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世界を変えれるだけの力を持つ俺の今後はどうなってしまうのだろうか?  作者: 陽空
第2章インティア王国・ユートピアと呼ばれる街カンタラ
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えらい事に俺の正体が色々とバレました。

ブックマークありがとうございます。

より良い作品を作り上げるよう今以上に努力していきます。

 ペスタークにどうやら俺の正体がバレたらしい・・・


 遠い目をする俺・・・


 ペスタークは俺を睨み付けながらも、口は笑みを浮かべておりやる気満々である。


 そんなペスタークに俺は声を掛ける。


 「なぁ〜ペスターク、一応闘技場のルールに則って闘うよな?」

 「・・・ああ、いいじゃろ、しかしそれではこの場所では窮屈じゃの〜」

 「ああ、それなら問題ないよ!」


 と俺は天に向かい魔法を詠唱する。


 闘技場の天井吹き抜け部分を囲う様に魔法陣が現れる、それは一つでは無く複数あり、大きさが疎らで、円形状の魔法陣の外周は規則正しく凹凸がある。

 中央の一番大きい魔法陣はゆっくり回転しており、一番大きい魔法陣の凹凸が、他の魔法陣の凹凸と重なり、重なった魔法陣は大きい魔法陣と同じ様に回転を始める。


 それはあたかも歯車の様であった。


 全ての魔法陣が縦横と重なり、回転を始めてルーが魔法を唱える。



 「時の歯車【僧侶神位魔法】」



 すると魔法陣は動きを止める・・・


 特に何も起こる事も無くルーはぺスタークに話し掛ける。


 「待たせたなペスターク」


 とルーは言葉をペスタークに掛ける。


 「時間を止めたのか・・・まぁ〜ええじゃろ」


 とペスタークは言葉を発した。


 その言葉を聞いたアルマは2人の会話がすぐに理解出来なかった。しかし、ふと観客席に目をやるとそれが直ぐに理解できた。


 観客席に居る人々は魔法が発動する前の姿で固まっていたのである。ある者は手を振り上げその状態で動きが止まり、ある者は宙に浮いたままの状態で動きが止まっていた。



 その現象に驚き目を見開いているアルマにルーが声を掛ける。


 「心配すんな時間が止まってる間は誰も死ぬ事ないから・・・今この場にいる3人以外はな!」


 そう・・・どんな強力な攻撃であっても時が止まっている以上誰も干渉する事は出来ないのである。




 ルーはペスタークと対峙する為、マジックハンドにスキル【気刀】を最大限に込め構える。


 それを見たペスタークがルーに言葉を掛ける。


 「わしを舐めておるのかの?はよ、準備致せ!!」

 「えっ!いいの?!」

 「そんなお前に勝った所で、ワシはなんも楽しゅうないわ!」


 そう言葉を発したペスタークとそれを聞いたルーは互いに口元が緩む。


 準備を始めようとするルーにペスタークは疑問をぶつける為に言葉を掛ける。


 「ところで、勇者アルマよ、何故その様な奇怪な格好をしておるのじゃ?」


 それを聞いたルーは


 「ああ、今遊び人やってるんだよ」


 とその問いに答える。


 それを後ろで聞いていた少女のアルマは・・・


 「ゆ、勇者アルマ???」


 と小声で呟く・・・


 ぺスタークが【アルマ】と名を呼ぶその人物は決して少女のアルマに掛けられた言葉では無かった、それは奇怪な格好をしているルーに向けられて放たれた言葉であった。


 ペスタークが再度質問する。


 「なるほどの〜しかし勇者アルマよ、その格好はちぃとセンス悪いぞよ!」

 「そっか?俺結構気に入ってるんだけど・・・」


 勿論ルーの今の装備は今持っている最強装備【虎柄のステテコパンツ】【緑色のももひき】【角2つ】である。


 「ふむもう少し考えた方がええじゃろ!」

 「う~ん・・・でも今装備出来るもん無いしな!・・・」


 と服の事で考え出すルーの元に少女アルマが歩み寄り、ルーの服を引っ張る。それに気が付いたルーは少女アルマの方に顔を向けると、少女アルマは何故か怒っている様だった・・・


 そして少女アルマがルーに声を掛ける。


 「なぁ~ルーお兄ぃ~勇者アルマって誰だよ!!」

 「そりゃ勇者アルマって言えば・・・・」


 ルーは慌ててぺスタークの方に顔を向けぺスタークに声を掛ける!


