第4話 同居
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思春期真っただ中な男子が女子と同居した。ここまで聞いたら理想的なシュチュレーションだとおもうだろう。ただ、、
「こうなってなければな……」
「何か言った?」
「いいえ……なにも、、」
「そう?」
俺の目の前で首をかしげているのは現役銀髪美人JKにして、公安の刑事である、神女明香さんだ。そして、今俺たちは同じ家の俺の寝室にいる。(もちろん、別々の部屋で寝た!)そして、寝室の窓ガラスが、ベットに複数突き立っている。家具は散らばり、天井、壁問わず穴だらけ。
数分前、
ピピピ、ピピピ、ピピピ……
アラームの音が部屋に響き渡る。時計は6時を指している。
「え~っと、状況を整理しようか……」
俺はベットの上で足を組んで座り、昨夜起きたことを整理してみることにした。
まず、神女という女子が転校してきて、その子が実は俺のボディーガードで俺は特別な血を持ってて、世界中から狙われてて、よって、俺を守るために同居する……
「いやいやいやいやいや……納得できるかぁ!」
全く訳が分からない話だ。守るためとはいえ同居⁉そこまでする⁉いくつもの疑問が頭の中でオーバーヒートを起こしている。
こんこん
ドアがノックされた。
「おはよ。朝ごはん出来てるから早く着替えて来て」
神女にモーニングコールされた……。
俺はあっけにとられた。そして同時にこの状況を受け入れざる終えなくなった。
その時だった。窓ガラスが吹き飛んだのは。
「⁉」
声も出なかった。ただ無数のガラス片が殺意全開で飛んでくる。避ける間もなく、ベットから転げ落ちる。何回転か後ろに転がる俺の目の前に誰かが飛び出して来た。
「大丈夫?」
妙に大人っぽい声。つやがあり、寝起きにもかかわらず洗練された銀髪。きりっとした目元。
「かん……め?」
「刺さってはないみたいね。よかった」
何が起こったのか。俺の目は驚くほど鮮明に覚えていた。神女が飛び出してきて、手に持っていた包丁(両手に一本ずつ)を振り回して、ガラス片をはじいてくれたのだ。
「ありがとう…」
「驚いた。君、私の動きが見えてるのね」
「目はいい方なんだ。昔からね」
「なるほどね」
神女はなぜか納得したような顔をした。
そして、冒頭に戻る
「そてより、さっさと片付けるわよ」
「どうやって?」
神女に「そこに手をついて」と言われたので、俺は穴だらけの壁に右手をついた。
「――五指認証完了」
機械音が突然喋ったので、俺はのけぞった。壁についていた右手に何かがまとわりつく。その光は俺の手を銅線のように張って服の中に隠れてしまった。そして、手にまとわりついたものが形を得て……
「これって……!」
「――血液承認完了、生体認証、クリア。身体情報、脈拍、体温、すべて正常。‘‘MTG302‘‘起動します」
機械音による報告が終わり、俺の目の前に残弾とバッテリー残量、現在のモードが映し出された。
「それがあなたの銃。と言っても正式版じゃない試作品だけど。で、たぶん今、君の目の前にいろいろと映し出されてると思うけど、それほかに人には見えてないから安心して」
神女の声が聞こえる。それ以上に自分の鼓動がうるさい。この感覚を俺は知っている気がした。周りの様子が手に取るようにわかる。力がみなぎるとはこういうことを言うんだろう。同時に空間認識能力が向上したのだろうか。
様々な疑問が浮かんだがとにかく、敵を倒すことに集中しようと思った。
「それで、俺はどうすれば?」
「そうね……私の動きが見えるなら、そこから見学していて」
彼女は粉々に割れた窓を指さす。
「私が飛び出して敵を制圧するから、その様子をしっかり見て、今後の自分の自衛に役立てて」
うっそーーん
俺は自信はないが、とりあえずうなずいた。
「いくよ」
そう言うと、神女は姿を消した。慌てて、窓から外を見ると、敵が制圧されていた。首の方から血を流した死体と、その隣に神女がいた。
いや、これは見えん。
率直にそう思った。
「どう?見えた?」
「無理だよ」
「そっか……」
なぜかへこんでいる神女。戸惑う俺。朝方思わぬハプニングに襲われる俺なのだった。
続く。
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