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欠陥品

 ここがゲームの舞台なのか?最悪だ。俺が落ちた先は見たことのある景色だったそこは多分いや絶対に東京である。ここで殺し合いが行われると思うとおもしろい話だ。


 そうだ。俺にはAIがいるはずだ。どうやって出せばいいんだ。ハローグークルとか言ったら出てくるんだろうか?俺は頭の中で出てこいAIと唱える。


 俺の目の前にはポリゴンが集まっていき次第に体のようなものを作り上げる。それは俺が想像したとおりではなく全くの別物になっていた。あのくそガキ嘘つきやがったな……

 しかしその美貌は俺が生きてきた中で一番のかわいさだった。美しいボディラインに大人っぽい顔つき。しかし、目の灰色はいかにもAIっぽい。目の死んでる感じとか……


「あなたがマスターですか?あなたをなんとお呼びしたらいいんでしょうか?あとなんで私は女子高校生の制服を着さされているのでしょうか?」


「俺の名前は捲。まくるって呼んでくれればいいよ。女子高校生の制服ってゆうのはまあ気にするな。」


「そうですか……AIなのに感情を持ってしまった私もそうですが、あなたもあなたですね。変態さん。」


「……?変態呼ばわりはやめてくれ。あのくくそガキに飲んでも設定できるって……。そんなことよりここはどこで何をすればいいんだよ!できるだけ戦闘は避けたいし、死にたくないぞ。」


「そうですね変態さん。まず最初は、あなたはチームに入ることをおすすめします。仲間で戦うのです。あなたみたいに弱い人がソロプレイしているとすぐ死んで終わります。でもあなたみたいな雑魚別にいらないんですよね……。」


「え?ここには内部通貨があってそれを奪い合うんだろ?仲間で殺し合ったりしないのか。」


「それはチームで登録するとその人は殺せなくなるんですよ。それで内部通過は共有することができます。だから信じられる人となる方がいいんですけどね……。」


「次に聞きたいこと何だが、戦闘についてだ。俺みたいに人を殺すことができないようなやつはどうするんだ?」


「それはですね。戦闘には『死』と降参があります。死はそのままの意味です。降参の方ですが、降参した相手には逆らうことは絶対のこと、命令は絶対になります。逆らうと電撃が走ります。まぁ死なない程度の……。死んだ方がましかもしれません。」


「なら、降参させればいいんだな。戦うことは別にしないし、チームに入って、いもっとくか。いいぞ。ありがとう。AI。」


「そうでした。私の名前を決めていただければと思います。変態さんが、AIでいいというのなら、強制はしないんですが……。」


「そうだな……。君は唯一感情を持つAIなんだろ?なら君は今日からキーだな。理由は聞かないでください。恥ずかしい……。」


「キーですか……。いいですね!理由も聞きたいんですが、そうゆうならいいです。私うれしいです。」


 予想以上に喜んでくれてよかった。ニコニコ笑うその姿はAIとは違うものだった。ニコニコといってもそこまで喜んでいる訳ではないが……。


「んじゃ戻ってくれ、キー。」


「あっ忘れてました。私一度呼び出されると戻れないんですよね。欠陥品だから。そこにいると思わなくていいんでよろしくお願いします。」


「……!マジですか?」


「マジです。おおマジです。」


欠陥品のAIが仲間になった。

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