 「ぺスターク!!初めまして俺の名前はルー!!今後ともヨロシク!!」


 とルーは爽やかに笑顔を作り額に汗しながらその場をやり過ごそうとする。

 そんなルーに不思議な顔をしてぺスタークは話掛ける。


 「何を言っておるのじゃ!初めてでは無いであろう!勇者アルマよ!!」

 「嫌俺ルーだし!!」 

 「・・・・嫌勇者アルマじゃ!!」

 「嫌俺ルーだし!!」

 「・・・・嫌勇者アルマじゃ!!」

 「嫌俺ルーだし!!」

 

 ルーとぺスタークはムキになり互いに譲らずそれは何回も繰り返される・・・・


 「嫌勇者アルマじゃ!!」「嫌俺ルーだし!!」「嫌勇者アルマじゃ!!」「嫌俺ルーだし!!」「嫌勇者アルマじゃ!!」「嫌俺ルーだし!!」「嫌勇者アルマじゃ!!」「嫌俺ルーだし!!」「嫌勇者アルマじゃ!!」「嫌俺ルーだし!!」「嫌勇者アルマじゃ!!」「嫌俺ルーだし!!」「嫌勇者アルマじゃ!!」「嫌俺ルーだし!!」「嫌勇者アルマじゃ!!」「嫌俺ルーだし!!」「嫌勇者アルマじゃ!!」「嫌俺ルーだし!!」「嫌勇者アルマじゃ!!」「嫌俺ルーだし!!」「嫌勇者アルマじゃ!!」「嫌俺ルーだし!!」・・・・・

 

 「嫌ルーじゃ!!」「そう俺ルーだし!!」

 

 そして・・・最後はぺスタークが名前を間違い、決着がつくのである。

 その決着がつきルーは自信たっぷりに両手を腰に置く、ぺスタークは崩れ落ちる両手と両膝を地に付ける。


 自信たっぷりのルーは少女アルマの方に振り返ると、言葉を掛ける


 「どうだ、勘違いって怖いよな?!ははははは」


 と誤魔化すルーであったが・・・


 少女アルマの目は疑いの目をしておりルーに言葉を掛ける。


 「ルーお兄ぃ~後でちゃんと聞かせて貰うかんな!!」

 「はははははは」


 と笑って誤魔化すルーであったが、もはや少女アルマにはホントの事を伝えなければならないなと思うのである。


 そうルーが初めてぺスタークと対峙した時の職業は勇者の時であった、その最初の1回だけ名前を名乗り出てそれをぺスタークが覚えていたのである。勿論ルーも最初のぺスタークとの闘いは鮮明に記憶しておりぺースタークから掛けられた言葉につい反応してしまったのである。



 崩れ落ちたぺスタークが態勢を戻しルーに言葉を掛ける。


 「まぁ~ええじゃろ、お前さんも色々とあるじゃろからな、はよ準備致せ!」

 「ああ、すまんすまん、じゃ~さっそく」


 ルーはスキル【気刀】の最大の気を纏ったマジックハンドを地に突き立てると魔法詠唱を始める。


 「ラメディル【火属性無効魔法】、タオディル【水属性無効魔法】、キバディル【風属性無効魔法】、ウィルディル【土属性無効魔法】、ライディル【光属性無効魔法】、ダクディル【闇属性無効魔法】、キルバイト【攻撃力上昇魔法】、クルド【防御力上昇魔法】、ピリド【速さ上昇魔法】、タフダント【スタミナ上昇魔法】、マジックバリア【魔法防御上昇魔法】、・・・・【続く】」


 ルーは計20個の魔法を駆使して基本能力の能力向上と属性無効を施し、そして次に・・・


 「スキル【思金神オモヒカネ】、スキル【天津麻羅アマツマラ】、スキル【伊斯許理度売命イシコリドメ】、スキル【天宇受売命アメノウズメ】、スキル【布刀玉命フトダマ】、スキル【玉祖命タマノオヤ】、スキル【天児屋命アメノコヤネ】、スキル【天手力男神アメノタチカラヲ】」


 スキルでも同様に基本能力を上げ、最後に・・・・


 「スキル【天照大御神アマテラス】」


 と攻撃能力を最大に引き上げるのであった。


 ステータスがMAXであってもそれはステータス上の限界値であり、その以上の能力を得るには魔法もしくはスキルで補う必要がある。それでもぺスタークの能力値には全くと言っていい程及ばないのであるが、勝つ事を考えるのであれば少しでも能力を上げておくのは必然。



