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飛び出し注意くん  作者: 弘田邦友
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7

 帰ると玄関にママが立っていて、うそをついたことと夏休みの宿題をぜんぜんやっていなかったせいでぼくはすごくおこられて、一時間くらいくつをぬげなかった

 夏休みはのこり三週間もあったけど、学校が始まるまで外出きんしになった。

 スマホもゲームもさわらせてもらえなくて、まんがと本はあったけど宿題をやらないとおこられるからあんまり読まなかった。楽しみはご飯の時に見られるテレビだけになっていて、前まであまりテレビを見ていなかったから知らない人ばかりが大きい声を出し合っているのはそんなにおもしろくなかった。まんざいはおもしろかったけど。

 一こテレビがおわるとながれる天気予報をぼくはすごく気にしていて、きれいなお姉さんがまた台風が近づいていてもしかしたらここらへんを通るかもしれないとしゃべっていた。

 ぼくはいそいで宿題をやって、のこり一週間になった日にママにそれを見せたけど外出きんしはなくならなくて、けっきょく台風の日には間に合わなかった。

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