかし、あなたはこんな時間に一体こんな所で何をしていらっしゃるんですか?」
「それ言ったらお前もそうじゃね?」
大人みたいな喋り方だがやはり子供だ、多分俺と同じ年だと思う。
ただ喋り方が、まだ声には幼さがあるが下手したら本体見なかったら子供だって気付かないんじゃないか?
そんな考えを凝らしていると、ふふっと女の子が笑った。
(何かおかしい事言ったか?)
するとその女の子はハッという顔をして
「も、申し訳ありません。その、考えているお姿が様になっているなと思いまして・・・・・」
俺はそんなに考えているのが似合うのか?それは新たな発見だな。
まあだからなんだというような感じではあるが。
ま、こいつそんな悪い奴には見えないし一応話は聞いてやるか。
するとその女の子は何かに気付いたようで、申し訳なさそうな顔から凛々しい顔になり自己紹介を始めた。
「お初にお目にかかります、私の名は松上 撫魅と申します」
(・・・・・・・・松上?どっかで聞いた事あるような気がするが、何だっけ?どこで耳にしたんだっけ?)
「あの?」
ああ、また考え込んでいたらしい。
相手が名乗ったのに自分が名乗らないのはフェア?じゃないので俺も名乗る事にした。
「俺の名前は鈴木 徹だ。気軽に徹とでも呼んでくれ」
「徹様ですね、素晴らしい名前だと思います。私の事も気軽に撫とお呼び下さい」
それよりこいつは何でここにいるんだ?
「なあ、撫はなんでこんな時間にここにいるんだ?」
「そうですね、徹様もなぜここにいるのかを教えて下さるのなら私も理由をお話します」
「俺の話をすると長くなる」
「かまいません」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・」
俺は一瞬こいつに本当の事を話すかどうか迷ったが、話す事にした。
もしかしたら心のどこかで誰かに俺の話を聞いてほしかったのかもしれない。
俺はなぜここにいるかを話す為にブランコに座った、撫も隣のブランコに座り俺の方を向いた。
そして俺は顔を下に向け自分の話をするために口を開いた。
「俺は元々孤児だった、何故かは知らないが、俺の親は何かの事故で死んだらしい。だから気付いた時には孤児院に居てさ、しかも俺は親の顔を知らないんだ。だけど四歳の時かな?俺の事を引き取りに来た家族がいたんだ。俺はよく分かんない内にそこの家族・・・・・いや居候になった。だけどその家の父や母は本当の子がいた、その子は俺に良くしてくれたよ。嫌がる素振りも見せずにむしろ喜んでくれた。最初は俺も家族を持てて嬉しいと思ったよ、だけど日が経てば経つほど考えは変わっていった。所詮俺はこの人達と本当の家族には到底なれないんだと。そんな時あいつは俺に家族証明書っていうのを渡してきたんだ。多分俺を励ましてくれたんだと思う、けど俺はそれでその子に対して嫉妬した。それでその子に対して酷い事言ってもう戻れないと思って家を出てきた!どうだ?つまんない話だろ?」
そして俺は下に向けていた顔を撫に向けた。
すると撫は
「・・・・・・・・・・・・・・・(涙)」
泣いていた・・・・・・・・泣いていた!?
「おい!?なんで泣く、どこに泣く話があった!?」
「いえ、すいません。そんな悲惨な過去があったなんて・・・・・軽々しくそんな話を教えて下さいだなんて・・・・・許して下さい!(涙)」
撫は物凄い勢いで謝ってきた。
俺はそんな反応になるなんて思っていなかったのでわたわたしてしまった。
「おい、頭を上げろ!これは俺が話そうと思って話した話なんだ・・・・・・・・いや、むしろこの話を誰かに聞いてほしかった。だからお前に感謝するよ」
まだ涙は流しているが少しほっとした表情で胸を押さえていた。
「徹様にそう言われて少し安心しました、では今度は私の番ですね」
すると今度は撫が少し落ち込んだ顔をして口を開いた。
「私は小さい頃から松上家に相応しい娘として育てられてきました、なので昔から厳しく教育され、それに見合うように努力もしたつもりです。なのに周りの人達は私を松上を通してとしか見てくれないのです。それに父上や母上も周りの人も誰も私を褒めてなどくれない、努力すればいつか父上も母上も私を見てくれると思っていました。なのに少しの失敗でお前は松上の名に傷をつけるつもりか・・・と」
「・・・・・・・・・・・・・・・・」
「私に近づいてくる者は、松上家と親しくなりたいか松上家の権力がほしいかのどっちかです。私に興味があるのではなく、松上家に興味があるだけどんだけ努力しても結局は松上家を褒め私は褒められずただただ結局松上家の一部として終わるのは嫌なのです!!!なので私も家から飛び出してきてしまったという事なのです・・・・・・・」
こいつはこいつで苦労してんだな。
やっぱり親がいてもそんな風に捉われちまう奴もいるのか。
勝手に自分の手が動き
ナデナデナデナデ
「ひゃう!?」
無意識のうちに撫の頭を撫でていた。
「ど、どうしたんですか徹様?」
「・・・・・・・・・・・・・・よく、頑張ったな。お前はえらいよ」
「!!!!!」
「周りが松上家としてお前をみるんだったらせめて俺は、俺だけは一個人の撫として見てやる、お前は俺なんかよりよっぽど立派だよ、だから自信持て」
「//////」
ちょっとくさかったか?
撫の顔を見ると真っ赤になっていた、きっと・・・・・・・・・・・・・・怒っているんだな、今だって偉そうなこと言ったしな、そりゃ怒るか。
「そ、そんなこと言われたの、初めてです////」
「すまん!」
「えっ?」
いきなり撫にむかって謝った俺をポカーンとした顔でみた。
なんで謝ったのか分からないという顔だ。
「な、なにを謝っているのですか?」
「いや、だってさっき言った事に対して怒ったから顔が赤くなったんだろ?」
すると両手を俺の前でブンブンと振り
「ち、違いますよ。私が赤くなったのは!・・・・・・・・・・」
「赤くなったのは?」
撫は少し悔しそうにして顔を俺からそむけた
「と、とにかく私は徹様に対して怒ったから顔が赤くなったわけではありません!」
「そうか、ならいいんだけど」
そんなこんなで今日はその公園で体を休めることにした。
なぜか寒さは感じなかった、ただ不思議と安心して眠る事が出来た。
みなざん、ぎいでくだざい!!!(泣)
恐ろしいそれはそれはもうホントに恐ろしい事が起きたんです・・・・・(ガタガタ)
今日パソコンに向かい小説を書いていると急に足に違和感を感じたんです。
わたしはその違和感の矛先である足を見ました。
な、なんとそこには、あろうことかあの有名なG様がいらっしゃったのです!!!!!
いやー久々にガチ絶叫しました、自分でも驚くほどの高い声がでた!
びっくりです!!!
さて作者の初めて体験は置いといて今回の小説、いや~新キャラですね。
アヤカシは名前から分かるように和風、妖怪、などといったものが大好きです。
どうしても大和撫子風の女の子を入れたかったんです。
さほどヒロインを増やす気はありませんが、自由!が座右の銘の作者にとっては些末ごとです。
なのでまあしばらくは過去編をお楽しみくだぁーさい!
あ~ゴキブリ恐かった(アヤカシはホントに虫が駄目)