 スキル【天照大御神アマテラス】その昔洞窟の前に天岩カエルムラピスを置き閉じこもった者が居た、その天岩カエルムラピスをありとあらゆる全ての種が退けようと試みたが、それは叶わなかった・・・

 では何故?天岩カエルムラピスを置けたのかと言うと、それを置いた者がスキルを天照大御神アマテラスを使用してその天岩カエルムラピスを置いたからである。


 【天岩(カエルムラピス)】神が作りし岩で、その岩は加工おろか、手の平サイズの物でも持ち上げる事が出来ない鉱石である。



 そしてルーはウインドウ画面からある武器を具現化して、それを装備するのであるが、その武器を見たアルマが焦りルーに言葉を掛ける。


 「な、な!!ルーお兄ぃ!!ふざけてる場合じゃーねぇぞ!!」

 「ん?ああ・・・これな!俺専用の武器だ!!」

 「何言ってんだよ!!そんな武器ならマジックハンドの方が数倍いいよ!!」

 「はははは、まぁ~そう見えても仕方ないかな!」


 アルマが見たルーの武器はアックスであった・・・


 しかしまだ普通の斧なら文句も少なかったのだが、その斧の胴体部分は細い木で出来ており、何より刃先部分の作りが雑であった。刃先がキチンと整えられてらず、その斧では巻きもろくに両断する事は不可能だと思われたからである。


 不安そうなアルマにルーが声を掛ける・・・


 「これは俺が作った斧なんだ!」

 「ルーお兄ぃが?!」

 「ああ、この胴体部分は【ひのきの棒】と言ってな、どんな職業でも装備出来る唯一の武器なんだ!!」


 それを聞いたアルマは尚不安になる。



 【ひのきの棒】ひの木と言う木を加工して出来る武器で、最近ではご老人の杖代わりによく用いられる武器である。



 さらにルーが言葉を続ける・・・


 「そしてこの斧部分、これがさぁ~難しくて!途中で嫌になってしまってこの有様だよ!あははははは」


 と笑うルー、それを遠い目で見るアルマ。


 そう・・・如何に【運】以外ステータスMAXでも苦手なものは苦手なのである。


 不安なアルマは更にルーに言葉を掛ける。


 「なぁー!!!ルーお兄ぃ何で斧なんだよ!そんなの当たるのかよ!!」

 「あはははは、そうか!アルマは初めてだったよな!」

 「何がだよ!!!」

 「俺はな・・・剣は殆ど使わないんだ!」

 「どうゆう事だよ?!」

 「俺は斧使いなんだよ!」

 「??!!」

 

 そうルーは斧使いである。しかし剣とは違いそのもっさりした武器は攻撃力こそ高いが機動性は失われ決闘試合では殆ど使われない武器である。決闘試合で主に用いられるのが機動性を重視した片手剣であり、今ルーとアルマの目の前に居るぺスタークの人間の限界値は遥かに凌駕した動きに、斧が当たる事などアルマには考えられなかったからである。


 再度ルーに確認を取るアルマ


 「あ、当たるのかよ?・・・」


 ルーはアルマに微笑み言葉を掛ける。


 「まぁ~見てな!!」


 そう言葉を発したルーの顔は自信に満ち溢れ、もうそれ以上アルマはルーに言葉を掛ける事は無かった。


 ルーはスキル【気刀】でその斧の最大限の気を流し込む、そして先ほど使用したスキル【天照大御神アマテラス】のオーラがルーの手を伝い斧を包み込む。


 オーラに包まれた斧は形状を大きく変化させ刃先がキチンと整えられ胴体部分も太くなる。

 全てが太陽の様に光り輝き一切の曇りも見せず神々しく光るその斧は、さっきの軟弱さは無く、力強く大きさも2mを超える物になっていた。


 それを見たぺスタークがルーに言葉を掛ける。


 「準備出来た様じゃの~久々に見る破壊斧(ルドララブリュス)・・・やはり美しいの」

 「すまん待たせたな!じゃ~早速始めるとするか!」


 ルーとぺスタークはそう言葉を発すると口元を緩め、お互い武器を構え・・・・



 そして・・・



 2人は地面を力一杯蹴る!!!

ここまで読んで頂いてありがとうございます。

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